CAGEMAN ch. さんです。
この記事は、
TT-02B (ネオスコーチャー) を
これから作ろうとしている方や、
TT-02B (ネオスコーチャー) XB に
少し手をくわえたいと思っている方などに
読んでいただけると
多少参考にしていただけるのではないか
と思います。
前回の記事
タミヤ「ネオスコーチャーTT-02B」動力伝達系の改造例【#10】仮組・塗装終了!簡単に試走!
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
の感想で。。。
ノーマルの設定では
ローギヤードすぎる
(高速が全く伸びない)
と感じたので、
ピニオンギヤとスパーギヤを交換し、
ハイギヤード化
(高速が伸びるように)
します。
※写真のピニオンギヤは26Tです。
ハイギヤード化するとは、
定性的には
こんな感じでしょうか。。。
- 加速時に最終的に到達する最高速度を増加させる。
- 反面、加速性能をあきらめる、トレードオフの関係。
ハイギヤード化の
具体的な方法は、
こんな感じでしょうか。。。
- ピニオンギヤの歯数を増やす。
- スパーギヤの歯数を減らす。
ちょっとそれは。。。
という感じですが、
- タイヤの直径を大きくする。
ことでも、
同様の効果が
期待できます。
いずれにしても、
ハイギヤード化すれば
モーターへの負担が増します。
この記事で書くように
一気に大幅に
ハイギヤード化した場合は
モーターの発熱などを
こまめにチェックしながら
慎重に走行させてください。
さて。。。
始めましょう。
CAGEMAN ch. さんの
手持ちのピニオンギヤで
もっとも歯数の多いものは
下の OP. 1228 の 27T でした。
ちゃんと買いに行けよ!
ということで、
この記事では次のように
ピニオンギヤを換装します。
換装 前 : 17T (キット付属)
換装 後 : 26 or 27T (OP. 1228)
今回のテストで
ギヤ比を固定するつもりは
ありませんので
軽い気持ちで。。。
とりあえず。。。
という感じです。
次の表を見てください。
これは、
OP. 1500
TT-02 ハイスピードギヤセット( 68T )
に付属する
スパーギヤの歯数と
ピニオンギヤの歯数と
ギヤ比の関係を羅列した
一覧表 ( TT-02, TT-02B 用 ) です。
拡大しますね。
念のため記しますが、
ギヤ比には
モーターやバッテリーなど
との兼ね合いで
適正な(推奨される)ギヤ比
というものがります。
上の表は
適正な(推奨される)ギヤ比を
知るためのものではありません。
どんなモーターや
どんなバッテリーを使うのかは
とりあえず置いておいて、
ただ単に、
ピニオンギヤとスパーギヤの
組み合わせによるギヤ比を
羅列しただけのものです。
この点には注意が必要です。
メーカー側が示す
適正な(推奨される)ギヤ比が
この数値なので!
と、それにしばられるのも
アリだと思いますが。。。
ちなみに、
TT-02B の
組立説明図をみますと、
タミヤさんは
9.58 : 1
よりもハイギヤードに
セットして走行させないようにと
アナウンスしています。
適正な(推奨される)ギヤ比よりも
ハイギヤード(ローギヤード)で
遊んでみるもの
面白いと思います。
ギヤ比が
高すぎるとどうなるのか?
低すぎるとどうなるのか?
それを体感した上で初めて
適正な(推奨される)ギヤ比の持つ意味を
知ることができるのではないか?
と、CAGEMAN ch. さんは
思っています。
で。。。
【 (1) ピニオンギヤ 】
交換予定の
ピニオン(OP. 1228)は
- 26T
- 27T
のどちらかです。
改めて、
一覧表を見てみます。
青枠で囲った部分が
26T または 27T に
関係する部分です。
続いて、
緑枠で囲って示した
スパーギヤに関す部分ですが、
仮に、
スパーギヤを 64T にすれば、
最も小さいギヤ比
6.16 : 1 (表中では赤枠)
が得られます。
ちなみに、
キット付属の
ピニオンギヤ ( 17T ) と
スパーギヤ ( 70T ) による
ノーマルのギヤ比は
10.71 : 1 (表中では水色枠)
です。
10.71 : 1
から
6.16 : 1
まで
大幅にギヤ比を変更すれば
かなり容易に
ハイギヤード化を
体感できるでしょう。
ちなみに、
この一覧表にしたがう限りでは
ギヤ比
5.74 : 1 (表中ではオレンジ枠)
が最もハイギヤードな
ギヤ比となります。
【 (2) スパーギヤ 】
ということで、
スパーギヤは
換装 前 : 70T
換装 後 : 64T
という具合に
交換します。
ここで少し補足です。
64T のスパーギヤを
組み込むためには
下の2つのパーツを
購入する必要があります。
OP. 1500
TT-02 ハイスピードギヤセット ( 68T )
SP. 1356
TB-03 06スパーギヤ ( 64T )
スパーギヤを
64T ( SP. 1356 ) に交換する場合は、
68T ( OP. 1500 ) のスピードギヤセットに付属する
青い金属パーツが必要になるため、
- OP. 1500
- SP. 1356
の両方を購入する必要があります。
ちなみに、
68T のスパーギヤに交換する場合は、
68T ( OP. 1500 ) のギヤセットだけを
購入すれば大丈夫です。
それぞれのスパーギヤには
赤丸の部分に
歯数が記されています。
重複しますが、
この記事では
64T を選択しましたので、
OP. 1500 に含まれる
68T のスパーギヤ(右側)は
使用しません。
そして、
OP. 1500 の組立説明図
にしたがって、
64T のスパーギヤを
組み上げると
右側のようになります。
左側はキット付属の
70T のスパーギヤです。
※右の写真のピニオンギヤは26T、左のピニオンギヤは17Tです。
ピニオンギヤとスパーギヤの
選択と換装が終わりましたら
シャシに戻してください。
次。。。
【 (3) モーター 】
タミヤ ブラシレスモーター 02 センサー付き
TBLM-02S 15.5T
なぜ、
15.5T なのか?
以前の記事
タミヤ「ネオスコーチャーTT-02B」動力伝達系の改造例【#5】2種類のブラシレスモーターを選択
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
でも書きましたが、
「決め打ち」
だからです。
本当は 10.5T
も同時に
テストするつもりだったのですが、
準備だけして
試走の現場に持っていくのを
うっかり忘れてしまって。。。
テスト項目の半分を
こなせませんでした。
わざわざ隣町の公園まで
出かけたのに。。。
次。。。
【 (4) ESC 】
タミヤ RCシステム No.66 TBLE-03S
ブラシレス エレクトロニック スピードコントローラー 03 センサー付き
なぜ、
TBLE-03S なのか?
これも
以前の記事
タミヤ「ネオスコーチャーTT-02B」動力伝達系の改造例【#9】ESC TBLE-03S の組込
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
で書きましたが、
「決め打ち」
です。
次。。。
【 (5) バッテリー 】
- タミヤ カスタムパック 7.2 V
- タミヤ レーシングパック
なぜ、
この2種なのか?
これも以前の記事
タミヤ「ネオスコーチャーTT-02B」動力伝達系の改造例【#9】ESC TBLE-03S の組込
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
で触れましたが、
CAGEMAN ch. さんは
この ESC に
やや不安を抱いているので、
あまりハイパフォーマンスな
バッテリーはとりあえず
やめておこう。。。
様子をみよう。。。
いうことです。
ただのビビリです。。。
長々とハイギヤード化について
書きましたが、
ハイスピードギヤ ( 64T ) と
ピニオンギヤ ( 27T ) の効果は
明日の記事にまとめます。
尻切れトンボですみません。
【 追 記 (2017年9月12日)】*********************************************
次の記事を投稿しました。
タミヤ「ネオスコーチャーTT-02B」駆動系の改造例【#12】ハイギヤード化 テスト走行の結果
※リンク先はアメブロ内の記事です。
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それでは、今日はこの辺で。
CAGEMAN ch.