手持ち4冊のフィッシング誌
最後の一冊は1982年の5月号
日本光学工業のカラー広告
競輪界のスター選手である中野浩一氏
いろんな意味でお若いです
今もファンが多いスミスのバスロッド
スーパーストライクシリーズに
シュープリームキャストが加わった頃
あわせてモノクロページでも
当時のトップ用からボトム用まで
全15機種を紹介しています
そして早くもフェンウイックは
グラファイトからの次世代ロッドとして
ボロン素材のボロンXを発売
HMGのG953を溺愛していた私でしたが
ボロンXのバッシングスピンであるX-59
吉田バージョンは欲しかった~
ABUは人気の1500C~2500Cに
新製品のサムバー付き4600CBを掲載
自慢するほど数多くのアンバサダーを
所有してきたわけではありませんが
私の中でのベストオブアンバサダーは
今もこの4600CBだったりします
サンスイさんはすでに新宿店もオープン
当時は結構見かけたコンボ販売
ロッドだけでもスーパーストライクに
フェンウイックの2054とか
ダイワの二代目ジェットキャストや
ダイコーのスピードスティックなど
古物好きの心チクチクのラインナップ
そしてこの号に掲載いただいたのは
カルカッタ60のプラグ製作紹介記事
津久井湖取材時に記者の方から
一番お気に入りはどれですかと聞かれ
実際にキャストして見せたのが
フラットスイッシャーと名付けたこちら
左右の大きなスライドにともなう
軽快なペラのサウンドと細かいバブルに
スカートの揺らめきでバスを誘う自信作
その動きを覚えていていただいた
取材依頼を断る理由はありません
当日は事前にいくつか作っておいた
製作過程ごとのボディを順次撮影しながら
その工程を細かく紹介していきました
国分寺にあったフライショップ
サワダさんでみつけて大切にしていた
貴重なグラスアイを奢っています
最後のコーティングに使っているのは
まだルアー用のウレタン塗料など無く
色々試行錯誤しての硬度と透明度で
一番のお気に入りだった原宿ノリエさんの
オリジナルロッドバーニッシュです
この頃のハンドメイドルアーといえば
決まってリアルミノーという中で
たぶん初めてのバスプラグ紹介記事
とてもうれしかったのを覚えています
ダイワ精工世界初の電磁ブレーキ搭載
ファントム・マグサーボSS
現在のフィネス機とは比較になりませんが
当時としては軽量ルアーのキャスト能力が
別次元といえるバックラッシュ防止効果
私もSS-10とSS-15を愛用しました
ヒノウエの名竿レスターファイン
ウッドグリップにアルミ製リールシート
まさにライフルを彷彿させるデザインが
強く印象に残るシリーズです
最後は三菱自動車
アングラーにも人気のデリカです
サイドウインドーが運転席から後端まで
真っ直ぐに伸びてストンと落ちるという
車としてワゴンを名乗るのであれば
個人的にはやっぱりこうあって欲しい
そんなデザインです