アセンションの真実 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

さて、浅川氏とペトロ・ホボット氏対談に関する第4弾、アセンションについてです。

私が謎や不思議を調べるきっかけになったのは、浅川氏の著書からです。
まだ、1年経過していません。

浅川氏の著書はこれまで7冊読んでいます。
また、HPもほとんど閲覧しました。

浅川氏の主張している事は、判明していない部分も多いものの、私は概ね真実に近いのではないかと思っています。

しかし、私が1点だけ浅川氏の意見に賛同しかねるのが、アセンションです。

一般的なアセンションについては、賛否両論がありますが、批判的な意見が圧倒的ではないのかと思います。
それは、浅川氏も主張しているように、何の裏付けもない、いいかげんな意見の人たちが、
「2012年に地球はアセンションして、人類は幸せになる」といった軽いノリで本が出版されたり、HPに書かれたりしているからではないでしょうか。

まさに、新興宗教の勧誘と変わらないのではないでしょうか。

ただ、そういった批判をしている浅川氏の意見についても、私は疑問を持っています。
今日は、その点を考察してみたいと思います。


そもそもアセンションとはどういうことでしょうか?

ウィキペディアで調べると、上昇、即位、昇天、となっています。

一般的には、キリストの昇天を指しているようです。

<WIKI:アセンション>
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

アセンションを主張する人たちは、
イエスが神界に次元上昇した再現が、2012年の目覚めた人類にも訪れる、
そして目覚めた人類は5次元の世界に次元上昇する、
と煽っています。

キリスト教をほとんど知らない私は、全くバカバカしくて話にならないといった感じです。
つい最近までは、イエスは実在の人物ではないとさえ思っていました。
(キリスト教徒からはお叱りが来そうです)


浅川氏が考えているアセンションは、一般的に言われている次元上昇でなく、波動の上昇としています。

浅川氏とホボット氏の対談本から転載します。

~転載開始~

浅川 これまで地球は3次元の星として存在し、そこに住む人類も3次元の存在として生きてきました。しかし、地球もかなり長大な歳月を経たので、波動が上がって5次元の波動に変わる時が来た。それがアセンションということではないかと考えています。
 そうなれば、3次元の人間が5次元の地球に住むわけにはいかないので、3次元世界で十分に学んで波動を上げる準備が出来た人とそうでない人は別々の世界でくらすことになる。前者は生まれ変わった地球か別の5次元の星へ、後者は地球に代わる別の3次元の星へ行くことになる。
そして、そのアセンションのときはまもなくやってくる ― そのように私は考えています。


ホボット そのような出来事はこれから3000年以内には起こりません。

浅川 えー! 5次元に移行しないのですか? アセンションは起こらない?

ホボット 私の情報ではアセンションは起こりますが、一気に起こるのではなく、さまざまな段階を経て徐々に起こります。そして、それには3000年くらいかかるということです。

~転載終了~

ホボット氏は浅川氏の主張する近いうち(2012年前後)にアセンションが起こることを否定します。

しかし、浅川氏は、対談本の中でこの段落以降、アセンションの見解について必死になってホボット氏に食い下がっていきます。

浅川氏は、このときの様子を講演会で語ってくれました。
「本では穏やかに書いているが、実際は興奮してどなりちらすような口調でホボット氏に迫った」そうです。

最後には、浅川氏が「5次元とは、3次元、4次元といった幾何学的な次元ではなく、波動のことである」と迫り、
無理やりホボット氏に「アセンションが間もなく起きる可能性がある」と言わせたようなニュアンスで書かれています。

講演会で浅川氏は、
「本には(アセンションについて)あいまいに書かれているが、オフレコでは、ホボット氏もアセンションの可能性を話していた。ホボット氏は、自分がアセンションに言及すると影響が大きいので、本には書かないようにと話していた。」
と裏話をしていました。

また、浅川氏は「近いうちにアセンションが起こり、人類は地球に住めるもの、住めないものに選別されるはずだ。」と話していました。


これらに対する私の意見ですが、浅川氏の考えるようなアセンションは、それが波動の次元上昇だとしても起こり得ないと思います。

それは、人類がアセンションによって選別されているからです。


対談本でのホボット氏の語ったアセンションを紹介すると、

「4次元や5次元への移行は個人個人に起きることです。個人の波動が上がればその世界が上の次元にあがることになります。」
「近いうちに波動的な移動が行われます。」
「ただ、宇宙は人間にタダでは何もしてくれなないということを理解してください。宇宙は人間にいろいろな経験をしてほしいのです。」


ということです。

ホボット氏のアセンションに対する考えを一言でまとめるなら
「人類はアセンションするチャンスがきている」
ということではないでしょうか。


しかし、私はそのチャンスは、2012年どころか3000年たっても実現させることができないと思っています。

それは何故か?

ホボット氏が体験したアセンションが、すべての人類に要求できるような、生易しいものではなかったからです。

浅川氏は、講演会でホボット氏はこれまでの人生で3回アセンションしたと話していました。

その一つのアセンションが、宇宙人の基地、タジキスタンの標高4500メートルの山奥にあるシャンバラに行ったときの様子でした。

シャンバラに入った瞬間、ホボット氏は自分の体が足から少しずつ透明になっていくのが見えたそうです。

そして、次第に体が消えていき、頭のてっぺんまで消えた瞬間、別次元に移行し、自分の体も別次元の目で見る事が可能になったそうです。


これが、ホボット氏が体験したアセンションです。

私は、このようなアセンションを、すべての人類が体験できると思えません。
3000年たってもあり得ないでしょう。

人類の歴史は500万年。
高度な文明を持ってからも少なくとも数万年経過しています。
その間、ホボット氏の体験したようなアセンションは起こっていないはずです。
そう簡単に起こるはずがありません。

ただし、昔のアトランティスやムー時代のように、言葉はなくテレパシーを使っていた時代には、3.5次元など波動の高い次元が把握できたとも言われています。

従って、3000年後に、そのような真のスピリチュアル能力に目覚める人が、今よりも増える可能性は十分あると思います。

しかし、全人類がアセンションすることはあり得ないでしょう。

この点は、是非、不可知さんにご意見をお聞きしたいと思います。


私は、3次元である地球こそ、創造主が作った唯一の理想郷の実験台だと思っています。
ホボット氏も3次元で生命体がいる世界は地球しかない、と話ています。

わざわざ作った3次元をアセンションさせてなくす必要はないはずです。

しかし、これまで人類は、期待を裏切り、創造主が思い描いた理想郷の世界を自らのエゴにより破壊してきました。
その結果が、創造主の怒りにふれ、その都度カタストロフィーによる文明崩壊が3、4回繰り返されてきた事ではないかと考えています。

従って、私は、真のアセンションとは、今後、創造主の怒りによって起こされるかもしれないカタストロフィーにより、犠牲となる人類の魂が、その後、地球ではなく別次元で暮らしていく事ではないかと思います。


現状の危機的な地球を放っておくと、現在考えられている呑気なアセンションとは異なり、恐ろしいアセンションが待っているような気がしています。

このようなアセンションを起こさない事が、創造主から人類に求められているのではないでしょうか。


ちなみに、浅川氏によると、ホボット氏もそのような危機的な可能性があることをほのめかしたそうです。

これがアセンションの真実ではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございます。