末法が終わる!(続) | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

1年前に末法に関して記事を書きました。

<末法が終わる!>

 

末法の終焉が2019年、新たな時代の到来が2020年であるこをご紹介したのですが、少し修正が必要なことが分かりました。末法終焉の時期について大きな変更はありませんが、誤差が生じたのです。

 

日本で末法に入ったとされるのは1052年です。最澄が著した末法燈明記(801年)に書かれており、その250年後の鎌倉時代に、末法に突入すると大騒ぎになったのが歴史で習う末法思想です。

 

末法時代に入ると、仏教の偽の教えが広まり、簡単に言えば社会は荒廃するとされています。その期間にも諸説ありますが、信憑性が高いのは正法千年像法千年末法千年の三千年間の三時(さんじ)です。

 

神代の荒廃を戒めるため、天(佛)が神から神通力を取り払い、地球上のトップを人間にして始めたのが三千年間の三時なのです。正法、像法、末法と進んでいくうちに、正しい天の教えはだんだん忘れ去られ、末法に入ると邪神が佛にとって代わり、偽の教えを広めて行き、社会がだんだん混乱していくのです。

 

1052年以降、もう少しで1000年になりますが、この間の伝えられている勝者の歴史を顧みるだけでも、確かに社会は荒廃しています。

 

特に近代以降、現代に至るまでの人間社会は、表向きは資本主義社会とか民主主義社会と言って進んだ社会になったと言われてはいますが、矛盾だらけではあるのは皆さんご存知の通りです。

 

それもそのはず、現代は末法の最末期ですから悪くなって行くのは当然です。

 

末法千年ですから、1052年から千年ですと末法終了年は2051年となりますが、私は独自の考え方により、正法968年、像法968年、末法968年であると計算したのが、前回記事の内容でした。

 

今回は、ここに誤差を生じていたことが分かりましたので、修正します。

 

まず、末法の期間千年というのは、当然、釈迦(ゴーダマシッダルータ)が没した当時の暦で計算しての千年です。

 

我々が現代使用している暦は、明治5年(1872年)に導入されたグレゴリオ暦です。太陽の動きをベースにした太陽暦で、4年に一度うるう年があるのはご存知のとおりです。

<WIKI:グレゴリオ歴>

 

グレゴリオ暦が導入される以前の日本で、暦が導入された記録は飛鳥時代に伝わった中国歴が最初とされているようで、その後、862年に同じく中国から伝わった宣明暦(せんみょうれき)に切り替えられ、明治5年にグレゴリオ暦に切り替えられるまで長い間使われて来ました。

 

我々が現在、旧暦とか陰暦と呼ぶのはこの宣明歴のことですが、その前の中国歴も含めて正確には太陰太陽歴と呼ばれる暦です。

<WIKI:太陰太陽暦>

 

太陰太陽暦は、月の動きをベースにした太陰暦に、太陽の動きも参考にして3年ごとにうるう月を入れ、13月が生じるところに特徴があります。3年に一度13月が存在するのです。

 

太陰暦だと、1年=354.367となるため、太陽暦と比較すると1年に約10日ずれていき、3年で30日、約一カ月ずれることになります。このままだと日本のように四季が明確な国では、月と季節感に大きなかい離が生まれる時期が生じてしまい、農業を初めとした日常生活に不都合を生じる場合も発生します。

 

そこで、月と季節感を合わせるため、前述の太陰太陽暦が発明され、飛鳥時代に日本にも導入されたのです。

 

人間中心文明が誕生した時の暦は、太陽暦でも太陰太陽歴でもなく、太陰暦が主体だったのです。

 

従って、末法千年を考える時は、太陰暦の千年で考えなければ大きな誤差が生じるのです。

 

太陰暦は1年=354.367日ですから、千年=354,367日となります。

 

これを太陽暦に換算するため1年=365.242で割ると、太陰暦千年=太陽暦970.2となるのです。太陰暦の千年は、太陽暦では約30年短くなるのです。

 

末法が始まったのが1052年ですから、これに970年を足すと2022年となります。つまり、末法の期間は1052年から2021年の970年間で、末法が明けるのが2022年ということになります。

 

私は、前回の記事を書いていた時は、うるう年が生じる誤差を考慮していなかったため末法の千年は太陽暦で968年としていましたが、正確には970年となります。

 

末法の最終盤は、特に混乱した時代になります。人類の反省を促すためです。

 

そして末法が明けてから新しい正しい時代に入ることになるのです。

 

そうしますと、これから2021年までは、世界的にどんどん混迷して行くことになります。数年前からISのテロ、北朝鮮問題、昨年終盤には韓国大統領問題、米国のトランプ大統領就任と波乱が続いていますが、まだまだ序章。これからもっと混乱した状況になるでしょう。国内でもいろいろな政治的問題が出て来ています。

 

2020年に開催予定の東京オリンピック。私は以前までは2019年に末法が終了し、末法明けてからの神国日本での開催なので、新たな時代の出発になるお祝いだと考えていましたが、末法明けが2022年であることが分かった以上、それは間違っていたことになります。

<神国日本の仕組み⑤>

 

世界中が混乱した中での開催、もしくは開催自体も危ぶまれる状況になるのではないでしょうか。昨年、小池都知事が就任し、オリンピック会場問題が勃発したのは、このことを示唆しているのではないかと憂慮しだしたところです。

 

末法の最終盤、個々の人々が目覚めなければならないのです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。