CAGEMAN ch. さんです。
まず、
この記事の目標となる
2 枚の画をご覧ください。
F-91W 。。。
- チープカシオ
- チプカシ
と呼ばれている
カシオ・スタンダードの
シリーズについては、
あれこれ書くまでもなく
皆さんご存知なんだと
思います。
この記事では
上の 2 つのモデルを例に、
ベルトの交換にフォーカスして
少し細かめに
お話しようと思います。
難しいことは
何もありません。
では、
始めます。。。
CAGEMAN ch. さん的には
チープカシオの代表格は
やはり。。。
F-91W
だと思うんですよ。
主観ですけど。。。
ビンラディンモデル
な~んていう
呼び名も
ありますし。。。
長くなりそうなので、
この辺で。。。
いつもそう心掛けなはれ!
理由がありまして、
この記事では、
比較対象として
別のモデルを
取りあげます。
F-84W
でございます。
これら
- F-91W
- F-84W
ですが、
見た目の印象としては
似ているのかも?。。。
という感じですが、
ベルトの交換
という意味では
かなり差があります。
理由は様々だと
思いますが。。。
あんなベルトや
こんなベルトに
交換したいな♪
なんて思いますよね。
その時の自由度が
この 2 モデルは
異なります。
ベルトの幅は
双方 18 mm です。
同一です。
では、
その差とは何か?
双方のベルトを外した状態で
撮った画をご覧ください。
真俯瞰の画です。
F-84W は
ベルト用のピン
(矢印の先)
が見えます。
一方の、
F-91W (右) は
ベルト用のピン
が見えません。
この差から
何が想像できるのか?
ということなんですが。。。
F-84W の方が
F-91W よりも
ピンとケースの
隙間が広く。。。
※ 矢印の部分だけでなく、ピンに対して全方位(軸周りの360度)の間隙の大きさが重要です。
ベルトの厚みについての
許容範囲が大きい
(より厚いベルトでもOK)
のではないか?。。。
というアタリを
付けることができます。
※ 矢印の部分だけでなく、ピンに対して全方位(軸周りの360度)の間隙の大きさが重要です。
このことは
チープカシオ
に限ったことではなく、
一般的にそのような
傾向があるよ。。。
という程度のこととして
知っておくと
便利かもしれません。
※ 黄色の線で示したような形状のケースの方が、ベルトを交換する際の自由度が高めだと思います。
次も重要です。
この 2 モデルは、
ケースにベルトを
固定するためのピンが
バネ棒ではありません。
バネ棒を用いた
チープカシオのベルトの交換については
この記事や。。。
【チープカシオ】NATOベルトの交換で困ったら!バネ棒の交換で解決?A-158WEA-9JF等で
※ リンク先はアメブロ内の記事です。
この記事を。。。
【チープカシオ】CASIO A-158WEA-9JF ベージュ系NATOベルト交換完了!【#3】
※ リンク先はアメブロ内の記事です。
参照してください。
繰り返しますが、
F-91W 系は
バネ棒を使用していません。
では、どうやって
固定しているか?
ということなんですが、
用いられているのは
片方の端部だけが
切削加工されている
ただの金属の棒です。
バネ無し棒です。
※ ケース裏側から撮った画ですので、ピンの向きにご注意ください。
そのピンの脱着には
注意が必要です。
このピンと時計の樹脂ケースには
互いの向きが定められています。
下の画のような向きで
抜き挿しする必要があります。
※ F-91W も同様です。
ですから、
ピンを逆向きには
(太い方からは)
挿し込めませんし、
ケースの逆側
(時計のボタンが 1 つの側)
からも挿し込めません。
ピンを外す(抜く)時は
図のピンクの矢印の向きへ
ピンを押し出します。
その時に
下の写真のような工具
(ピン抜き棒?)
※ この子はバネ棒外し(Y型)の相方になっていることが多いのでしょうか?
があれば、
ピンの先の細い側
(時計のボタンが 1 つの側)
の穴から
ピン抜き棒?で突いて
グ♪グ♪グ♪っと
押し出します。
指先などにケガをしないように
注意してください。
ピンも工具も細くて
鋭利ですから。。。
余談ですが。。。
CAGEMAN ch. さんが
便利だなぁ~♪と感じる
ピン抜き棒があります。
一応、I 型と Y 型の双方が
付属しているのですが。。。
I 型専用として使っています。
上の画の上段に示した
一般的なタイプは
I 型の反対側に
Y 型があります。
I 型を使うときに
持ち方によっては
Y 型の先端が邪魔に感じます。
一方。。。
上の図の下段に示した
お勧めのモノは
I 型の反対側がグリップですから
便利で安全です。
それよりも何よりも、
I 型の先端の直径が
F-91W のピンの太さに
程よく適合しており
好印象です。
では、
本題に戻ります。
また、
何度も何度も
ピンの抜き挿しを繰り返すと
ピンの脱落を防止するための
樹脂製ケース側の
凹部が摩耗し、
ピンを保持する力が
弱くなっていきます。
そうならないように、
ピンの抜き挿しは
最低限にとどめた方が
よさそうです。
定量的にはお話しできませんが、
耐久性は相当に高くありません。
続いて。。。
実際にベルトを
交換してみました。
交換用のベルトを
2 種類、用意しました。
片方は NOTO タイプの
ベルトです。
ナイロンベルトの厚みは
約 1.2 mm です。
売値が \1,000 程度の
ものです。
もう片方は
シリコン素材の厚めの
ベルトです。
時計のケースに
接続する部分
(内臓されているバネ棒周辺)
のベルトの厚みは
4 mm 以上あります。
先にも書きましたが、
CAGEMAN ch. さんの経験上、
より厚めのベルトでも
装着できそうな
F-84W の方から
試してみました。
まずは、
NATO タイプから。。。
※ NATO タイプのベルトです。
一応、交換できました。
ピンと樹脂ケースの間隙に
ナイロンベルトを通すのですが。。。
何とかギリ♪ギリ♪。。。
という感じで、決して
スル♪スル♪と
余裕のある
状態ではありません。
続いて、
シリコン樹脂製のベルト。。。
これはダメもと
だったのですが、
何とかギリ♪ギリ♪
交換できました。
これには、正直。。。
驚きました。。。
続いて、
ベルトの交換が
苦手そうに思える
F-91W です。
まずは、
ほぼほぼ無理そうな
シリコン樹脂製のベルから。。。
予想通り。。。
交換できませんでした。
ベルトに内蔵されている
バネ棒周辺の
ベルトが厚過ぎです。。。
無理でした。
続いて
NATO ベルト。。。
※ ここまでは何とか通したのですが、これ以上は厳しい感じです。無理をしたくないので、早々にあきらめました。。。
上で紹介した
NATO ベルトは駄目そうです。
ピンを先にケースに差し込んだ状態では
ピンとケースの間隙に通すのは
難しそうです。
表現を変えるならば。。。
通そうと思えば
通せるのかもしれませんが、
CAGEMAN ch. さんには
そこまで無理をする理由が
ありません。
ただ。。。
NATO タイプの
ナイロンベルトの厚みは
薄めのモノから
厚めのモノまで
色々市販されています。
※ NATO タイプのベルトです。
ということで、
十分に薄いモノを用意すれば
F-91W でも交換できるはずです。
探しましたよ。。。
F-91W に対応する
薄めの NATO ベルトを。。。
※ 2020年10月30日付追加掲載
下の画のように。。。
※ 2020年10月30日付追加掲載
取り付けできていますでしょ?
※ 2020年10月30日付追加掲載
この記事では
具体的なベルトの取付方法には
触れませんが、
必要に応じて次の記事
【チープカシオ】F-91W をNATOベルトに交換する具体的な方法を紹介!CASSIS(カシス)
※ リンク先はアメブロ内の記事です。
を参照してください。
詳しく書いたつもりです。
以上。。。
ベルトの交換
という視点で。。。
F-84W と
F-91W を
比較してみました。
外見は似ていても、
ベルトの交換
ということになると、
その自由度に
これだけ差があります。
ベルトの交換ありきで
これらの腕時計を
購入する場合には
注意が必要です。
ということで、
CAGEMAN ch. さんは。。。
標準の仕様に戻します。
そういうことするの。。。
それでは、今日はこの辺で。
CAGEMAN ch.