防衛副大臣 山本ともひろ氏のツイート
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>衆議院の安全保障委員会へ。防衛省職員給与法の採決があり賛成多数で可決して頂きました。
こちらにあるように、防衛省職員給与法は順調に衆議院の安全保障委員会を通過しました。
日刊SPA!でも取り上げた通り、当初の防衛省の要求額は2万円増だったところ、8600円に財務省が削りました。でも、全くあがらないよりはマシ。
でも、なんで削るんですかね?安全保障の重要性を知らない財務省には呆れます。
自衛官の曹士クラスの充足率が危機的だということを知らないのでしょかね?
「自衛官候補生」の初任給が安すぎる…。働き方改革とは程遠い給与実態
単純に「士」クラスの充足率が7割程度と言われても普通の人はずらーっとならんだ歩兵部隊の兵士が100人いるところが70人になったという風に人員不足を想像すると思います。
でもね。こう考えたらどうでしょう。(イメージトレーニングです)
「護衛艦には 航海、運用、機関、砲雷、と担当があります。
たとえば、7割しかいないから、機械なんてどうなってもいいから機関をけずる? 航海なんて適当に進路をきめたらいいじゃんと航海を削る? 弾を撃つことなんて平和だしないから、砲雷の人を削る?」
アバウトにいうとそういう雰囲気で考えるといいです。同じ機能をもった人達が3割削られるのではなく、その3割も重要なセクションを担当しています。それが削れるということは、重大な穴が開いているということです。
自衛隊は軍隊ではないという人がいますが、あえて、軍隊の話をします。
たとえば、7割しかいないから、機械なんてどうなってもいいから機関をけずる? 航海なんて適当に進路をきめたらいいじゃんと航海を削る? 弾を撃つことなんて平和だしないから、砲雷の人を削る?」
アバウトにいうとそういう雰囲気で考えるといいです。同じ機能をもった人達が3割削られるのではなく、その3割も重要なセクションを担当しています。それが削れるということは、重大な穴が開いているということです。
自衛隊は軍隊ではないという人がいますが、あえて、軍隊の話をします。
軍隊は命をかけて戦います。命をかけて戦うということはその人員が傷つき、死ぬかもしれないという組織です。だから必要な人数よりも余剰人員がいないといけない。人が怪我をして働けなくなったら余剰人員がすぐ代わりにはいってその仕事をやれないといけない。常にカツカツというよりもすでに、人員不足では一人かけたときにすぐに機能不全になります。
自衛隊の充足率が危機的。特に国境警備をしている海上自衛隊の人員数が危機的ということは、ちょっとした損害で機能不全になる状態でいるとういことです。
怖くないですか?
怖くないですか?
でも、それでも賃金があがらないよりはマシです。自衛隊員が増えるためには手当、賃金、待遇改善がすすまなければ報われない仕事では人は定着せず、募集はうまくいきません。
財務省の壁はなんて分厚いんでしょうね。
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