カジャネムアの朝食はビュッフェスタイルで、卵料理だけその場で作って提供。
またまた長女が起きないので、3人で朝食に行き、長女の分はテイクアウトして帰ってくる。
滞在中、長女は1度だけレストランに行きましたけど、基本はひとりで遅くまで寝ていて、持ってきた朝食を食べるので、みんなのリズムを乱す
仕方ないので、我々もヴィラでゆっくりしたり、次女と二人で町にでかけて買い物をしたり、カフェでお茶をしたりして、のんびり過ごす。
我が家の旅のスタイルはいつもスタートが遅いので、部屋で過ごす時間が長い。そのために快適で広めの部屋を選ぶようにしています。
昼過ぎにルームサービスで軽食を頼んで、プールサイドで食べる。
夕方にタロ村に出発です。
こちらのツアーは大体ホテルからの送迎がついているので、助かります
ウブドから北に向かって約1時間。
ライステラスで有名なテガラランを超えてさらに行きます。
道路が細くなって、山道に・・・
ちょっと心配になるくらいに細い道。
↑車にもお供物。
しかし、急に車が止まる。
なんとこのタイミングで!
こんな一本道で!
どうして木を伐採しているのー
すると、ドライバーさんが降りて手伝う!
なんとあっという間に木を片付けてしまった
すごーーい
強い
無事にこの道を抜けて、ようやく目的地のペムラン・バリに到着しました!
オーガニックファームで、ここで育てた野菜を使った料理教室などを開催しています。
ガイドのニョマンが、農場を案内してくれて、栽培している作物を見せてくれました。
中はとても整然としていて美しい農場です。
↓
ニョマンは色々な葉っぱを摘んで匂いを嗅がせてくれたり、コーヒー豆をとって「こうやって種を出す」と見せてくれたり。
この日の一番の衝撃。
パイナップルの赤ちゃんは真っ赤でした!
可愛らしい牛たち。
乳牛?と聞いたら「そのうち食べる」と…
一通り畑を回ったら「村に行くよ」と車で移動。
村でホタル見るのかしら?
まだ明るいけど…
と思ったら、なんとニョマンの実家ツアー!
ヒンドゥー教の家には、かならずこのような階段付きの門があるそうです。
階段の幅はかなり大きくて、お年寄りとかかなり大変そうだよ?
村中の家にインドネシアの国家がはためいています🇮🇩
ひとつ前の記事に書いたけれど、8月の独立記念のお祝いですね。
このタロ村には500人くらいが住んでいるそうです。
ヒンドゥー教の家は親兄弟子供みんなが一緒に暮らすそうで、一家族数十人になることもあるとか…!
年寄りや子どもたちを家族みんなでケアするのだそうです。
驚いたのが、それぞれの家には「必ず」お寺があるということ
この上の写真がニョマンの家のお寺です。
とってもかわいいニョマンの姪っ子&甥っ子たち。
すごく人懐っこいの。
赤ちゃんの生誕100日祭、成人式(歯を削る儀式)、結婚式、ハネムーン、お葬式、埋葬まで、全て自宅内で行われるそうですよ。
ところでインドネシアにはカースト制度があるのだそうです。
昔社会で習ったインドのあれが、インドネシアにもあるんですね!
ブラフマ (僧侶)
クシャトリア(王族・戦士)
ウェシャ(貴族)
スードラ (平民)→約9割を占めるそうです
と4段階あるらしいですが、インドほど厳しくはなさそう。
女性は別のカーストの人と結婚するケースもあるらしいですが、男性は生まれたカーストからはどうやっても変われないそうです。
昔は同じカースト内でしか出会うこともなかったけれど、現代はネットを通じて色々な人と出会える時代なので、誰かと知り合うとまずカーストを確認するのだとか。
また、バリ人の名前は、カーストによって決まっているんですって!
名前で、その人のカーストと、何番目に生まれたかがわかってしまう。
平民の名前は、
第1子ワヤン
第2子マデ
第3子ニョマン
つまりニョマンは三男坊ですね!
そんなわけで、バリ島にはワヤンさんがたくさんいるんですって
ちなみにドライバーさんの名前はデワ。
彼はクシャトリアなんだそうです。
"King?"と聞いたら"Nooo, warrior!" とのこと。
戦士か!
それは力が強いはずだ!!
ホタルを見に行くだけのつもりだったけれど、色々な話を聞かせていただいてとっても感動
深く、心に響く体験でした。
ニョマンは「観光地はどこも似たようなものだけど、僕たちはバリのリアルな生活を知ってほしいからこのツアーをしている」とのことでした。
本当に感謝です
まだツアーの前半だけど、かなり長くなってしまったので次に続きます。
蛍まで辿り着けなかったわ。