自衛官の定年後は若年給付金と再就職の賃金あわせて、自衛官だったころの75%の賃金になると最初から、国会の答弁で予定されていてやっているわけで、そこでガツンと収入が減るのは予定されていたことだったのですね。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/118/0020/11805240020006c.html
>○畠山(蕃)政府委員 この給付金は、定年等により退職した者に対しまして、若年定年年齢と一般公務員の定年六十歳との差一年につきまして退職時本俸の六カ月分を支給するということを基本として計算された一時金を二回に分けて支給することとしているわけであります。そういたしますと、退職時本俸の六カ月分は退職時の所得のおおむね三割強に相当することになりますので、この給付金を支給することによって、退職時のおおむね四割強の再就職賃金と合わせますと、平均的には退職時の所得の約七五%の水準が維持されるというふうに考えております。
定年退職後の給付金をもらった後、自衛官だった時の年収より高くなれば減額したり、2回目の支給をやめたり、1回目を返却させたりするという制度だという話もこの中にある。
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○畠山(蕃)政府委員 確かに私どもの考え方の理想からいいますと、一回で一時金として払った方が御指摘のとおりより趣旨にかなうということはあろうかと思います。しかしながら、その中で私どもといたしましては、退職後の所得が平均的には四割程度ということを申し上げておりますけれども、平均で四割ということは、中には在職時の給与を上回るような再就職賃金を得ている者もいるかもしれない。そういう者にまでこの給付金を給付する必要はないであろう。そういたしますと、これは退職後の一年間の所得をチェックしなければいけない。それが明らかになりますのが翌々年の八月ごろが最も早い時期ということになりますので、全体を計算いたしましたうち七分の二を退職直後に払いまして、残り七分の五の中で調整を施したいということでございまして、所得を勘案して所得の高い者に支給を避けるという目的から便宜二回に分けたということでございます。
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退職後の自衛官が所得が高くなったら 支給を避けると明確に国会の議事録に残ってるでしょー。
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これを読むと定年退職した自衛官の収入は現役時の75%まで激減する形が望ましいという感覚でこの制度が設計されているわけですわ。定年退職した自衛官の年収がよくなると給付をやめるということは、退職後の自衛官が豊かな老後生活を送るための給付ではない。最低減の生活でいいじゃないかという制度だということです。
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なんで、国のために命を懸けてキツイ仕事をしてくれた自衛官の老後が自衛官だった頃以下に設定されないとダメなんですか?
ローンや家族の進学などの支払いに必ず苦労する設定にする意味が分からないなぁと思います。現役時代に充分な貯蓄ができるような給料でもないし、それどころか色々な場面で自腹が多い。そこでこの定年後のこの給付制度の非情さはありえないなと思います。
自衛官以外の生活困窮者に対しての手厚い制度の考え方をみるとこれでは、おかしいと思います。
これなら、たとえば、自衛官だけは医療費無料制度を実施したらどうですかね?米軍は定年退職した軍人の医療費は無料にしてますよ?生活保護受給者に対して医療費無料ができるなら、、自衛官に対しても可能じゃないんですか?
いろいろとこれじゃ・・・報われないとしか言えないです。
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緊急出動のある自衛官の官舎の改善を求める請願
http://yakamochi.org/newsletter/20149mamorukai.pdf
請願内容の3号に
3.その他、自衛隊で働く自衛官がその仕事に誇りをもち家族とともに退官まで仕事を続けることができるような対応策を国は考 えてください。
これが重要なのです。ここを踏まえて私たちは議員への陳情活動を続けているのです。
自衛官の現役隊員は無理でも、自衛官の家族、OB、自衛官の友人の皆さんは自衛官の待遇改善に頑張ることができます。頑張りましょう。
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なお、11月17日に東京で自衛官守る会の勉強会を企画しています。
予約制です。会場に限りがありますので定員数になれば締め切らせていただきます。
早めに申し込みください。
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自衛官守る会の第2回勉強会 今度は東京で行います。
予約制です。人数に限りがありますので、参加される方は
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=bb8735204e26b05b
こちらのフォームにご記入ください。
もし予定がかわってこれなくなった場合もこちらでご連絡ください。
場所:東京都 港区 新橋 2-14-4 マルイト新橋レンガ通りビル 4階(B)
開催日: 11月17日
開場: 12:30
開始: 13:00
終了: 17:00
【参加費】(予定)
一般参加:3000円
賛助会員:2500円
アジア周辺事態の緊張が高まり、我が国の平和と安全が脅かされています。日本の国防と安全保障の問題について、自衛官守る会の顧問でもある護衛艦いせ初代艦長・星山良一元一等海佐を講師にむかえて勉強会を開催します。
前半講演 自衛官守る会会長 小笠原理恵
●防衛予算拡大の必要性と自衛官の致命的な充足率問題
●自衛官の充足率の低下で起こる我が国の防衛力の低下
メイン講演 後半 演題
「現場指揮官から見た海上防衛の現状」講師 星山良一元一等海佐
(護衛艦いせ 初代艦長)
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会場はJR各線「新橋」駅の烏森改札を出て徒歩3分。
赤レンガ通り沿いとなります。
1Fはauショップとなります。
【重要】会場は4階ですが、エレベーターがありませんのでご了承下さい。
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