シードバンク | 知っとうや(真実を求めて?!)

知っとうや(真実を求めて?!)

⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

大震災から2週間経過しました。
被災地の傷跡は、いまだに落ち着くことなく日々拡大しています。

さらに大震災に輪をかけて被災地及び国民、さらには世界中を不安のどん底に突き落としている福島原発事故の様子。
こちらは現在進行形で被害が拡大しています。

電源が復旧するなど明るい兆しも見えていますが、実際に冷却装置が稼働する可能性は低いのではないかと私は推測しています。
時間切れになって最悪の事態に陥る前に、奇跡を起こして鎮静化することを切に願っております。


暗い話ばかり考えてもしょうがないので、今回は希望の持てるテーマを書いてみたいと思います。

私は、今後の新しい社会に向けて少しずつでも貢献できるように何ができるか考えていましたが、正直言って何からやっていけばいいのか分かりませんでした。

3月に入り、考えていても仕方ないと開き直り、友人に野菜作りの勉強をしてみないかと声をかけました。
友人からは、すぐに「是非、やりましょう」と色よい返事が返ってきました。

その返事を聞いて、私はやる気がみなぎり、すぐに農地を探しはじめました。
ただし、私は、これまで家庭のプランターや小さな菜園で成功したのはミニトマトぐらいしかありません。
いきなり大きな農地を探しても、本業を持ちながらの作業は無理と結論に達し、まずは勉強のつもりで市民農園を探してみることにしました。

実は、十数年前まで、私は東京都江戸川区葛西というところに住んでいました。
その当時、家庭菜園に興味を持ち、区の市民農園に申し込みをした事がありました。
ところが、もの凄い倍率で当然のごとく落選しました。

福岡でも市民農園は人気が高く、募集時の8月も終わっていたので空地はないだろうなと思ってサイトで調べてところ、自宅から車で10分くらいのところに1カ所だけ空地がありました。
これはラッキーと思い、すぐに問い合わせして現地を見ることなく翌日申し込みました。

これは間違いなく「あなたのために取っておいたのですよ」という天の采配だろうと前向きに考えながら、現地を見に行きました。

広さは約10坪と聞いていたので、狭いだろうなと思いながら現地を見に行きました。
ところが、10坪は意外と広く驚きました。これなら野菜作りの勉強には十分です。
おまけに、側には綺麗な小川もありロケーションもばっちりです。川の土手にはつくしが頭を出していました。自然のつくしを見たのは過去に数回しかありません。妙に嬉しくなりました。

すぐに子供のようにウキウキしながら必要な道具をそろえ、翌週末に友人と二人で耕すことにしました。
本格的に長い鍬を持つのは、子供の頃、祖父母に畑に連れられて遊びでやって以来40年ぶりだと思います。
畑と言っても半年以上放置され、草がぼうぼうで固くなっている土地でした。最初は楽しく耕し始めたのですが、10坪を耕すのに二人で2時間かかり、最後は疲れはてました。
最初から大きな畑を借りずに良かったと安堵しました。農業の大変さをすこしだけ垣間見た気がしました。

耕した後は肥料作りです。
化学肥料は避け、有機栽培をしようと思っていました。本を読んだだけでは不安なので専門家に聞いてみようと思案していました。

そのときにぱっと浮かんだのが自分が勤めている会社です。
私の会社は食品物流に関係した会社なのですが、昨秋、新規事業の一環として外食産業から排出された食物残渣を収集し、菌で自然堆肥化する事業をほそぼそとスタートさせていました。
その堆肥を少し分けてもらって、畑にまけば十分な有機栽培になるだろうと思ったのです。

会社の担当者に相談してみました。
その担当者は、経営企画系の仕事をしている私が、まさか畑で野菜を作るなんて想像もしていなかったようで驚いていましたが、逆に嬉しくなったのか親切に教えてくれました。

驚いた彼の一言は次のようなものでした。
「会社で作っている堆肥は、菌による自然堆肥とはいえ原料の食物残渣自体に添加物や農薬が含まれている可能性がある。それでは本当の有機栽培とは言えないと思っている。私はプライベートで竹粉を畑にまいて微生物を育て、その微生物によって土を活性化させる有機栽培をやっている。有機栽培を目指すなら竹粉を分けてあげるので、それを捲いたらどうだろうか。」
というものでした。

いや、びっくりしました。
その担当者とは初めて話したのですが、目と鼻の先に私が必要としている人物がいるとは思いませんでした。
今後、野菜作りを教えてもらうことにしました。
私は、今回をきっかけに近い将来、もう少し大きなコミュニティに広げていければと考えております。やっとスタートができたと感じた次第です。

奇跡のりんごの木村氏とはレベルが違いすぎますが、本気で、人類の役割に関わることを目指せば、宇宙の采配が手助けするのだと確信しました。選別の機会は皆さんに平等にあるはずです。

是非、皆さん少しずつでいいので何かにチャレンジしてみたらいかがでしょう。驚く出会いなどあるかもしれません。


私の日記はここまでとして、今回、お伝えしたいのはここからです。

野菜を作るのはいいけれど、将来問題になってくるのは種の保存のようです。

現在、私たちがスーパー等で購入する野菜の多くはF1種(交配種)という、基本的に1代限りしか使えない種子がほとんどのようです。

F1種の特徴は、遺伝子工学により従来の固定種よりも収穫量が多かったり、均一性に優れていたりするそうで、同じ形・大きさの野菜を大量生産するには好都合で、生産性向上のため主流となっているようです。

しかし、種子の採取をしないということは、将来の食糧危機時には大きなリスクになります。
固定種が市場に出回らなくなり、F1種しか存在しなくなった場合には、種子は種を支配する側の裁量により農家は野菜が自由に栽培できなくなります。


実際に、欧米の一部の支配層は野菜の固定種を大量に冷凍保存していると言います。
また、昨年末には米国で家庭栽培での野菜作りを規制する法律までできたようです。
NWOの連中は、本気で人類奴隷化計画を進めているようです。

我々がそれに打ち勝っていくためには、種の保存:シードバンクが重要のようです。

シードバンクについては、時たまコメントいただくりょうすけさんより教えていただきました。

「九州地域でシードバンクのネットワークをやってみませんか?」というメールでした。

実際には、固定種を冷蔵や冷凍保存することで種の長期間保存が可能になるようです。

<種の保存>
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/seedstoring.htm

冷蔵で10年以上、冷凍だと半永久。
一人で種の保存を行うのは限界があるので、少しずつ多くの方が種を保存することで、将来の食糧危機・種子規制の際に大きな力となるはずです。

シードバンクはビジネスではなく、ボランティア的な精神が必要とされると思っています。
実際に野菜を作らない人でも冷蔵保存しておき、農家の方や野菜を作りたい人が、固定種が手に入らなくなったときに無償で分け与えることが重要でしょう。

対価としては、その固定種で作ってもらった野菜を少し分けてもらい、また野菜作りを教えてもらう。このようにして、昔は日本中で見られた助け合い、協力社会が自然に形成されていくのかも知れません。

私は、ちょうど野菜作りの勉強をしようと思っていたところでしたので、これはいいアイデアだと思い、周りの人たちと協力してシードバンクを増やしていきたいと思っています。

とりあえず、10種類ほどを早速、冷蔵保存してみました。
seed2.jpg

シードバンクのネットワークを広げていくためのアイデアはこれから考えて行きたいと思っています。
実際にやってみたい方やアイデアをお持ちの方は、メールにてご意見をいただけないでしょうか?
シードバンクですからネットワークの登録方法などが重要になるのかも知れません。
私は全くのにわか知識ですので、りょうすけさんやkamuiさんを初め、読者の方がアイデアをお持ちだと思いす。

シードバンクは、将来の循環型コミュニティ作りの重要な鍵を握るのではないかと考えてます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。