ヒロシゲ・コード | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

重い話題が続きましたので、今回は軽い話題を。

読者のみーこさんからリクエストがありましたので、チャレンジしてみます。

浮世絵の「安藤広重」をご存じですか?

私は名前は聞いたことがあるような、ないような曖昧な記憶しかありませんでした。
ただ、浮世絵の「東海道五十三次」といえば誰もが分かりますよね。

そうそう、お茶漬けの袋に入っている絵ですね。
この絵は日本橋です。53_htm2.jpg

この浮世絵の作者が安藤広重です。
<WIKI:安藤広重>
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E5%B7%9D%E5%BA%83%E9%87%8D


それで何が問題なのか言いますと、この浮世絵「東海道五十三次」は、安藤広重が単に53カ所の宿場を絵にしただけではないと言うのです。

それぞれの絵には予言などの謎が隠されているというものです。

ダヴィンチ・コードならぬヒロシゲ・コード

このような本が出ていることを教えていただきました。

広重の暗号(ヒロシゲ・コード)―東海道五十三次の謎 広重の暗号(ヒロシゲ・コード)―東海道五十三次の謎
(2006/06)
坂之 王道

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私は有名なダヴィンチ・コードは読んだことすらありません。
それは興味が湧かなかったからです。
そんなものウソに決まっていると。

最近では、悪魔が支配するためのツールとして流布しているのだろうなと思っていました。
詳しく調べたわけではありませんが、聖書自体が支配ツールと直感で思っていて、読む気がしないのが正直なところです。

従って、みーこさんから「ヒロシゲ・コードには大変な予言が隠されており、近いうちに日本は大変な災害に遭う」といった内容のメールをいただいた瞬間は、どう返信しようか困ったな、という印象でした。

しかし、みーこさんから届いていたメールは、なんと4通連続。
それも大変熱心にまとめられており、私に次のように記事を書いてほしいという内容になっていました。

「京都に住んでいる私が江戸時代のご先祖様の警告を皆に伝えなければならないような気がするのです。ただパソコン力なし、文才なしなので、読者がたくさんいて文才のある方にこの警告を知らせてほしいのです。今のうちに引っ越し出来る人は引っ越ししたり備蓄したり、浸水しない田舎に別荘として畑付物件を手に入れたりしてほしいのです。」

その真剣な内容に無碍にお断りできないなと思い、まずはヒロシゲ・コードを読んでみることにしました。

安藤広重は、1797年に生まれ。
歌川広重という名で浮世絵を書いたそうです。
37歳の頃に「東海道五十三次」を発表し、一躍名声をあげ、1858年に亡くなったようです。

その東海道五十三次ですが、日本橋を起点として京都までの53カ所の宿場の事を指しますが、安藤広重はその53カ所全てを浮世絵にしています。

ヒロシゲ・コードの著者は、この53カ所の絵を安藤広重が誕生した1797年を起点の日本橋に当てはめ、4年毎に順に次の宿場に当てはめていきます

品川(1801)、川崎(1805)、神奈川(1809)・・・・・
蒲原(1857)・・・・・金谷(1893)・・・・・
四日市(1969)・・・大津(2009)、京都(2013)

と言う風に。

tohkaido-53.jpg

そうすると、その年代と浮世絵を書いた宿場周辺に奇妙な関係があることを発見したそうです。

ちなみに、何故4年間隔なのかは、安藤広重が存在した頃の時代背景から推測しています。
当時は江戸時代後期。
道教が広まっていた時期。道教の神秘思想や風水思想を安藤広重は学んでいたそうです。
神秘思想や風水思想では4という数字、4年というサイクルは重要だそうです。
従って、4年ごとに宿場を区切ってみると謎が解けると著者は推測しています。

それでは、浮世絵に秘められた謎を一部ご紹介します。

まずは「吉原」(1853年)です。

hidarifuji.jpg

1853年には小田原を直下とするM6.7の地震が起きています。
また、翌年には東海道の遠州灘を震源とするM8.4の巨大地震が、
さらにその翌年には仙台沖でM7.3の地震が起きるなど、江戸周辺で大きな地震が相次いでいます。


この絵(53枚全て)が書かれたのは1832年頃です。
吉原の浮世絵はこれらの地震を予知していたのではないか、というものです。

それは、富士山が左に見えている(左富士)状況が物語っているというものです。
東海道を江戸から京都に向かって歩くと、富士山は右側にしか見えません。当時の吉原でも右側にしか見えなかったはずだそうです。

しかし、駿河湾沿岸に位置していた吉原は、幾度かの地震と津波によって壊滅し、後に内陸に移されたそうです。
従って、内陸に移った新しい宿場、吉原では道が北側にうねり、左に富士山が見えるようになったそうです。

広重は、これを予期して左富士を書いたのではないかと推測しています。
確かに不思議ですね。


次に「蒲原」(1857年)です。

gamahara.jpg

蒲原は、静岡県の富士川河口の町です。
温暖で雪が積もることはない町です。浮世絵では雪景色の蒲原を描いています。
何故、わざわざ滅多に見ることができな雪景色にしたのか?

前述したように1857年は絵を書いた当時からすると未来。
なんとこの年は異常気象で江戸でも7月から9月の夏の間に雪がふったそうです。

広重は1832年に、25年後の異常気象を予期して雪景色の蒲原を描いたのではないかと著者は推測しています。
そして、異常気象の翌年に当たる1858年に広重はコレラに感染して死亡しています。


次に四日市(1969年)です。

yokkaichi.jpg

この絵には強風が吹いている様子が書かれています。
四日市が特に風が強いことで有名な訳ではありません。

同書によると1966年には最大瞬間風速85.3メートル(日本の気象記録に残る最大風速)の台風が愛知を襲っているそうです。
また、1969年は関東、1970年は全国的に台風被害によりたくさんの死者が出ているそうです。
そして、四日市で有名な台風と言えば1959年の伊勢湾台風です。
時期は10年ほど前ですが、書いた頃からは未来。

台風被害を予知して書いたのではないかと推測しています。


これ以外にも幾つかの絵が同書では紹介されていますが、もっと知りたい方は同書を読んでみてください。


そして、最後の大津(2009年)と京都(2013年)です。

ohtsu.jpg

sanjou.jpg


ヒロシゲ・コードが書かれたのは2006年ですので、大津と京都は著者にとっても未来です。

著者は、大津の浮世絵の牛との関連で2009年はBSE問題が叫ばれるのではないかと推測しています。

実際には今年、宮崎で口蹄疫による牛の処分問題が発生しましたので、広重の予言も当たったと言えるかも知れません。


最後の京都については、2012年マヤ・カレンダーとの兼ね合いで、天変地異を予言したものではないかとしています。

京都の絵を見ると、遠くに高い山が書かれています。
ところが、実際には三条大橋から見た風景には、遠くに高い山は見えないそうです。

広重が書いた山は、見えない富士山ではないかと著者は推測しています。
そして、2013年に富士山が大噴火することを予期しているのではないかとしています。


こうやってこのヒロシゲ・コードを読んでみると、確かに安藤広重が適当に浮世絵を書いたとは思えなくなりました。
やはり何かの暗示があって、この浮世絵を書いたのかもしれません。

特に我々が気になるのは2013年の富士山の噴火。
これが本当に起こると関東地方は壊滅状態になる可能性がありますよね。
本当に予知だったら恐ろしいことになります。


ただし、みーこさんはここで留まっていません。
みーこさんの大津と京都に関する推測を転載します。

~転載開始~

<大津に関して>
大津は2009+-2年ということで2011年まで入ることになります。2011年は京都の三条大橋とだぶります。

大津には左端に違和感のある井戸があります。広重の暗号の著者は小泉(元首相)を現していると書いていましたが、これは原油流出事故だと思います。男の人が魚を洗っていますが、ネットで魚ではなく水鳥でしたがこんな光景を見かけたような気がします。

ここで気になるのが米俵と炭2台です。これからの1年で食糧が不足しそれ以上に燃料が不足するのでしょうか?
寒いのはいやなのでユニクロをたくさん買い、湯たんぽを用意し、火鉢と炭1年分くらい用意しました。灯油も18Lを10個分用意しています。灯油は劣化するので1年が限度です。

~転載終了~


今年メキシコ湾の原油流出事故が起きました。
原油にまみれた水鳥を洗っているシーンではないかと推測されています。
凄い発想力で驚きました。


~転載開始~

<京都について>
私は京都に住んでいます。三条大橋の位置として北西から南東を見ている位置にあり左から右に鴨川が流れています。右が京都の入り口方角は西。左が江戸側で東。三条大橋で気になることが7つ程あります。

川下の家々の屋根の上部しか見えません。青い色の水があふれています。
~津波または洪水?

真っ赤な山が2つあります。実際の京都には木のない禿山は見当たりません。江戸時代からそうだと思います。
~富士山、浅間山等の噴火?

山の中腹に灰色の灰のようなものが見えます。
~火山灰あるいは死の灰の被害?手前の中州だけが地割れしている
~東海~南海地震?

橋の中央右寄りのあたりに笠をかぶった人が下を見ています。ちょうど左右から人が彼の方に歩み寄っています。
~50ヘルツと60ヘルツの境界線あるいはフォッサマグナ辺りの下が地割れです。浜岡原発の辺り??

江戸の方から大きな荷物とともに身分の高い人が京に入ってくる
~天皇家が京都に戻る。すでに京都御所には京都迎賓館ができて使用されている。?

京都側から江戸の方に女性がお伴をつけて身を隠しながら渡ろうとしている。
~中国の侵攻?

~転載終了~


いや~。これは凄いですね。発想力が。
本当に現実味を帯びている気になります。
著書よりもみーこさんの分析が断然上ですよね。

さらに驚くのは、みーこさんはもうすでに田舎に疎開して暮らす準備を着々と進めているそうです。
ヒロシゲ・コードだけでなく、いろいろな方の予言や進言等を分析し、来年には食糧危機、燃料危機が始まると感じているそうです。

私も来年以降は大変な時代になると思っていますので、みーこさんの準備には脱帽しました。

最初に軽い話題と書きましたが、そんな事はありませんね。
ヒロシゲ・コード自体は面白い話題かも知れませんが、これから予想される社会は大変重いものがあるのは確かです。

みーこさんは皆様に、「今後の危機を知ってもらい、早く準備をしてほしい」という願いから私に記事をかいてほしいと依頼してきました。

みーこさんのお気持ちは大変ありがたく大切にしたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。