私が日本神話の真実をひも解いているのは、現在の世界の支配構図が、直近の第４文明期の始まりである3500年前の日本から始まっているからです。
神の時代とされている日本神話ですが、私は、そういう時代が存在したというだけで驚愕の事実だったのですが、そこには人類の大きな可能性が隠されています。自分たちが神の存在となって人類支配を続けたい金星系は、そのことを、月に高度な文明を持っている人達がいるといことを、表ざたにならないよう綿密に用意周到に歴史をひた隠しにしてきたのです。
それが現在伝わる日本神話です。
日本神話は、事実とは大きく改竄されて伝えられているのですが、その中でも最大級のものが天孫降臨だと思います。
天孫降臨とは、簡潔に述べると、神道の最高神である太陽神、天照大御神が、高天原から孫（天孫）の瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）を地上に派遣し（降臨）て、人類の歴史が出来上がった、というものです。
そして皇室は、天照大御神と初代神武天皇は血で繋がっている（皇祖神）とし、万世一系の皇室が権威づけされているものです。
一年半前に記事にしました。
この頃は、まだまだ詳細は分からず、おそらく大和朝廷を立ち上げた人たちが皇室の権威づけのために、記紀によって創作した話であろうということで終わっていました。
この天孫降臨の欺瞞については、最近かなり分かってきました。以前のようなサイキック情報や他社からの情報ではなく、現在の情報は、全て私のインスピレーションからです。
天照大御神については先日解明しました。
天照大御神は、実際に約3500年前に存在していました。
しかし、何度も書いてきたように佐賀大和朝廷の陥落とともに、月に戻ったのだと思います。他の月から来た人たちも戻ってしまったようです。
そして、日本にいた優秀な倭人の多くも日本を脱出し、大陸に活躍の場を求めていきます。
この後、日本では金星系の支配が約１２００年間続きます。
その後、大陸から凱旋した渡来系倭人が活躍していきます。おそらく、ヒコイマスやアメノヒボコ、神功皇后といった歴史上の人物です。
それによって紀元前２世紀以降、少しずつ渡来系により倭人文明が復活していったのだと思います。そのピークが紀元前３～５世紀頃の邪馬台国だと考えています。北部九州。現在の筑紫地区です。
その後、現在の奈良の大和地方にも邪馬台国同様の北部九州と友好的な都が出来ていったはずです。４世紀から６世紀前半のことでしょう。
ところが、ここでも金星系が反撃を開始することとなります。5世紀末期から６世紀前半の事だと思います。
まずは、大和地方が金星系の手によって陥落したのだと思います。
次に、当時の中心地だった北部九州まで金星系は手を延ばしていきます。そして､528年の筑紫君磐井の乱によって九州の邪馬台国が陥落したのだと思います。このときの朝廷は継体天皇とされていますが、これは違います。後に年代が改竄されています。この時点では継体天皇は存在していません。
残された倭人系の都が現在の大阪市あたりあったようで、そこでも倭人系VS金星系の衝突があったようです。その際に例の535年の隕石が（偶然？）に落下し、倭人の都がほぼ滅んでしまったのです。そして、その後、たなぼたで継体王朝が成立したのです。
継体天皇は倭人系ではありませんでした。ユダヤ系の渡来人です。これが日ユ同祖論に繋がっていると考えています。
その後も、倭人VS金星系の対立によって混乱期が続きますが、６４５年の大化の改新、６７２年の壬申の乱を経て、完全に金星系が制圧。大和朝廷が成立します。
そして、天武天皇が古事記を編纂させ、のちに日本書紀も編纂されることよって、完全に歴史が書き換えられたようです。勝者の歴史です。
継体天皇の誕生によって一旦皇室の血流は途切れてしまったのですが、当時の人達の間には、約3500年前（当時からは約1800年前）の神代の時代が伝説として残っていたはずです。
従って天武天皇がこの伝説を消し、自分たちの皇族の権威を神代に繋げるために編み出したのが、天孫降臨なのです。これは月の倭人が地球に凱旋したことを真似たものなのだと思います。月の歴史を完全に消す必要があったのでしょう。
天照大御神を皇祖神とし、血流をつなげるため架空の初代神武天皇を登場させたのです。そして、第26代天皇として継体天皇を持ってきたのでしょう。
さらには、単に記紀の資料を改竄するだけでは信憑性に欠けると判断したのか、天上界（高天原）の神様が地上に降りたつイベントを考え出したのだと思います。そこで、天照大御神の孫として架空の神様である瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）を誕生させ、高天原に降臨させたのです。
そして、神武天皇は、瓊瓊杵尊の曾孫であるとし、皇祖神の誕生となったのです。
この一連の経緯については、津田左右吉氏の研究も参考になります。
高天原の場所は、実際には現在の和歌山県かつらぎ町あたりの高野と天野地区だったのですが、月人の存在を隠すために宮崎県の高千穂峰を選んだのでしょう。そして同じく宮崎県の高千穂地区を日本神話の舞台と設定したのでしょう。
宮崎県の関係者の方にはお叱りを受けるかも知れませんが、天孫降臨伝説や岩戸隠れの伝説は架空物語なのです。
また、瓊瓊杵尊や神武天皇を主祭神としている神社は、あきらかに架空の神（または人物）を祀っているということになります。ついでに書きますとイザナギ、イザナミ、コノハナサクヤビメ、タマヨリビメも架空です。多くの方はこのようなことすら知らずに、神社を参拝しているのです。
神道や仏教は、あまりにも日常の習慣になってしまているため、このような経緯を考える事なく信仰されています。それが現代人の悪い点なのかも知れませんね。まずは、真実を知ることが大事だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。