褒めないということ | 凸凹ママの日常~我が子たちと描く凸凹な世界

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発達障害と不登校。それに向き合ってきた私と子どもたちの凸凹な世界を描き続ける、直感表現アーティストである私のブログです

おはようございます。

 

アドラー心理学を学び始めてから、子どもが正しかろうが正しくなかろうが、注目行動で大人の目を引きたいことが実践の中でわかるようになりました。

 

ある子は自分が出来たことを大人に「できた!」と報告しに来てくれます。

ここでどうしても大人は

「できたね!すごい!」と言いがちなのですが、

可能であれば

「○○できたね」とだけ言ってあげてほしいなと思ったりします。

すごいを付け足さない。

 

すごいという褒め言葉はどんな子にでも通じます。

特に困り感のあるお子さんにとっては普段失敗続きですから、とても刺激的で、こちら側も言えばご本人さんもすぐ喜べる魔法の言葉のように思われます。

例えばトイレを失敗しないというのは、子どもは一つ一つ段階を経て出来るようになるのですが、

ここで失敗しないで出来たことを

「できたね、すごい」と褒めてしまうと、

スゴイと言われないとトイレで成功しないという法則になってしまいます。

 

段階を経て大人と同じように出来ていくことに対しては褒めない方が良いかもしれません。

じゃあどう言ったらいいのかっていうと、

「できたね、お尻が気持ちいいね」

と言うのが良いかなと思ったりします。

 

トイレに間に合わなかった→濡れて気持ちが悪い、

トイレに行って出来る→濡れなくて気持ちイイ、でしょうから

本人の快ー不快に寄り添って本人がそうしたほうが得だぞと思う支援をする

私はそれを大事にしていきたいですね。

 

褒めてしまうと、その褒めがないとしようとしない。

自分の実生活の中でそれを学ばせていただいています。

 

感謝。

 

やつゆき。