小さい頃に不思議に思っていました。
学校では教えてくれませんよね。
光の速度は秒速30万㎞、その程度の内容だけです。
私が不思議だったのは、夜空に輝く星の光。
何万光年、何億光年も離れている光がどうやって届いているのだろうか?
1億光年離れた星の光は、1億年前に星から出た光。
仮にその星が5000万年前に滅亡していたとしても、光はその後の5000万年の間、地球上では輝いて見えるということでした。
これは本当でしょうか?
私は今でもそんな事はないだろうと思っています。
どなたか原理が分かる方がいらしたら教えていただきたいです。
しかし、そんな疑問も社会人になったら全く忘れ去っていました。
再び考えだしたのは、この1年です。
どうもこの宇宙には光を伝達する媒体があるようです。
最初にその話に出会ったのは約1年前です。記事にしました。
<多次元の世界>
http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-26.html
多賀氏が突然閃いて体系化した「4次元時空理論」の中にエーテルという媒体が出てきました。
例えば、音は空気を媒体として振動させることで伝達します。
また、水中でも水を媒体として振動させることで伝達します。
ということは、真空である宇宙では音は伝達しないようです。意外と驚きの事実ではないですか?
光は空気や水のないところでも伝達しますね。
ということは、光を伝達する媒体は何なのか?
多賀氏はこれをエーテルと言っているようです。
エーテルの理論自体は19世紀頃までの物理学では正当化されていた理論のようです。
<WIKI:エーテル>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB_(%E7%89%A9%E7%90%86)
しかし、現代物理学ではエーテルは支持されなくなっているそうです。
多賀氏の著書では、エーテルは主として周波数によって次元を説明するための補足として用いられていました。
私は、この記事を書いて一年立ちますが、エーテルに関してはその後霊性的な話ばかりで進歩がありませんでした。
ところが、最近読んだコンノケンイチ氏の著書は、このエーテルにより深く迫っており大変興味深く感じました。
宇宙論の超トリック 暗黒物質の正体 『現代物理の死角』復刻補強版 (超☆わくわく)
(2010/09/30) コンノケンイチ 商品詳細を見る |
正直言って同書の内容は奥深く、私ごときが簡単にまとめるのは本質を見落とす可能性もあり、コンノさんに申し訳ないのですが、あえて簡潔に纏めてみます。
この宇宙は真空です。
例外なのは太陽系でいえば地球や一部の大気がある惑星のみですね。他の銀河系でも地球のように大気を持つ星があるかもしれませんが、ほとんどが真空状態です。
「真空」と考えると、我々は全く何も存在しない世界だと考えてしまいがちですが、そうではないとコンノ氏は主張しています。
「空気はないが、人間には見えないだけで暗黒物質(ダークマター)が存在している」
『暗黒物質=エーテル』 と考えて良さそうです。
宇宙の全質量の9割をこの暗黒物質が占めているのではないかと。
もちろん、これは証明されていません。
銀河系は渦巻きの形をしています。
実際に銀河系は、何億年といった物凄く長い年月をかけて回転しているといいます。
これらの回転運動は、エーテルという暗黒物質の媒体があるから可能ということです。
次の左上の図を見てください。
カップの中にはコーヒーが入っており、そのコーヒーをスプーンでかき混ぜた後にクリームを落とすと図のようにクリームが綺麗な渦巻きを描きます。
カップの中のコーヒーを暗黒物質がつまった宇宙空間とすると、クリームの渦巻きが銀河系だと、コンノ氏は例えています。
これを見て私はエーテル論に説得力を感じました。
エーテルを介して星や星座や銀河は回転運動している。
そして、光を伝達するのもエーテル。
さらには重力波もエーテルが伝達しているのかも知れません。
我々には、一部の特殊能力が復活している人を除いてエーテルは見えないし感知できないだけかも知れません。
特に地球の場合は、大気に覆われている3次元世界は宇宙の中では特殊な環境のため、エーテルの存在が分かりにくいのかも知れません。
仏教用語に「無」と「空」があります。「無」は何もない状態を表し「空」は無ではない状態のようです。
もっと分かりやすくWIKIから転載すると、
般若心経の一節「色即是空 空即是色」は、「すべての物事(色)は空によって成立しており、空こそがすなわち物事(色)である」
となっています。
宇宙空間は、「無」ではなくまさしく「空」。
エーテルの存在を仏教は分かっていたということでしょうか。
エーテルが否定されてから、現代の定説とされるビッグバン理論がでてきたようです。
木内氏が見てきたヴィジョンでもビッグバン理論とは異なっていたそうです。
「宇宙は意識のひずみからできた」
何故、エーテルが否定されビッグバン理論にすり替えられていったのか。
私なりに推測すると、支配者側が宇宙の仕組みや次元の仕組みを知られてほしくなかったからでしょう。
さらには、霊の世界を忘れてほしかったからだと考えています。
エーテルという暗黒物質が解明されれば、多賀氏の4次元時空理論のように次元の解明ができるのかも知れません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。