引き続き神功皇后に関する記事です。
前回記事で書きましたように、金星系の影響により仲哀天皇がウオークインされ、その後亡くなります。この混乱を収束させるため、神功皇后(じんぐうこうごう)が立ち上がり、当時、複数の小国家に分かれた北部九州の倭人の小国家をまとめようとします。
この小国家とは、邪馬台国、奴国、伊都国あたりをさすのでしょう。次の図をご参照ください。
(クリック拡大)
※「邪馬台国は九州にあった(中村隆之氏)」より転載。
以前、邪馬台国の記事を書きました。
邪馬台国の存在は、魏志倭人伝等により3世紀頃に存在した国家であるというのが定説です。
一方、神功皇后が活躍したのは、私のインスピレーションでは4世紀前半。
また、神功皇后は、卑弥呼の称号を名乗っていたことが分かっていましたので、「神功皇后は上代二代目の卑弥呼であり、先代卑弥呼が別にいて、それが歴史の教科書に出てくる卑弥呼だ」と私は考えていました。
※ちなみに、卑弥呼の称号は、神代のヤマトトトヒモモソヒメが最初に名乗ったのだと思います。
先代卑弥呼が邪馬台国を建国し、その後、神功皇后が登場して倭国の基礎を造り、さらに息子の応神天皇が倭国を統一した、という流れで考えていたのです。
ところが、先代卑弥呼、二代目卑弥呼が存在したのではなく、神功皇后が邪馬台国の卑弥呼だったのです。
魏志倭人伝では、卑弥呼は西暦248年頃に亡くなったとされていますが、これは間違いで、実際には100年くらい後にずれているはずです。
まだ、同書等では2世紀後半に起きた倭国の大乱を平定したのも卑弥呼となっていますが、これも時代がずれていて、実際には3世紀後半のことでしょう。
卑弥呼はシャーマン(呪術使い)とされていますが、これは覚醒したサイキックのことだったのです。まさしく、卑弥呼=神功皇后だったのです。
歴史の真実を隠したい金星系は、神功皇后の功績や、覚醒能力を消すために、伝説の存在として卑弥呼を別人物としたのです。
おそらく、金星系が一番隠したかったことは、人間の真の能力だったのでしょう。今でこそ、サイキックや超能力と呼ばれる能力ですが、本来は、それが普通の能力だったのです。この能力を人間界から消し去り、人間を奴隷化するのが金星系の究極の目的です。それが現在まで繋がっているのです。
神功皇后は、吉野ヶ里を拠点に筑紫地区に邪馬台国を築いたのだと思います。そして、周りの奴国や伊都国とも友好的関係を気づき、古神道を導入していたのでしょう。
こちらは福岡県宇美町にある宇美八幡宮。この周辺で神功皇后は応神天皇を生んだようです。
また、邪馬台国の中心地だったと思われる筑紫地区(現在の福岡県朝倉市)にある大己貴神社。神代の再現のために、このように神代の神を主祭神とする神社をたくさん創建していったようです。
神功皇后は、邪馬台国を中心に北部九州を平定した後、現在の九州南部や中国地方に古神道を中心とした文化圏を広げる努力をしたのだと思います。西日本に神功皇后を祀る神社が多いのはそのためでしょう。
ちなみに、神功皇后は、人生の最後を邪馬台国で迎えたようです。福岡県朝倉市に、仙道古墳という円墳がひっそりとあります。6世紀頃の古墳と言われています。
こちらが仙道古墳。これが実は卑弥呼=神功皇后の墓です。
歴史はこのようにして真実が隠されているのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。