CAGEMAN ch. さんです。
昨日紹介した動画を
この記事で補足します。
文字ばかりで
面倒な割に。。。
具体的に得られる情報は無く
ご気分を悪くするような
内容です。
さて。。。
この記事は
すぐ下に埋め込んだ動画の
補足ですから、
まだご覧になっていない方は
2 分ほどお時間をください。
※この動画のリンク先はYouTubeです。
わざわざのご視聴、
ありがとうございました。
動画内では
明示していませんが、
結論としては、
この 3 種類のモーターを
この方法で比較した限りでは、
有意な差はなさそうだ。
ということです。
個人的な体感としては
この 3 種のモーターに
大きな差を感じたことがないので、
CAGEMAN ch. さんとしては、
多少強引ではあっても
上の結論が得られたことで
ある程度納得しています。
続いて、
この動画を補足します。
まず、
この 3 種のモーターの
スペック（公称値）を列記します。
OP. 696
スーパーストック TZ モーター (23T)
無負荷時の回転数：26,500 rpm（7.2V）
最高効率時トルク：0.049 N・m（7.2V）
OP. 697
スーパーストック RZ モーター (23T)
無負荷時の回転数：27,500 rpm（7.2V）
最高効率時トルク：0.049 N・m（7.2V）
OP. 930
スーパーストック BZ モーター (23T)
無負荷時の回転数：26,500 rpm（7.2V）
最高効率時トルク：0.049 N・m（7.2V）
公称値としては、
トルクは 3 種とも同じ値。
回転数は RZ モーターだけが
他の2種よりも約 4 % 増し。
これらを比較する
ということは
そもそも何を意味するのか？
という事を確認することから
始めねばなりません。
主に2つの場合があると
思います。
- 類似したパフォーマンスであることを確認する
- 類似したパフォーマンスではあるが、その微小な差を見積もる
上でご紹介した動画は
どちらかといえば
1. の立ち位置ですかね？
厳密に言えば、
1. のまね事を
したにすぎません。
比較に用いた
手元にある
3 種のスーパーストックモーターは
それぞれ各1個です。
サンプル数が 1 では
統計的なアプローチは
不能です。
製造時起因の
モーターの個体差の程度すら
全く評価できません。
それを承知で
スーパーストックモーターを
比較したわけですが、
幸か不幸か？
手元にある
3 種類のモーターは
ほぼ類似した
パフォーマンスを
示しました。
この偶然？に
感謝です。
ほっとした？瞬間でした。
正直なところ、
これが望んでいた、
白でも黒でもなく
ゆるく、グレー。。。
という落としどころ
でしたので。。。
もし 2. の立ち位置で
きちんと比較する場合は
どうすればよいのか？
モーターの種類別の
比較をする前に、
例えば RZ ならば、
まず、
RZ がもつ製造時起因の
個体差の分布を知る必要が
ありますよね。
必要かつ十分な個数の
RZ モーターを入手し、
それらの
トップスピードや
10 m スプリントのタイムを
こつこつと測定し、
平均と分散を
求めます。
それを
BZ と TZ にも
同様に行って、
3 つの分布を得ます。
そして、
得た 3 つの分布を比較して
順位付けする。。。
こんな感じの比較方法に
なるのでしょう。
そもそも
そこまで丁寧に比較しないと
確認できないような
微小な差異に
順位付けする必要が
あるのか？
という疑問も
わいてきます。
この話はこの辺で
おしまいにします。
それでは
いつものように
測定方法について
以下に記します。
比較項目
- 10 m スプリント（タイム）
- トップスピード（速度）
とその測定方法については
以前の記事
【2017年新版】見せてもらおうかGTチューンモーターの性能とやらを！スポーツチューンと一緒にね
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
で書いています。
ただし、
助走区間だけは
10 m ほど延長して
20 m としています。
また、今回は
冬季（外気温 ： 6～7℃）の
測定となりました。
推測にすぎませんが、
絶対的な
パフォーマンスの評価
という意味では
寒さの影響が
でているでしょう。
続いて、
TT-02B について。。。
【シャシ】
* フロントサスのロワアーム
YEAH RACING
TATT-S001BU
* フロントハブキャリア
スクエア
STD-236B
* フロントアップライト
スクエア
STD-235B
* リヤサスのロワアーム
イーグル
TT02B-02P6U
AL リア ロア アーム タミヤ TT02B用
* リヤアップライト
DF-02 アルミ2ウェイリヤアップライト （OP. 793）
* ダンパー
DF-03 アルミダンパーセット （OP. 926）
* 軸受け
ラバーシールベアリング
1150 （OP. 8）
1280 （オプションNO.1）
でフルベアリング化。
* 駆動系のパーツ （プロベラシャフトやユニバーサルシャフトなど）
それらの多くは
タミヤの金属製オプションパーツに交換。
* スパーギヤ
64T （OP. 1356）
* ピニオンギヤ
29T （OP. 1229）
* ギヤ比
5.74 : 1 （ノーマルは10.7 : 1）
* デファレンシャルギヤ
フロント：デフロック （OP. 1649）
リヤ：デフロック （OP. 1649）
* タイヤ
M2スリックタイヤ （OP. 224）
【バッテリー】
タミヤ レーシングパック RC1600SP
【ESC】
タミヤ ブラシレス ESC 03 センサー付 TBLE-03S
【路面】
今回は
アルファルト舗装で
比較しました。
しかし、
RC用に管理された
場所ではないので、
砂や小石もある程度
落ちています。
ですが、
今回の測定には
十分な路面のグリップが得られ、
10mスプリントの急発進時も
ほぼ問題なしです。
今まで利用してきた
測定場所の中では
最も整った環境です。
毎回重複していますが、
以下は注意点です。
先に書いたように、
シャシの仕様を
変更しています。
今回は測定場所も
季節も異なっています。
動画内で示した
速度やタイムを
既出の比較動画と
短絡的に比べることには
あまり意味がありませんので、
この点はご了承ください。
今までと同じ流れで、
オフロードでの比較も
予定していたのですが
どうしたものでしょう。。。
それでは、今日はこの辺で。
CAGEMAN ch.