molten VOLLEYBALL COLLECTION

筆者が所有した経験があるバレーボールの紹介の2回目です。
今回は、molten［モルテン］のバレーボールです。すべて国際公認球・検定球の試合球です。［国内外の主要大会などで使用されるタイプです］

※すべて、筆者が以前所有していたボールです。(すべて売却済み)
※一部写真にブレが生じて見にくいものもあります。ご了承ください。
※ボールの説明はすべて他サイトや書籍等からの引用、およびその要約などです。

🏐molten | FLISTATEC

　　
V5M5000（2009年以降の国内外の主要試合、および2009-10シーズン以降のVリーグで使用）
（イタリアのバレーボールリーグ［セリエA］でも使用されていました[2011-12シーズンまで]。）
【左】2011年モデル：タイ製のみです。
【右】2009-10年モデル：筆者はタイ製のものを所有していました。
※上記はいずれも表の写真です。年により「国際公認球」のマークが異なります。
→上記2個の写真は表のみの掲載です。裏にはロゴや文字はありません。

●人工皮革●ソフト構造
1.流体力学理論に基づいて皮革表面へ配置した“六角突起”がボールに接する空気の乱れを抑制することにより、ボールの飛行軌道が安定し、従来コントロールすることが難しかったサーブ落下点のばらつき低減に成功しました。
2.マイクロファイバー層[皮革]の厚みを最適化したことにより、ボールの感触がよりやわらかくなり、レシーブの正確性向上につながります。
3.従来のバレーボールの上下・左右・前後の6面フレームを継承しながら、フレーム内にモルテンロゴにも象徴されている炎をかたどった流線型パネルを配置し、ボールの回転がさらに滑らかに見えるようになりました。
4.モルテンオリジナルの3色カラーパターン（白・赤・緑）を継承しています。最高明度の白は，照明の安定しないどのような体育館でもプレイヤーがボールを捉えやすく，同明度の赤と緑は回転時のボールの動きをなめらかに見せるのと同時に，視認性も向上させました。

→こちらにも詳しく掲載しています［moltenの公式サイト内］。

🏐molten | Soft Touch

　　
MTV5SLIT（2001～09年の国内外の主要試合、および2003-04～2008-09シーズンのVリーグで使用）
（イタリアのバレーボールリーグ［セリエA］でも使用されていました。）
【左】2007-08年モデル：日本製とタイ製が混在しています。
【右】2006-07年モデル：日本製のみで、筆者は以下の2006-07Vプレミアリーグ試合球と通常の検定球を所有していました。上記の写真は2006-07Vプレミアリーグ試合球です。
※上記はいずれも表の写真です。2005年以前のモデルは、ロゴやマークの部分が小さなデコボコになっていると思われます。
→通常上記の2つのモデルでは、裏にはロゴや文字はありませんが、筆者が所有していた2006-07年のVプレミアリーグ試合球は、裏にVリーグ40周年記念のロゴマーク［下の1枚目の写真］が、右の側面に久光製薬の橋本直子選手［当時］の直筆サイン［下の2枚目の写真］が入っています。
　　

●人工皮革●新ソフト構造
1.表皮層：マイクロファイバー(MTV4SLITMは不織布)を使用、天然皮革と同等の柔らかさとソフトな触感を実現、汗をかいても滑りにくく(天然皮革と同等以上の吸汗性)、吸った汗が素早く乾く(天然皮革以上の速乾性)ようになりました。
2.糸巻補強層：独自の糸巻構造により、理想的なソフトタッチを実現しました[モルテンのアイデア]。
3.カバーゴム：糸巻き構造への浸透調節機構の働きにより、優れた触感と耐久性をよりしっかり保ち続けることができます。
4.チューブ：もっとも空気浸透率の低いブチルチューブを使用することにより、空気漏れをしっかり防御します。

　　
【左】MTV5IT（1999～2001年の国内外の主要試合、および1999-2000～2001-02シーズンのVリーグで使用）：タイ製
【右】MTV5（1998年までの国内外の主要試合、および1998-99シーズンまでのVリーグで使用）：タイ製
※右の写真のボールは1997年モデルのものです。
→上記2個の写真は表のみの掲載です。裏にはロゴや文字はありません。

ボールの表皮は天然皮革です。
ロゴやマークの部分が小さなデコボコになっていると思われます。
新品の表皮はなでると少しざらざらしているような感じですが、滑りやすそうな感じもします。

ボールやユニフォームを集める魅力