カッパープレート体とモダンカリグラフィーの違い | 手書きをとことん楽しむ!カリグラフィー

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はまね先生(プロのカリグラファー|趣味系youtuber)によるカリグラフィーの書き方&アイデア情報発信ブログ

 
今日はカリグラフィーの知識についてご紹介します。
 
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縦軸は書体について
丸レッドカッパープレート体は伝統的な書体で傾斜も文字の高さも揃えます。
丸レッドモダンカリグラフィーはカリグラファーによってスタイルの幅が広く定義が難しいのですがここではⒶ傾斜も文字の高さも揃えない、Ⓑ傾斜は揃えるが文字の高さは揃えないの2種類としました。
 
横軸はペンについて
丸ブルー金属ペン 丸ブルーマーカー 丸ブルーサインペンをご用意。マーカーもサインペンも筆ペンタイプで力を入れると毛筆のように太さがでます。

 

 

 

金属ペンには軸、絵の具、パレット、水入れ、筆が別途必要ですね。

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まず金属ペンで3つの書体をかき分けました。小文字mを3つ書いています。

 

 

3つの書体で共通なのは

四角オレンジ筆記体のようにつなげて書く 四角オレンジ傾斜させる 四角オレンジ下りる線が太く上がる線が細い 

異なるのは

下三角傾斜を揃えるかどうか 下三角文字の高さを揃えるかどうか など。

 

モダンカリグラフィーは文字の幅やサイズなどもっと書き手によって印象が異なってきます。

 

 

 

こちらの動画ではペンによって印象が異なることがわかります。


 

金属ペンは細さがきれいに出るので繊細な書体向きであることがわかります。POPに元気よく書きたいならマーカーやサインペンがよさそうですね。大きく目立つように書くにはもっと太さの出るペンがいいと思います。

 

 

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カッパープレート体でペンの扱いや端正に書くことに慣れてから、そのあと動きのあるモダンカリグラフィーに進むとスムーズだと感じています。また金属ペンはペンから絵の具(インク)が出る・太い線を書くまでがちょっと難しいのでワークショップに参加したり、動画で確認するといいでしょう。
 
マーカーやサインペンは扱いが簡単なので今すぐにでも取り入れると手書きが身近に楽しめます。最終的にデジタルで加工するなら気軽なペンからはじめてもいいかもしれません。