ずーっと気になっている問題だし、実際に近隣トラブル、家庭内トラブルなどに襲われたときに
いくら通報しても警察は何もしてくれないと嘆く段階になってこの問題に気づく人が多い。
日本では公権力という警察や自衛隊、治安維持のちからをより弱くしたほうが、イイと考える無政府主義上等!という考え方が支配している。
前の大戦時に戦争を誘導したのは軍隊だという所謂、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIP)」これが原因とも言われている何でも政府が悪い国が悪いという発想がずーっとその後もマスコミ(産経新聞社以外のメディア)でも優位なので、ともかく国や行政、軍や警察の力が弱ければ弱いほど、平和で安全という妄想が支配している。
だから悪の力と対抗するはずの警察力や軍事力、公権力の力をできるだけ使えないようにあれやこれやの手で縛り付けている。
自衛隊なんかミサイルを撃ち込まれてもそれを撃ち落とすことはできても、現在の法律や自衛隊の持っている能力ではミサイルを撃ち込んだミサイル発射施設を破壊して二度とこちらに危険なミサイルを撃てなくする力はない。
警察力もどんどん弱められ、個人を監視するなということでこれまで、指定暴力団や麻薬取引などにGPS捜査ができていたのだけど、それもできなくなった。
監視社会がこわーいという発想で犯罪抑止力がどんどん減らされているし、警察の権限がないのできっとあそこで犯罪が行われているに違いないという通報をしても、確実に犯罪が起きている証拠が挙がらないと警察は手が出せない。
虐待死 8時間断続的に暴行か | 2018/1/16(火) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/pickup/6268574 @YahooNewsTopics
例えばこういう事件、たぶん暴行を加えられているに違いないと児童相談所などが立ち入り一位時保護などの措置をとれるのだが、そのハードルは高く、一時保護をしたことを「拉致」とされ訴えられる事例も多い。軽微な事件でも保護できたほうが児童の安全確保になるが、それを国による「拉致」とされるために動けない。
犯罪捜査や児童虐待などの捜査も内部を監視したり、強制捜査できるような権限があり、その権限を行使したことで公務員が処罰されないようにしなければ、よほどの確証がある現行犯逮捕で衆人環視の目の前で虐待が行われているような場合でないとすぐに対処できないようにしてしまっていることに気づくべきだ。
かなり前に警察の事情聴取の捜査室は録画されるようになり、そこで一言でも問題視されるような言動があれば犯罪者は起訴できないようなしくみになってきた。
監視されない自由を求めるのであれば、犯罪にまきこまれても警察を頼らずどうにかする能力を同時にもたないと生きていけないことを覚悟する必要がある。物証を積み重ねなければ立件できない警察に証拠を押さえる機会をどんどん減らしているのは私たちなのだから、そのツケは自分たちで支払わなければならない。
監視社会はいやだし、個人のプライバシーは重視するわけだから、個人の空間での犯罪は自分でどうにかしろよという覚悟は必要じゃないかとおもうなぁ
しかし実際には、
監視社会は嫌だ、公務員は減らせと言う人間ほど問題が起これば「行政は何をしてた」と言うのです。
行政の手足をもいで身動きできなくしていることに気づくべきですよ。
犯罪者を監視できない国を本当にいいと思いますか?警察だって暇じゃないので、問題のある人以外は尾行も監視もしなかったとおもいますよー。今となっては後の祭り、アフターフェスティバルでございますが・・・
児童相談所も警察も自衛隊も公権力を削れば削るほど、悪は栄えるのです。(これが真理です。)
悪を許さないと考えるなら多少の公権力の介入、公権力の権限拡大は必要なのです。こういう悲惨な事件を本当に無くしたいなら多少のプライバシー侵害もやむ無し、行政の積極的介入、役所と警察の情報交換には個人情報の保護はナシ、ぐらいまで論じて行く必要があるけど、しないでそ?
じゃやっぱり今後もこういう事件が起こり、対処できないまま過ぎていくと思うよ。