ナスカの謎 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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昨日、たまたまテレビをつけたら
「歴史がくつがえる!?ナスカの地上絵に世界最古の巨大ピラミッドが出現!!」
という番組をやっていました。

まさしく私に興味をいだかせる番組でしたので見てみました。
ナビゲーターはSMAPの稲垣吾朗がやっていました。

以前、<ナスカの地上絵と金星の謎>を書きました。
http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-9.html

もちろん、私は木内氏の話を信じていますので、
ナスカの地上絵は1万5000年前の月の大洪水時に金星に行き場を求めた地球人がその証を残したものという説を支持しています。

従って、この番組がどういうふうにナスカの地上絵の謎を解いていくのか興味しんしんでした。

最初に稲垣吾朗がヘリコプターに乗って500メートルの上空から地上絵を紹介するシーンがありました。
ハチドリやサル、シャチなどでした。
稲垣吾朗は「ナスカの地上絵は上空から見るために作ったもので、地上では認識できるものではないですね」
と言っていました。

TV映像で改めて見る地上絵は稲垣吾朗が言うように、上空からしか認識できないようなものでした。
また、宇宙から発見したという長さ50キロメートルの直線も紹介していました。

この地上絵については詳しいことは分かっていないといいながらも、書かれたのは1500年前と番組では解説していました。
その理由は、この番組で初めて報道されたという「ナスカのピラミッド群(30個以上)」にあるようでした。

ナスカにピラミッドがあるということは、初めて知りました。
2002年に発見されたそうです。
それまでは砂に埋まっていて、小高い砂山と思われていたそうです。

このピラミッドの作られた年代が約2500年前と、発掘している考古学者は言っていました。
ピラミッドの目的は雨乞いや五穀豊穣など神への祈りの儀式に使用していた、
とその学者は解説していました。
その後、約1500年前に異常気象による洪水によってピラミッドが砂に埋まってしまったため、
神への儀式をピラミッドではなく、地上絵に変えたというものです。

ここで大きな疑問が生じました。
この番組ではピラミッドのそばの墓から発掘された神官と思われる少女のミイラを紹介していました。
このミイラの作られた時代について、番組では、放射性炭素年代測定法では約6200年前のもので、現代の定説の4大文明より古く世紀の発見、と伝えてました。

しかし、ナスカのピラミッドについては、何故か2500年前のもになっていました。
ピラミッドについては、放射性炭素年代測定法を行ったとは言っておらず、現地の考古学者の意見だけ取り入れていました。
番組の流れとしては非常に不自然でした。

推測するに、番組のディレクターは、この世紀の大発見であるミイラ(TV初登場と言っていました)と地上絵やピラミッドをリンクさせたかったのでしょうが、上からの指示でストップされたのではないでしょうか。

結局、この番組では、地上絵もピラミッドもナスカ古代文化の神の儀式のために作られたものという設定で終わりました。
ハチドリやサルはともかく、長さ50キロメートルの直線が儀式のためとは、疑問が残りました。

この番組を見ていて、私には一つ閃いたことがあります。
私はナスカの地上絵は、月の大洪水の直前に書き残し、金星に逃げって行ったと考えていましたが、
これだと大洪水の影響を受け、地上絵は浸食されてしまいます。

番組ではナスカのピラミッドが出てきましたが、これはすべて砂に埋まっており、一部が発掘されただけでした。
10キロメートルのそばにあるナスカの地上絵は、浸食されていません。

この謎のピラミッドの作られた年代は、月の大洪水の前1万5000年頃より前で、月の大洪水によって砂に埋もれてしまったのではないか。
そして、隣の地上絵は、大洪水が落ち着いた後に、前述のとおり金星に逃げていた元の人類が一旦地球に帰還した
しかし、地球環境が以前と異なっていたため永住するのを断念し、再度、金星に戻る際に書き残していったのがナスカの地上絵ではないかと。

そうすれば、月の大洪水、砂に埋もれた謎のピラミッド、今でも浸食されず残っている地上絵、と時代関係の辻褄があいます。

以前の私であれば、番組の内容に疑問を持たず、そのまま信じていましたが、
今回は、疑問の目で見つつ、却って新たな発見をして有意義でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。