手術後2日目からは傷の痛みや後陣痛は我慢できる程度で、スムーズに歩行もできるようになりました。以前の出産で苦しんだ会陰の痛みや痔もないので、トイレへの恐怖感もなく、2日目以降は、私の場合は帝王切開の方が楽だと思いました。
今回は上2人とは違う大学病院での出産でした。大部屋で普通分娩の場合約70万と決して安くない病院ですが、入院生活があまりに不便で助産師さんも不親切だなーと思うことが多くて辛かった。
まず、トイレが部屋になく、トイレに行くには少し離れた新生児室に預けてからでないとトイレに行けません。私は産後浮腫があり、たくさん水分取ってと言われたけど、トイレの度に新生児室に行って預けてトイレ行って、また新生児室に戻ってリストバンド照合して部屋につれて帰るのが憂鬱で。赤ちゃんが泣いて目覚めて、トイレ行きたくても、自分のトイレのために他の患者さんが寝ている夜中に泣きわめいてる赤ちゃんをコットにのせて廊下を往復してると悲しく惨めな気持ちになりました。
ミルクをもらうのも、赤ちゃんを連れて新生児室に行き、冷たいミルクをもらい、自分で湯煎してお部屋に戻り授乳しないといけません。おっぱいが足りなくてミルクをもらいにいくときは、やっぱり泣いてる赤ちゃんをコットに入れて廊下を往復。上の子の病院では、ナースコールすればミルク適温でお部屋に持ってきてくれました。赤ちゃんの服が汚れた時も新しい服をもらいに、汚れた服を返しに、新生児室まで行ったり来たり。
夜中ずっと泣いていても助産師さんが見にきてくれることはなく、ずっと抱っこして授乳して1時間くらいしか眠れない夜もあり、疲れも限界。自分から「預かってもらえませんか」と言えば、預かってもらえますが「次の授乳はどうします?声かけますか?」と言われると、本当はもっと寝たくても罪悪感で言えないし、私は人に何か頼むのがすごく苦手。
他にもいろいろ不親切だなーと思うこともあり、自分の性格の問題や産後のホルモンバランスのせいもかなりあるのだと思いますが、とにかく早く家に帰りたくて涙が出る…という入院生活でした。
コロナ対策で面会もできず、荷物の受け渡しも看護師さん経由で病棟に入らないのに子連れで来てはだめと言われたので、必要なものが届けてもらえず…。コロナ禍の不便さも相まって。
退院の日は本当にホッとしました。退院の前に新生児科の先生から赤ちゃんについて説明があり、妊娠中に首の浮腫があり気になっていた染色体異常について、特に気になる症状はなく特徴的な顔貌もないので、今検査する必要はないでしょうと言われ、一安心。長かった術後6日、計8日間の入院生活が終わりました。