10年の暗黒時代を越えて、今。 | 凸凹ママの日常~我が子たちと描く凸凹な世界

凸凹ママの日常~我が子たちと描く凸凹な世界

発達障害と不登校。それに向き合ってきた私と子どもたちの凸凹な世界を描き続ける、直感表現アーティストである私のブログです

おはようございます。

 

今、音楽が楽しくて楽しくて、もう毎日ウクレレ持って家や職場で弾いています。

 

長男が生まれる直前に突発性難聴になって(その時はそう言われた)

耳鼻科の先生から妊婦でこれ以上の治療はできないと言われ、

底なし沼に突き落とされたようなショックで産前産後次男を産むまでうつ状態になり、仕事以外での音楽を弾く、聴くことから離れてしまいました。

 

消えることは無い耳鳴りと折り合いをつけながら仕事で使う以外の音楽活動は一切やめていて十数年。

 

今やっと「ただいま」ってつぶやけるくらいまでになったなと感じています。

 

耳鳴りが在ろうが、両耳の音のズレ感があろうが、

好きなものは好き。

 

戻ってこれたのは、音楽が、奏でるだけのものじゃないってことに気が付いたから。

 

音楽っていい意味で化学反応。

音楽の周りに一緒に居る人たちとのセッションなのだと。

 

自分が楽しいことが、周りにも楽しいことだってことに気が付いたから。

自分が楽しめる、

相手も楽しめる、

一緒にいる人たちも楽しくなるって

音楽じゃなきゃ実現できない。

 

昨日の出来事。

職場で子どもたちが卓球しながら、私が弾く『愛は勝つ』を聞いていて、その向こうの支援中の利用者さんが支援が終わってから「先生今『愛は勝つ』弾いとったじゃろう」と寄ってきて、そこからまた一緒に歌って、笑顔になってくれる。

 

そのまた向こうでは『愛は勝つ』を知っている同世代の職員がやっとるな~と思いながら仕事している。

 

家に帰ると、我が子たちがテレビのチャンネルでケンカになり、長男がふてくされているところに『愛は勝つ』の♪しんぱ~いないからね~と歌うと笑いが出てくる(´艸`*)

 

音楽をヤルのは自分が楽しい、自分が楽しいことをしていると相手も笑顔になってくれる

 

この連鎖が好きなのだ~~

 

だから、ただいま。

耳のおかげで自分の大事なものに戻れることができた。

ありがとうございます。

やつゆき。