今中東、EUで起こっていることについて、先日、ロシア、トルコ目線で状況を解説したのだけど、そもそも、なんでそのシリアって国が空幕されているの?というところについて、簡単に教えてほしいという人もいたので、
当ブログの軍事顧問がおおざっぱにはしょって仲間内に説明した文章がこれ。
もちろん、正確にきちんと説明してほしい人には不向き。
今北産業とはいかないけど、だいたいわかればいいという人はこれを読めば理解できます。その程度のゆるーい解説とおもってよんでくださいねー。
○シリアの現大統領のアサドさんは、元軍人で政治家じゃないのに成り行きで大統領になっちゃった。なので政治にはあんまり口を出さず、官僚とかに任せてそれなりにやってた。
それまでの国民への締め付けもあんまりしなかったんだね。今でも国内でそれなりに支持者が居るのはこの頃の事があるから。
で、そんな折にアラブの春が来た。ご多分に漏れずシリアでも反政府デモが活発化。一度はデモ勢との和解を目指すも、シリア国民がそもそもDQNだったので、仕方なしにってのもあるとは思うんだけど、いきなり自国民を弾圧でぶっ殺したりし始めちゃったからアウト。
まぁ傍からみてるとどっちもどっちなんだけどね。
で、当時イラク戦争やってたアメリカは武装集団とかがシリアから来たり、逆にシリアに逃げこんだりしてて、そもそもシリアふざけるなって思ってたんだね。
そんなこんながあった状況でISが出てきて勢力拡大。
シリアGDGDになっちゃいました。という訳で、IS vs 世界って構図で見てるとわけわからないけど、アサド政権 vs 反政府勢力 vs ISって構図で考えれば、アサド政権には露が、反政府勢力には欧米が味方してる訳で、ロシアはISを攻撃してるけど、同時に反政府勢力の事はしらねーな訳。なもんだから、ISと関係ない地元民もバコバコ殺してるの。そりゃ怒るわなぁ。なので、墜落してきたらぶっ殺されましたってのはISにじゃなくて、地元民に殺されてる訳。
シリア問題で、アメリカが躊躇してたのも、そういう事情があったりするんでややこしいのよねぇ…
日本に関係がありそうって意味では、北朝鮮とシリアはお友達で、核開発もいっしょにやってるって言われてる。そんな所もアメリカからすると「ふざけるな」な辺り。
あと、第3次中東戦争で、ゴラン高原をイスラエルにぶん取られているんで、それの奪還を目指してるんで当然イスラエルと仲が良いわけ無いってのもある。
で、先日のトルコ事情と合わせてよむとこの複雑な情勢がだいたい、アバウトに理解できるとおもいます。
■トルコがロシア機撃墜、何が起こっているか解説
http://ameblo.jp/calorstars/entry-12099393179.html
これでだいたい、話についていけるはずだとおもいます。
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