CAGEMAN ch. さんです。
RC関連の記事を
連投中です。
この記事は、
制作した動画の紹介と、
その内容について
補足説明したものです。
by シャア・アズナブル
2016 年の記事
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
では、
- タミヤ GTチューンモーター
- タミヤ スポーツチューンモーター
- マブチ RS-540SH
の3種類のモーターを
WR-02 シャシを用いて
比較した動画を
観ていただきました。
制作した者として
色々な問題を感じています。
今日の記事では、
2017 年新版として、
もう一度、
- タミヤ GTチューンモーター
- タミヤ スポーツチューンモーター
- マブチ RS-540SH
の3種類のモーターを
TT-02B シャシを用いて
比較しました。
昨年の WR-02 シャシ
による比較結果よりも
もっと汎用的な情報にするために
制作しなおしました。
2017年版の新しい動画を
昨日の記事で紹介しましたが、
まだご覧いただいていない場合は
すぐ下に、もう一度
埋め込みましたので、
もしよろしければ
ご視聴ください。
それでは、
この動画の補足説明を
していきます。
【比較項目】
2種類の比較項目
- 10 m スプリント(タイム)
- トップスピード(速度)
について。。。
1. は主に加速性能を評価するための測定です。
2. はモーターの伸びを評価するための測定です。
1. も 2. もどちらも大切な要素ですね。
【測定方法】
- 10 m スプリント(タイム)
- トップスピード(速度)
1. は
ゼロスタートから
10 m を走り切るまでの時間を
測定しました。
完全に実測です。
100 m 走の要領と同じですから
シンプルですよね。
加速性能が高いほど
タイムは短くなります。
2. は
まず、約 10 m の
「助走」区間 を使って
トップスピードまで加速します。
そして、
トップスピードに
達した状態で
次の 10 m の
「測定」区間 を走り抜け、
走り切るまでの時間を測定し、
速度を算出しました。
これも完全に実測です。
【シャシなど】
用いた TT-02B シャシは
主に以下のパーツを
変更しています。
* 軸受け
主にラバーシールベアリングを用いて
フルベアリング化(一部にTRFを使用)。
* 駆動系のパーツ(プロベラシャフトやユニバーサルシャフトなど)
それらの多くはタミヤの金属製オプションパーツに交換。
* スパーギヤ
68T (OP. 1500)
* ピニオンギヤ
22T (SP. 357)
* ギヤ比
8.04 : 1 (ノーマルは10.7 : 1)
* デファレンシャルギヤ
フロント:ノーマルギヤデフ
リヤ:デフロック(OP. 1649)
【バッテリー】
バッテリーは Ni-Cd を使いました。
タミヤレーシングパック RC2400SP zapped
【ESC】
スピードコントローラーは
ブラシモーター用の
TEU-302BK
を使いました。
【コンディション】
動画にも写っていますが
ほぼフラットな草地で
測定しました。
草は定期的にカットされており、
草の背はそれほど高くありませんが、
加速時や巡行時の
摩擦抵抗の原因になっていることは
間違いありません。
また、
測定した時間帯が
早朝だったため、
夜露によって
葉の表面がウェットな
状態でした。
したがいまして、
舗装路で同様のテストをした場合よりも
パフォーマンスの絶対値は
低く見積もられています。
【10m スプリント の結果】
前半の 5 m を走り切った時点では
GTチューンモーターがトップ
だったものの、
後半の 5 m を走行する間に
スポーツチューンモーターに
追い上げられて、
10 m スプリント の
タイムとしては
双方ほぼ同じ。。。
- タミヤ GTチューンモーター: 2.2 秒
-
タミヤ スポーツチューンモーター : 2.2 秒
-
マブチ RS-540SHモーター : 2.5 秒
この動画を観る限りでは
GTチューンモーターの加速性の良さと
スポーツチューンモーターの伸びの良さが
みて取れます。
【トップスピードの測定結果】
すぐ上でも書きましたが、
この動画を観る限りでは、
スポーツチューンモーターの
伸びの良さを確認できました。
- タミヤ GTチューンモーター: 22 km/h
-
タミヤ スポーツチューンモーター : 24 km/h
-
マブチ RS-540SHモーター : 20 km/h
スポーツチューンの
トップスピードは
GTチューンのそれよりも
10 % 程度増し
という結果になりました。
【まとめ?感想?】
今回は
ギヤ比を約 8:1 に設定して
計測しました。
ノーマルのギヤ比の
10:1 付近では
モーターがすぐに
吹け上がってしまう
ためです。
ただ、
この 8:1 というギヤ比にしますと、
RS-540SH モーターの場合は
走行中のトルクの細さを
常に感じます。
草をかき分けかき分け
頑張っている感
丸出しです。
さらに、
スタートダッシュ時の
ホイルスピンによって
姿勢が乱れることも
ほとんどないほどに、
トルクが細い印象です。
一方、
GTチューンや
スポーツチューンの場合は
比較的にトルクが太いため
RS-540SH よりは
ストレスを感じません。
程よいかどうかは
人それぞれですが、
スーパーストックモーターや
10.5T のブラシレスモーターを
用いた場合と比較すると
やはり、非力ですし、
ワクワク感も劣ります。
以上が
CAGEMAN ch. さんの
感覚的なコメントです。
これで
書き忘れたことは
ないかなぁ~?
今回は
3種類のブラシモーターを
比較しました。
次回(近い将来?)は
ブラシレスモーターを
比較しようと
予定しています。
【 追 記 (2017年10月13日)】*************************
予定していた記事を投稿しました。
タミヤ製ブラシレス(10.5T & 15.5T)とブラシモーターのスーパーストックRZを比較!
※リンク先はアメブロ内の記事です。
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それでは、今日はこの辺で。
CAGEMAN ch.