金の百合Ⅱ | 知っとうや(真実を求めて?!)

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以前、金の百合について書きました。
 http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-54.html

戦時中に日本軍が略奪した天皇名義を含む金塊が、今でもフィリピンに埋蔵されているという話です。
その総額は、推測で500兆円近いようです。

おとぎ話ような夢物語に聞こえそうな埋蔵金ですが、私は信憑性が高いと思っています。
実際に、皇室は、この金塊の利用について検討しているという噂もあるようです。

この金の百合に関して、最近、気になる本が出版されました。
元外交官の原田武夫氏氏の「狙われた日華の金」です。

リーマンショック後から現在までの国際経済の分析は、ほぼ彼の予測した状況になっています。

私は、昨年中には世界経済は崩壊の道を歩むと考えていましたが、
原田氏は、昨年4月頃には世界中で景気対策が行われ(昨年の)年末頃には金融バブルが再発すると予測していました。

私は、「そんなはずはない」と思っていましたが、実際には原田氏の予測どおりになりました。
元外交官であり、国際マーケットに精通しているだけに、陰謀論とは異なる見方ができ、彼を一目置くようになりました。

そんな原田氏が、天皇の金塊に言及した本を出版したのでビックリしました。
本には、金の百合は存在する可能性が高いと書かれています。
また、その金の百合の出動の可能性が示唆されていました。

金の百合に関する皇室の動きの噂を聞いていたこともあり、再度、金の百合への関心が高くなりました。
そんな折、原田氏の講演会が福岡で開催されることを彼のサイトで知りましたので、昨日、参加してきました。


講演の主旨は「狙われた日華の金」新刊講演会です。
対象者は、企業の経営者、幹部向けです。

講演は1時間程でしたが、私にとっては相当な収穫がありました。
世界を牛耳っている国際金融資本家の事や、戦争が起こされる仕組み等、世界の裏事情を知らない人が、この講演を聞くと、その内容は十分に理解できず、ただビックリするだけだと思います。
原田氏は、各地の講演の様子から、十分理解できる人は1割くらいではないかと話ていました。


私は、自分自身がブログに書いてきたような事を、今回の講演で原田氏が簡潔にまとめて話し、さらには金の百合の本質にまで言及してくれたので、今後、襲ってくる資本主義システムの転換を確信しました。

以下に講演の内容を簡潔にまとめまて書きます。

①現状の国際経済について
ギリシャを初めとした南ヨーロッパの経済危機について、原田氏は1年前から警告していたようです。

今後については、スペインなど、続々とデフォルト、もしくはデフォルトしそうな国が出てくる。
しかし、これは、ユーロ(ドイツなど一部の優良国家)の通貨としてのユーロ安戦略だそうです。

ドイツなど一部の国では輸出で潤っている。これによって逆に米国は破産(国債デフォルト)の道を早めることになる。
デフォルトといっても本当にデフォルトする国は意外と少ない。ギリシャもしない。
特に王政を取っている国は簿外資産がありデフォルトしない、そうです。

また、中国については、米国への輸出が少なくなり、経済的に日本との結びつきを強める方向になると話ていました。
昨日の人民元切上げ発表により、中国の崩壊が加速しそうです。

もちろん円高になると言っていました。


②日本の特殊性について
日本は、はるか昔、縄文時代から世界の文化を吸収し、ため込んできた。
(仏教、キリスト教、ユダヤ的なもの)
今は、資本をため込んでいる。
西洋は、昔から日本を脅威に感じており、日本にたまった文化や富を解消する方向に動く。
それが、米国に操られた今の政治家や官僚である、と話ていました。

元官僚の話だけに説得力があります。

これは私がブログで書いてきたことに通じますが、原田氏が話すとは思いませんでした。


③ユダヤについて
これまで世界を牛耳ってきたアッシュケナジー(特に米国、イスラエル)が世界的に追い詰められつつある。
アッシュケナジーから、王室貴族あたりも離れつつある。
アッシュケナジー対本当のユダヤ(スファラディ)の戦いでもあるそうです。

聞いていると、ロックフェラーのみならず、ロスチャイルドも危機的なようです。


そして今回の本題、
④金の百合についてです。

太平洋戦争は、日本と華僑が、東南アジアなどから金塊を集めるためのものであった。
旧日本軍の幹部の間では、それが常識だった。
従って、金の百合、簿外資産は間違いなくある
国際的にマーケットに精通した人にとっても常識である。

第二次世界大戦は、それを知った米国が参戦し、日本に原爆を落とした。
日本国民には金の百合を知らせないように、GHQが洗脳教育をやってきた。
(以前の記事、金の百合で書きましたが、米国は金塊を奪うことができなかったのですね)

現在、世界的に資本主義システムを変える事が検討されている。
米国やヨーロッパ諸国など一旦、国家的に破産(国債デフォルト)し、新たな通貨システムが導入される可能性が高い。

日本は、破産する前に、簿外資産「金の百合」を放出するだろう。
従って、破産することはない。
これが、ここ数十年、円高になっている理由である。

しかし、金の百合の放出で金の価値は下がるはず。

問題は、世界的な新しい通貨システムだが、金ではなく穀物や原油などをベースにする可能性が高い。
金本位制にはならない。
将来的には金の価値はなくなるのではないか、と話していました。

以上が講演の概要です。
かなり衝撃的な内容でした。



問題は、新たな資本主義システムの導入時期ですが、2011年を念頭に置いて検討されているようです。

それが、アメロであり、ユーロ2(ユーロの進化版のようです)、そして東アジア共同体のようです。
これは、世界統一政府の枠組み、玉蔵師匠が書いてきた事と同じですね。

原田氏の話を咀嚼すると、この変化の過程で、世界的なハイパーインフレが起こります。
そこで、米国は国家破産するが、簿外資産「金の百合」を持っている日本は、これを使い一気に世界のイニシアティブを握るようなニュアンスに聞こえました。

これには日本だけでなく、その背後にいる華僑が協力するようです。
中国共産党は関係していないようです。

ただし、政治的には、東アジア共同体としての日本が生まれると言っていました。
日本国内は、地域分権化(道州制よりも小さい枠組みのようでした)し、地域通貨が現れると言っていました。

金については、いずれは価値がなくなるという、衝撃的な見解でした。
これは日本が金の百合を使う事に対する対抗策なのでしょうか?
(金本位制が採用されない)理由は話していませんでした。
金投資を行っている私としては、考え直す必要がありそうです。

そして、ハイパーインフレが生じた後、コミュニティ社会の復活と話ていました。
ここ5年以内の話のように感じました。
農業関係、食糧関係、エネルギー関係者とは仲良くしておくべき、とも話ていました。

とにかく、普通のサラリーマンでいる事はリスクと言っていました。
耳の痛い話ですね。

原田氏の講演会は大変収穫のある内容でした。
ちなみに日本の株価は持って参議院選挙までとも言っていました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。