昨日、「働きがいのある会社」に選ばれた 旨
皆様にお伝えさせていただきましたので、
それに関連したご報告をさせて頂きます。
先日、社内活性化のヒントとなるような書籍
「不機嫌な職場」
が発売されました。
職場の環境がギスギスして、さめた関係が蔓延している
現代の状況に危機感を持った人事のプロである筆者たちにより、
どうしたらもっと会社が楽しく、活気にあふれ社員一丸となって
協力し合える場所になるのだろうかということに焦点があてられています。
実はこの中の「協力しあう組織に学ぶ」という項目にて、
組織がうまく機能している事例の一つとしてサイバーエージェント が紹介されました。
今でこそ、ミッションステートメント内で
■ 「チーム・サイバーエージェント」の意識を忘れない
■ 有能な社員が長期にわたって働き続けられる環境を実現。
といった言葉が並ぶ当社ですが、
実は、ネットバブル崩壊後の2000年後半～2002年にかけては、
株価が低迷する中で将来への不安感が募り、
せっかく入社した社員が次々と辞めていくという状況がありました。
こうした経緯の中で、社員がいきいきと、
また将来的にも安心して働ける環境をつくろう！
当社のカルチャーをきちんと社員に伝え浸透させなければならない！
そんな危機感から役員・人事・社員を巻き込んでのてこ入れが始まりました。
それ以降、生まれたものは数知れず。
カルチャーを伝えるための「maxims」や「ミッションステートメント」のほか
、「2駅ルール」「休んでファイブ」などの制度もそうです。
■ Maxims
「不機嫌な職場」では当社の取り組みについて
多く取り上げていただいておりますが、
あまり皆さんが目にすることがないだろうと思われるものとして、
イントラネットで公開されている
「社内報 Cybarサイ・バー」があります。
この社内報も、社員数が増え、知らない社員もたくさんいるという状況の下、
他部署の社員を知るきっかけをつくり、
当社のカルチャーを伝えていくということを目的にしています。
そのため、【社員がバーに集う】イメージをして
「Cybarサイ・バー」という名称になりました。
この社内報では社員自ら自身の半生を振り返るコンテンツあり、
自身の成長に大きく影響を及ぼした（元）上司の話を
インタビュー形式で掲載するコンテンツあり・・・
真面目なものから、社内で話題になるような面白いもの、、
時には目頭が熱くなるようなものまで、
部署横断の有志の編集委員が毎週更新しています。
弊社も今年3月には10周年をむかえます。
大きく拡大する組織の中で、社員同士の相互理解が困難になり、
隣の部署が何をやっているか分からないという状況が
発生してもおかしくありません。
しかしながら、社員が一丸となって
会社のビジョンを共有するためには、社内の意思統一と
社員同士のコミュニケーションが不可欠です。
そのためにはどの部署でどんな人がどんな働き方をしているのか、
「人」を知ることはとても重要であり、そういった意味でもこの社内報は役立っています。
また、何より当社の根底にあるのは
ビジョンの「21世紀を代表する会社を創る」ということ。
現在新卒採用セミナーが始まっていますが、
当社では毎年ビジョンに共感できるかどうか、
ここを重視して採用しています。
現在、当社の社員数は単体で約700名となっており、
この4月に新入社員が入社すると、
単体の半分以上が新卒入社の社員となります。
詳しくは、常務のブログ にて。
ビジョンに共感して入社を決意した社員がジョインするということは
楽しみでもあり、またこのような中で「21世紀を代表する会社を創る」という
当社のビジョンを失わないためにも、今までにも増して、
社員同士のコミュニケーションと社内活性化が必要だと思っております。
そのためにも、社内の制度や取り組みなど、
引き続き新しく生み出していくと同時に、
社内広報にも力を入れていなければならない、そう考えています