宮崎県小林市に陰陽石という男女の性器に似た巨岩があります。
各地に男女の性器を祀った寺社仏閣は幾つかありますが、自然に出来たものは珍しいです。
それも超巨大です。
こちらは男性器型の岩です。高さは5m以上あります。
また、男性器型の巨岩のすぐ後ろ側に、一目では分かりづらいですが女性器型の岩もあります。しめ縄が飾られています。
この陰陽石を見た方は、おそらく「よくこのような性器の形に良く似た巨岩が自然に出来たものだな」と感嘆するでしょう。
この陰陽石は、「約33万年前の大噴火で発生した加久藤火砕流により、多量の火山灰や溶岩が堆積、それが川により侵食されて形成された奇岩である」とされています。
引用ウィキペディア
しかし、これは自然に出来たものではないのです。
当地の伝承では次のよう伝わっています。
「昇天の龍が、この地に居合わせた美女に見惚れて降り、そのまま化石となり名勝陰陽石になったと言われる。この地には古来より縁結び、安産、工産、商産とあらゆる生産の開運の神であられる皇産霊神(むすびのかみ)が祀られている。」
陰陽石のすぐそばにある陰陽石神社の案内板にも書かれています。
つまり、陰陽石は、龍の雌雄の性器ということになります。
そして、その龍は、皇産霊神(むすびのかみ)という神でもあるのです。
皇産霊神とは、造化三神、天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高御産日神(たかみむすびのかみ)、神産日神(かみむしびのかみ)のうちの高御産日神、神産日神の二神だと考えられます。
この二神はむすびの神であり、古事記上では天地開闢の際に現れた神です。
また、高御産日神が男神、神産日神が女神という説もあることから、この二神が陰陽石の持ち主であり、人間の前身である神々(国津神)の生みの親とも言えると考えています。
そして、二神の本体は龍であり、人間のような姿にも変身出来ていたのでしょう。
地球の神々の祖が、この陰陽石になったと言える、と考えています。
そういう意味では、日本の中の九州の小林の地が神々の発祥とも言えます。
同じ宮崎県の高千穂町には天孫(瓊瓊杵尊)降臨の伝説もありますし、陰陽石の近くにそびえる高千穂岳は、イザナギ、イザナミが国産みの際に使ったとされる天逆鉾(あめのさかほこ)もあります。当地周辺は、神々の伝承には事欠かない場所です。
是非一度、陰陽石を見学して見てください。感じるものがあるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。



