杭州の旅もそろそろラストスパート。
雷峰塔で電動カートを降り、プラタナスの木々が爽やかな南山路をハイキング気分で歩くこと20分、目指していた河坊街に到着。
河坊街は、杭州に都が置かれた南宋時代の街並みを再現した老街で、お土産店などがずらっと並びます。
入口に鎮座する像
以前よりも同じようなお店が増えたような・・・
やたらと沢山あった、飴売りの店。龍井茶やシルク(本物かな~?)のお店が多かったです。
雰囲気のある薬屋さんや
こちらはレストラン。
特に買い物するでもなくぶらぶら歩きましたが、小腹が空いてきたので簡単に麺でも食べようかと思った時に、麺料理の老舗「状元館」があることを思い出しました。
「状元館」
杭州第一麺館と称される、1871年創業の中華老字号です。
期待して入ってみたら・・・お客さん誰もいなかった(この時14時半過ぎ)。
カウンターの上にあるメニューから希望のものを店員さんに伝えて先に精算。
番号札を渡されるので、それを席に置いて麺が運ばれてくるのを待ちます(と言っても、後から来たお客さん1組しかいなかったので番号札いらなくない?って話)
無愛想な店員さんにおすすめを聞いたら「蝦爆鱔面」だと言われたのですが、蝦って気分でもなかったので蝦抜きの「爆鱔面」(38元)と、無難に「香菇肉片面」(18元)を注文。
店員さん、高い麺ばかり勧めてくるのね~
待つこと5分ほど・・・
先に運ばれてきたのは爆鱔面
鱔魚=田うなぎです。
揚げた田うなぎと、炒めた玉葱をトッピングした江南式の麺でした。
揚げてあるので泥臭さはありませんが、骨っぽいかなぁ。かなりしっかりと揚げていました。
香菇肉片面
田うなぎの麺と同じスープに、椎茸の薄切りと豚肉の薄切りが入った麺。
20元も違うのにこっちの方が美味しかった ( ̄ー ̄;
椎茸の出汁が効いていたからかな。
こちら、昔ながらのお店というか、店員さんが足で椅子蹴飛ばしていたり、久しぶりに無愛想のオンパレードでした。お昼時はまた違うのかもしれませんが
隣の食堂の方が良かったかも(こちらはそこそこお客さんいました)。
お店を出た後、再び散策していたら
はっ
そうですか・・・。
何故にここでアピール?海産物だから?笑い飛ばせるほど私の心は広くなかった・・・。
この後、ホテル周辺まで行く路線バスを見つけられず(バス停で運転手さんに聞いたら、近いから歩けと言われた)、タクシーでホテルまで帰りました。13元。