コンスタンティン -天国と地獄を彷徨う、哀しきエージェント- | hold me.

コンスタンティン -天国と地獄を彷徨う、哀しきエージェント-

著者: ジョン・シャーリー, ケビン・ブロドビン, フランク・カペロ, 石田 享
タイトル: コンスタンティン

先日、映画館へ足を運んできました。

高校生になり、電車でかれこれ一時間揺られながら通学しているのですが、

住んでいる街よりも都会へ行くので、買い物などは便利です。

映画館も以前より足を運ぶようになりましたね。

で、本題のコンスタンティン感想です。


(以下、多少ネタバレを匂わせております。ご了承下さい)


厭世的な雰囲気、そして不健康そうな顔(笑)頑張って減量したんですね、キアヌ!

ヒーローになりたくない男、ジョン・コンスタンティン。

過去に二分間だけ成功した自殺の罪により、肺がんで死んだあとには地獄が待っています。

その地獄行きを取り消すためにも、一生懸命ばっさばっさHB(ハーフ・ブリード / 純粋な悪魔・天使ではなく、その名のとおりハーフです。HBは地上への侵入を許されており、間接的に人間に影響を与えることも認められています)なんかを地獄に送り返して、地上のお掃除(笑)をしているわけですが、天使側のHB・ガブリエルに、「あんた、自分のためにしかやってねえんだよ!だから天国なんか行けねえYO!」と喝を入れられてしまいます。(多少脚色してますが)

そこへ謎の自殺を遂げた女性・イザベラの死を不審に思った警察官であり、双子の姉のアンジェラがジョンを訪ねてくる――。


と、話は始まるわけなんですが、


……、


私の周りでは「意味わかんない……」と酷評でした(うっわあ……)

でも私はハマりにハマって二回ほど観てしまいました。ノベライズなんかを読むと、一回目見たときは「……?」だったところが「……!」となりますよ。(回し者みたいですね)

何と言っても、キアヌファンにはおすすめ。……キアヌに見惚れてストーリーがつかめなくなる事請け合い。(それは褒め言葉じゃないよ)マトリックス終了時に「あら…?太った?」と思ったのですが、今回は役作りのために痩せたようですね。あごのラインが随分シャープです。

(そりゃあ、丸々として血色のいい末期の肺がん患者とかリアリティーないですもんね)

雄雄しいヒロイン(太眉)とのしそうでしない、伝わっているようで伝わらない、じれったい関係もおすすめです。私はいつチューするのかはらはらしてました。もうおばちゃんのこと驚かさないでくださいよ~!

ただ……少しキリスト教に馴染みがない日本人にはきついものがありますね。あとコミックが原作だからか、詰め込みすぎ感が否めません。確信を持っていえることは、これはキアヌのための映画だったかなあと(笑)きっと監督はキアヌが大好きに違いありません。キアヌの撮り方をよく心得てらっしゃる(笑)


結末は続編を匂わせます。これから見に行く人は、エンドロール後まで席を立たないで下さいね。

ただ、欧米の評価はかなり低いようで……。日本での健闘を祈ります。


(*個人的にはサウンドトラックもダークで乾いている音楽ばかりで好みです。いかかでしょう?)


http://constantine.warnerbros.jp/