ビルとテッドの大冒険-全米のティーンが熱狂!?-
今日は数学の追試が変更になって、ちょっと暇なのでレビューをば。
いや実際勉強しろって話なんですが、そうもやる気がおきるはずもなく……。
因数分解の絶対値でつまずく私っていったい……。
本日のやつは「ビルとテッドの大冒険」です。
一時期あっちではやったみたいですね。というわけでレビュー……
(ネタバレしてます、注意してください)
歴史を危うく落第しそうになるほどおバカな高校生・ビルとテッド。将来はビッグアーティストを目指して練習中……が、テッドの父親がついにブチ切れ、明日のテストで歴史の落第が決定したらアラスカの陸軍学校に入学させるという!そこに現れた謎の男・ルーファス。「君たちを手伝う」というルーファスだが、いったい……!?
えーと。まず注目すべきキアヌは物凄くおバカちゃんです。天然というか。ええ。超可愛い。(超って言うな)あーいう頭の軽そうなキャラ、二十代のキアヌにはぴったりだったんですね。先日のウォッチャーとのギャップに驚きました。明らかに「これ……あんまり制作費かからなかったんだろーな……」と思えるチープな感じの映画でしたが、おバカB級映画にはぴったりの雰囲気だったのでは。ヒットしてアニメも作られたそうですしね。あと「Excellent!!!」と「No,way!!!」と連発していたのが印象的でした。少し前、どこかでは続編も……という声も上がったそうですが、今の少し歳をとったオジサンキアヌ(ヒゲ面)に明るく「No,way!!!」とか言われたらドン引きビビります。まあ、四十代のビルとテッドはバンドマンとして成功しているんじゃないかな。姫君と。落ち込んだときに見るとスカッとするかも。(ただ、イケメンなキアヌのイメージを壊したくない方にはオススメできません。何しろ、以前一番キアヌの素顔に近いのはテッドだと言われていたらしいですから 笑)
そろそろ電車男も公開だし、Coldplayのnew albumも発売ですね。私のお財布は閑古鳥が鳴いています。
史上最も美しく、残酷な殺人鬼-ザ・ウォッチャー-
ミーハーな私。つくづくレンタルビデオ屋に行って思い知らされましたね。
だって、コンスタンティン見てから、『キアヌ・リーヴス』コーナー直行ですもん。(アホ)
と、いうことで見てみました『ザ・ウォッチャー』
(多少ネタバレしてます。注意!)
キアヌ・リーブスが不気味な殺人鬼に扮するサイコスリラー。連続殺人鬼・デビッドの悪夢に連日悩まされているFBI捜査官ジョエル。犯人はゲームを楽しむかのように、次の犠牲者のスナップ写真を殺人予告として彼に送り付けてくる。
もう何が駄目って、ぷよぷよなキアヌの体と、冒頭のダンスからわかるリズム感のなさは致命的だったな……(笑)これ、たしかマトリックスの直ぐ後くらいだと思うんですが……キャッチフレーズが『最も美しく~』な殺人鬼なら、もうちょっとスマートで中性的なところを出して欲しかったですね。だって、ゲイの匂いぷんぷんするし。実生活でもゲイ説が根強く残るキアヌですが……うーん。逆にジェームズ・スペイダーのほうが「おお!」という演技していたような。大丈夫かキアヌー……。殺人鬼や悪役をやるなら、極端にやってほしかったな。でも、女の人を殺す前の微笑とか、冒頭の手についた血を洗うシーンの顔にはぐっと来ましたが。(飽くまでキアヌラヴァー視点ですから、ね!)
あと。二人の心理ドラマを丁寧に描いているのは納得できるんですが、どうもグリフィンがキャンベルにこだわりすぎである様な……。ちょっと頭が軽い私には難しかったですね。もう少し丁寧に描いて欲しかったです。アクションやカーチェイス…とりあえず詰め込んでみたけど、よくわかんなくなっちゃった感が否めないのは私だけでしょうか。最後の火達磨になって川に飛び込んだあとのキアヌの顔には「!!!!」でした。いくら特殊メイク(?)といえども怖い……。
……キアヌに春が来たようですね。私も春が来ないかな……もうウン年も待ってますけど。
メランコリーなメロディ、coldplay-静寂の世界-
- アーティスト: コールドプレイ
- タイトル: 静寂の世界
ああ、今日はショックなことがありました。
まあ友人の話なんですが……。
憧れの先輩にメールアドレスを教えてもらった友人S。しかし、先輩は「俺、彼女の独占欲強くてメール禁止なんだ★★★」という、私だったら速攻ぶん殴りたい哀しいお言葉を。で、アドレスを同時に訊き出したもう一人の友人Kに、Sが「先輩、彼女いてメールできないねえ」と言うと、「え?毎日メールしてるよ」との言葉が……。いやね、Kはヘーボンな顔してますけど、いい子ですよ。けど、Sは滅茶苦茶美人なんだなあ。それにKは参っちゃいまして。ずううっと鬱状態で「…整形したい」「いいよね美人は」……。
私も不細工の分類に入る人間なんで、その気持ちが良くわかったんですよね。(と、いうか鬱状態がうつっちゃいましたよ)確かに美人はちやほやされるし、何か悪い事があっても許される。いい事ですよね。まあ…それゆえに悩みを抱えてる友人もいますけど(世の中って難しい!)まあその話は後日、機会がありましたら。
で。帰ってきてコールドプレイを聴きました。某アーティストが「コールドプレイを聴くと自殺したくなる」と、褒め言葉なのか貶しているのかよくわからないことを話していたという記事を読んだことがありますが、私はどちらかというとボーっと聞き流すタイプ。ただ、確かに塞ぎこんでしまいたくなるメロディ……なんですが、どこかに希望の光をちらつかせている雰囲気があると思っています。
特に好きな曲は「In my place」と「The scientist」と「Amsterdam」ですね。もちろん、表題作も好きです。「In~」は時々帰りの電車――西日が差し、一日の終わりをにおわせる時間帯に――で口ずさむと、私は自分の街を通り越してどこまでも電車に揺られていくんじゃないか、なんていう錯覚に陥るほど。絶望と闇しかない、そして感傷的なメロディーを奏でる彼らですが、どこかで救われる部分がある。
日本ではさほど有名ではない彼らですが、この機会に是非どうぞ。
コンスタンティン -天国と地獄を彷徨う、哀しきエージェント-
- 著者: ジョン・シャーリー, ケビン・ブロドビン, フランク・カペロ, 石田 享
- タイトル: コンスタンティン
先日、映画館へ足を運んできました。
高校生になり、電車でかれこれ一時間揺られながら通学しているのですが、
住んでいる街よりも都会へ行くので、買い物などは便利です。
映画館も以前より足を運ぶようになりましたね。
で、本題のコンスタンティン感想です。
(以下、多少ネタバレを匂わせております。ご了承下さい)
厭世的な雰囲気、そして不健康そうな顔(笑)頑張って減量したんですね、キアヌ!
ヒーローになりたくない男、ジョン・コンスタンティン。
過去に二分間だけ成功した自殺の罪により、肺がんで死んだあとには地獄が待っています。
その地獄行きを取り消すためにも、一生懸命ばっさばっさHB(ハーフ・ブリード / 純粋な悪魔・天使ではなく、その名のとおりハーフです。HBは地上への侵入を許されており、間接的に人間に影響を与えることも認められています)なんかを地獄に送り返して、地上のお掃除(笑)をしているわけですが、天使側のHB・ガブリエルに、「あんた、自分のためにしかやってねえんだよ!だから天国なんか行けねえYO!」と喝を入れられてしまいます。(多少脚色してますが)
そこへ謎の自殺を遂げた女性・イザベラの死を不審に思った警察官であり、双子の姉のアンジェラがジョンを訪ねてくる――。
と、話は始まるわけなんですが、
……、
私の周りでは「意味わかんない……」と酷評でした(うっわあ……)
でも私はハマりにハマって二回ほど観てしまいました。ノベライズなんかを読むと、一回目見たときは「……?」だったところが「……!」となりますよ。(回し者みたいですね)
何と言っても、キアヌファンにはおすすめ。……キアヌに見惚れてストーリーがつかめなくなる事請け合い。(それは褒め言葉じゃないよ)マトリックス終了時に「あら…?太った?」と思ったのですが、今回は役作りのために痩せたようですね。あごのラインが随分シャープです。
(そりゃあ、丸々として血色のいい末期の肺がん患者とかリアリティーないですもんね)
雄雄しいヒロイン(太眉)とのしそうでしない、伝わっているようで伝わらない、じれったい関係もおすすめです。私はいつチューするのかはらはらしてました。もうおばちゃんのこと驚かさないでくださいよ~!
ただ……少しキリスト教に馴染みがない日本人にはきついものがありますね。あとコミックが原作だからか、詰め込みすぎ感が否めません。確信を持っていえることは、これはキアヌのための映画だったかなあと(笑)きっと監督はキアヌが大好きに違いありません。キアヌの撮り方をよく心得てらっしゃる(笑)
結末は続編を匂わせます。これから見に行く人は、エンドロール後まで席を立たないで下さいね。
ただ、欧米の評価はかなり低いようで……。日本での健闘を祈ります。
(*個人的にはサウンドトラックもダークで乾いている音楽ばかりで好みです。いかかでしょう?)


