<WIKI:神田川>
南こうせつとかぐや姫の歌謡曲になって一気に全国的に有名になった川ですが、実際に都心部で見ると、大変汚れた川で、歌詞から連想されるシチュエーションとは随分異なり、興醒めしてしまいます。
しかし、この神田川、浄化システム上は大変重要な役割があるのです。
まず、その名についている『神田』。
神田とは、現在の東京都神田周辺のことですが、この辺りは神(天部)の魂が浄化される場所を示しているのです。
神田には都内でも有名な神田明神がありますし、隣には神保町です。神保町は「神の魂を保つ」と読めますね。神保町から神田にかけては大変神聖な場所なのです。だからこそ、すぐ南に皇居が造られたのでしょう。
浄化される魂は、多くの場合、水道によって運ばれます。地表を流れる水道が河川であり、地下を流れる水道が地下水脈です。現代では水道と言えば上水道のことを指しますが、本来の水道の意味は魂が流れる道なのです。
<水道の真実>
現在では、神は地球上に見える形で存在していませんが、神代の頃は、普通に神が人の姿をして存在していました(これを神人と呼ぶようです)。それらの神の魂を浄化する川が神田川だったのです。
ところで、神田川の源流はどこかご存知ですか?
実は、都下の武蔵野市と三鷹市に跨っている井の頭池なのです。一帯は広大な井の頭恩賜公園となっています。
源流が高い山でないことが、おかしいと思いませんか?
「井の頭」の「井」は、地下水脈が地表と繋がった場所のことです。「頭」は最初ですね。井の頭池は、浄化される神の魂が最初に集まる池なのです。
ちなみに、井戸は人間が水を得るために掘りますが、掘った瞬間に霊的には魂の通り道となってしまいます。従って、井戸を粗末に扱うと大変なしっぺ返しがあるのです。井戸をきちんとした手続きをせずに埋めてしまった家庭は、末代まで災いが生じることが多いです。心当たりのある方は専門家に相談してみてくださいね。改善すれば波動が一気に上がりますよ。
井の頭池は、雨水が溜まったものではなく、奥秩父山系から水道が繋がっており、そこに集められた魂が、地下水脈を通って地表に出て来た場所なのです。
東京都には、同様な池が幾つかあります。善福寺池、石神井池、神代公園、洗足池、代々木公園、新宿御苑なのです。これらは全て地下水脈が地表に出て来た「井」なのです。
その中でも、井の頭池は寿命を全うした神の魂が集められる場所で、これから神田川を流れて浄化され、東京湾から世界中へ旅立っていくスタートラインなのです。
井の頭池
神田川源流
神田川の水道は、井の頭池を源流として、高井戸、永福、中野、下落合から神田へ繋がります。この間には、大宮八幡神社や氷川神社など水神を祀る大きな神社があります。
東中野にある氷川神社
しかし、冒頭に書きましたように、現在の神田川は神の魂が流れる川とはとても思えないような汚い川になっています。それでも以前よりは綺麗になっているようですが。
この原因は、都心部が都市化した結果だからですが、それだけではなく、川の流れを変えられることで結界を張られてしまい、神の魂が流れることが出来なくなったことが最大の要因なのです。
魂が流れなくなった川、及びその周辺は、どんどん波動が下がり、周辺の町も発展しなくなります。
現在の神田川は秋葉原の万世橋付近で東側に流れ、浅草橋で隅田川に合流してエンドです。
<ヤフー地図:神田川>
しかし、本来の神田川は、万世橋付近から南下して、現在の神田を通り八重洲、京橋を経由して東京湾に流れ込んでいたはずです。
<ヤフー地図:神田周辺>
1590年に江戸に入った徳川家康が神田上水の整備をしたようですが、その後、熊襲の策略によって万世橋付近から東へ流れを変え、隅田川へ繋げられたようです。
さらに明治に入って、水道橋付近から南下し、日本橋へ流れるルート(現在の日本橋川)が出来たようです。
<ヤフー地図:神田川付近>
このようにして、神田川は流れを変えられ、波動を下げられてきたのです。流れを変えられた本来神田川があった場所は、現在では寂れています。波動が下がれば、町は発展しないのです。これは全国各地の古い町で見られる光景です。
神田川という名の川は東京以外にも全国にたくさんあります。他にも「神」が付いた川がありますが、これらの川は霊的に重要な川であることを知るべきです。日本の川は、単に雨水が流れる川ではないのです。霊的な水道です。川は綺麗な状態に保たなければならないのです。
ちなみに、東京の神田川の結界は解けたので、今後周辺の波動は上がっていくはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。