動物の頂点に立つ意味で付けられた言葉だと思いますが、何故「霊」という文字が入っているのでしょうか?
最近、霊性に興味を持ちだしてから、ふと疑問に思ってしまいました。
英語では、primatesです。
primeが入っていますからやはり「動物の頂点」という意味で付けられたのでしょう。
とすれば「霊」は日本人が勝手に訳したもの。
昔の日本人は、人類が霊的な能力を持っていることを分かっていたのかも知れませんね。
その霊性ですが、以前「インスピレーション」を記事にしました。
<ドラゴンボールの世界>
http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-151.html
漫画家や映画監督、画家などの芸術に携わる人はインスピレーションが発達しており、見えない世界からのメッセージをヒントにしているのではないかと書きました。
その後、コメントやメールにて貴重なご意見をいただき、インスピレーションを確信しました。
私は、漫画は少し読んでいましたが、絵画やクラシック音楽などの芸術には全く無知です。
しかし、最近それらが気になるようになってきました。
たまたま、九州国立博物館でゴッホ展が開催されていることを友人から教えてもらいました。
今までだと「そう」で終わっていたと思いますが、今回は「これも何かの縁」と思い、今度、見に行くつもりです。
ネットで調べると、ゴッホの絵からは「パワーがほとばしっている」など興味あるコメントがあります。何か得られるかも知れません。
前述のドラゴンボールの記事の中で、大人気アニメの「ONE PIECE」(ワンピース)もインスピレーションによって書かれたものかも知れないと一言書き添えました。
そのように書いたものの、実は私はワンピースは8年前、TVアニメで1年間ほど嵌って見ただけで、漫画本を読んだことはありませんでした。
何故、TVアニメに嵌ったのかはよく覚えていないのですが、当時の「空島編」でルフィ一味と神エネルとの闘いに虜になりました。
ルフィがエネルに勝ち、新たな冒険が始まったのですが、その後の展開は私にはエネルとの闘いのような迫力が感じられず、また仕事も忙しくなったので自然に見なくなりました。
ドラゴンボールでは、孫悟空が敵と闘って勝つ度に、新たな強い敵が出てきくるのを数回繰り返し、最後は食傷気味になりました。
同じようにワンピースも週刊ジャンプの延命のために冒険を繰り返し、新たな敵が出てくるのだろうと思っていました。
ただ、最近、ワンピースが大ヒットして漫画界のコミック本販売記録を塗り替えたというニュースを聞いていたので、意外と長く続く漫画だなとは感じていました。
そんな折、昨年秋頃、コメントいただいているりょうすけさんより、「ワンピースを大人買いして読んでみませんか?」というメールをいただきました。
私は、「この歳になってワンピース読むのもなあ」と思いながらも気になっていたのですが、昨年末、TVでワンピースの特番があったので久しぶりに見ました。
確かに面白かったのですが、コミック本を全巻買うまでの動機付けにはなりませんでした。
ところが、数日後、なんと妻がワンピースのコミック本を読んでいたのです。
ビックリして「どうしたの?」と尋ねると、
「特番を見て最初から読みたくなったから借りてきた」
本当に驚きました。ブログはじめて以来、特にここ数カ月、驚く出来事が多いです。
妻はワンピースなんて全く興味がなかったのです。
私は狐につままれた感じになりました。
これは、指導霊か守護霊のはからいに違いないと思い、もちろんレンタル本を読みだしました。
すぐに熱中しました。1日10巻ずつ、4日でレンタルした40巻を読みました。
ワンピースのコミック本は現在60巻まで発刊されています。次の41巻を借りに行ったところ品切れでした。
我慢できず、躊躇なく41巻から60巻までまとめ買いしました。
そして、先日、全巻読破しました。
はっきり言って、今まで読んだ漫画で一番面白いです。
私は漫画はあまり読んでいないほうだと思います。
これまで読んだのは、三国志、伊賀の影丸、ゴルゴ13、北斗の拳、魁!男塾、ドラゴンボールなど。
戦闘モノが好きです。
しかし、ワンピースは、前回記事にしたドラゴンボールも比較にならないくらい面白かったです。記録を塗り替えるほど売れている理由が分かりました。
それと、ドラゴンボールと同じようなインスピレーションを感じました。
私のように陰謀や不思議世界を探究している人間には特に、「やはりそうか」というシーンが出てきます。
そもそも、背景が海賊VS世界政府という構図になっています。
世界政府という言葉が出てきて驚きました。
まさしく噂のNWO。
それと世界政府により消された100年間の歴史の探究。
隠された大秘宝を求めての冒険。これは黄金の国「ジパング」でしょうか?
日本の事だと思いますが「ワの国」
という表現も出てきます。
単なる子供向けの漫画ではなく大人にも訴えるものがあり、作者の隠された意図が秘められていること感じます。
中でも私が気になったのが『覇気』という言葉です。
「覇気がない」という言葉はよく耳にしますし使います。
ワンピースではこの覇気が出てきます。
一部の卓越した能力を持つ人物だけが持っている「気」を使った能力です。
次のサイトにワンピースの覇気がよくまとめられています。
http://monohibi.blog83.fc2.com/blog-entry-182.html
~転載開始~
”覇気”とは...
全ての人間に存在する力だ・・・”気配” ”気合” ”威圧”・・・
それらの人として当たり前の感覚と何ら違いはない
-ただし、大半の人間はその力に気づかず・・・あるいは
引き出そうにも引き出せずに一生を終える・・・
そして覇気は大きく”見聞色”の覇気、”武装色”の覇気
の2つに分けられるが、ごくまれに”覇王色”の覇気を授かる者もいる。
~転載終了~
「気」という言葉は気功から来ていると思いますが、ドラゴンボールのような他の漫画でも使われていました。
ワンピースの場合は、この「気」を「覇気」と呼び。3種類に分けています。
(1) ”見聞色”の覇気
相手の”気配”をより強く感じる力
(2) ”武装色”の覇気
見えない鎧を着るようなイメージを持てより固い鎧は当然攻撃力にも転じる
(3) ”覇王色”の覇気
相手を威圧する力。この世で大きく名を上げる様な人物はおよそこの力を秘めている事が多い。
この覇気ですが、私は漫画の世界の話とは思えません。
作者によれば、見聞色の覇気と武装色の覇気は、誰しもが持っている能力だが、大半の人が気づいていない能力だとしています。
まさしく、テレパシーなど古代の人が持っていた能力ではないでしょうか。
現在でもこの能力を発揮できる超能力者と呼ばれる人がいますよね。
見聞色の覇気は、気配を知る能力ですが、自然界に密接に暮らしているアフリカの原住民やエスキモーなどは、獲物の存在を数キロメートル離れたところから感知できるといいます。
我々も自然と一体化した生活をすることで取り戻すことが可能な能力かもしれません。
武装色の覇気は、柔道などの格闘技で見られる受け身に通じるもので、現在でも使っている人はいるのでないでしょうか。相手の力を利用する合気道の技もこれに当たるかもしれません。
話が跳びますが、ブロとものBgNさんから、「野口整体」というものを教えてもらいました。
野口晴哉氏という社団法人整体協会の創始者が体系化した整体治療だそうです。
野口氏は、その方面では有名な方のようです。人間の本来持つ「気」をコントロールすることで病気にならない体を作り、病気自体も気を使って治療するという整体療法だそうです。
野口氏によれば
「気は物質以前の存在。オーラにしても、水蒸気であっても気の現れであって、気そのものではない」
そうです。
気=意識=波動(振動) なのでしょうか。
私は、BgNさんから「野口整体」の資料を大量にいただきましたので、就寝前に簡単にできる野口整体の活元運動を行っています。活元を行うと寝起きがさわやかです。
以下の野口氏の著書にやり方が書かれていました。
![]() |
整体入門 (ちくま文庫)
(2002/06) 野口 晴哉 商品詳細を見る |
霊長類である人間にとっては、「気」のコントロールは大変重要だと思います。
最後に覇王色の覇気は、選ばれしものだけが持つとしています。
これはよく言う「オーラを放っている」に通じるものでしょう。
リーダーとなるべき人が持つオーラ。
持って生まれた才能なのでしょうか。
選ばれた魂だけが、この覇気を使えるのかも知れませんね。
こういった観点からワンピースという漫画を読むとより面白いです。
私は見聞色の覇気を身につけたいと心から願っています。(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。