天神七代 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

昨年は、波動がより一層世の中の上がり、その影響が社会変化にも少しずつですが表れてきました。今年は、その動きが本格的に加速して行くと思われます。

さて、今年最初の記事は天神についてです。

天神様と言えば菅原道真を思い浮かべると思います。何故、菅原道真が天神様なのかといいますと、菅原道真の魂は天神様の魂が転生したものだからです。昔の人はそのことを分かっていたのですね。

それでは、その天神様とは如何なる神様なのでしょうか?

実は、この定義がはっきりしていないのです。

古事記では、始源神創造主として、造化三神である天之御中主神高御産巣日神神産巣日神が登場します。

その後、宇摩志阿斯訶備比古遲神天之常立神が続き、神代七代(かみよななよ)の筆頭國之常立神となっています。

日本書記では、古事記の神代七代の筆頭である國之常立神が最初の神として登場します。
<WIKI:神代七代>

天神様は、具体的には、これらのどの神に当たるのでしょうか?

記紀を調べて以来の私の疑問でした。私は、古事記の造化三神が天神様に当たると思っていました。

しかし、これら造化三神は天津神ではあっても、真の天神様ではなかったのです。

そのことは、竹内文書を調べることで判明しました。
<真の歴史書>

神武天皇を初代とする人皇(人間の天皇)百二十五代以前に、ウガヤ朝七十三代(人皇初代神武天皇は第七十三代で重複)の神の天皇というべき天皇の系統がありました。

さらにそれ以前に、日本神話に登場する神々の上古(天津神の天皇)二十五代が存在するのです。初代天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇から山幸彦の別名で有名な第二十五代天津彦火火出見身光天津日嗣天日天皇までです。この期間は何と約3200億年間も続いているのです。気が遠くなります。

しかし、しかし、さらに古い時代に宇宙は誕生したのです。その時代こそが天神様が存在した時代なのです。

それが天神七代(てんじんななよ、てんじんななだい)なのです。天神七代は造化三神以前の神、真の始源神なのです。
<WIKI:竹内文書による歴代天皇>

天神七代の最初の天皇、元無極躰主王大御神(もとふみくらいのみのぬしおおみかみ)とは宇宙の創造主。一番最初の始源神、宇宙そのものです。

その次、第二代中未分主大神尊(なかなしわかれぬしおおかみ)、第三代天地分主尊大神(あめつちわかれぬしおおかみ)の時代に宇宙に陰陽が出来、天地が誕生したようです。

そして第四代天地分大底主大神(あめつちわかれしおおそこぬしおおかみ)の時代に銀河系が誕生し、太陽系、地球も形ができたようです。

次の第五代天一天柱主大神(あめはじめあめはしらのおおかみ)、第六代国万造主大神(くによろずつくりぬしおおかみ)の時代に、長い時間をかけて地球の表面が溶岩状の状態から固型化し、陸地と海に分かれたようです。生物が誕生する環境が整ったのです。

ちなみに、竹内文書には、この六代天皇の終了時点が約3600億年前という途方もない遠い過去とされています。それ以前の時代は不明とされていますから、宇宙誕生は兆年単位以上の昔に遡ると思われます。

我々は、宇宙誕生は130億年前などと教えられますが、実際には想像もできないような遠い昔の出来事なのです。地球誕生でさえもっと遠い昔なのです。人間の科学力では解明できないのです。宇宙観が変わります。

そして、約3600億年前に第七代天御光太陽貴王日大御神(あめのみひかりおおひなかきおおみかみ)という太陽神が誕生し、地球上に生物が創造させられるのです。地球上にはまだ人間は誕生していない時代です。

この大御神こそ、真の天照大御神であり、天照日大神(今後は第七代天皇を天照日大神と呼びます)とも呼ばれる男神なのです。私たちが一般的にアマテラスと呼ぶ女神や素戔嗚尊の時代は、これよりもずっと後、3000億年以上も後の時代なのです。気が遠くなりますね。

また、天照日大神にはが存在し、並列して第七代天皇とされています。その天神は、天御光太陰貴王女大御神(あめみひかりおおいんなかきおうめのおおかみ)であり、この神が最初の月神女神なのです。この時代に月が誕生したことになります。

太陽神、月神という陽と陰の神がそろい、地球上に生物が創造させられたのでしょう。天照日大神は、地球上に降臨し、約360億年間、初期の地球を治めていたのです。

これら七代八柱の神が天神様であり、天神七代と呼ばれるのです。冒頭の菅原道真の魂は、天照日大神の魂が転生したものだったのです。従って、菅原道真を祀る全国にたくさんある天満宮の系統は、実質的には天神七代を祀っていることになるのでしょう。

ところで、造化三神の天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神や神代七代の國之常立神などは、天神七代の次の代から始まる、上古二十五代天皇に属しているのです。
天之御中主神が上古第四代天皇であり、高御産巣日神が第十代天皇、神産巣日神が第十一代天皇、國之常立神が第十四代天皇ということになります。

これらの神が、造化三神、神代七代であるというのは、古事記編纂者の改竄ということになります。

ちなみに、天神七代を祀っている神社はほとんどありませんが、福岡県の大根地神社には、祭神名こそ書かれていませんが、天神七代が祀られています。

大根地神社②

(クリック拡大)

大根地神社①

このように、良く調べていけば、真実は隠されているのです。

真の歴史を知らずして、伊勢神宮を参拝しても意味がないのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。