≪第18話≫ きわどい判断
病院内で6歳の少年が行方不明になり、コード・ピンクが発令。その時、ベンとアンドリューが産婦人科へ移動させようとしていた妊婦の容体が急変。しかしコード発令によって建物は封鎖。3人はエレベーター前のコーナーに閉じ込められ、ベンは、アテンディングの診察を受けることは不可能と判断。
監視カメラを確認しながらコードピンクを出すかどうか悩んでいるベイリー。
アレックスはすぐに出すべきだというが、警備担当はコードピンクは最終手段だと反対。
しかしベイリーの指示でコードピンクが発令。
しばらくしてアレックスが、階段下に隠れていたゲイジを無事発見し、コードピンクは解除される。
しかしその頃、停まったエレベーターの前で妊婦のグレッチェンから赤ちゃんを取り出すベン。そして妊婦に心臓マッサージをするアンドリューが・・・・。
かけつけたベイリーが心臓マッサージを交替し、すぐにオペ室へ。
アリゾナが必死で処置するが出血が止まらず、「誰が切ったの!」と怒鳴りながらオペを続けている。
ベンが取り出した新生児はアレックスが担当。
ベンはグレッチェンが胎盤剥離の状態ですぐに帝王切開する必要があったという。
そこにベイリーがやってきて、自分の部屋にベンを連れていき、「誰ともしゃべるな!」という。
そしてベイリーはメレディスに、妊婦をあなたに頼んだのになぜ担当を外れたのか?と問いただす。
玉突き事故に遭って搬送されてきたグレッチェンの担当をベンとアリゾナに頼むことにし、メレディスはご主人の方を担当したと言う。
今度はアンドリューから話を聞くことに。
彼女のCTを撮ったあと、産婦人科に向かう途中にコードピンクが発令、エレベーターが停まってしまった直後、彼女の血圧が急激に低下、急変したという。
すでに胎児の心拍が確認できず、その場で帝王切開するしかなかったと・・・。
確かなのか?と聞くと、「ウォーレン先生がそう言ってた」と。
その後、ベイリーはオペ中のアリゾナに話を聞く。
彼女の状態が安定していたから、ベンに頼んだと話す。
その直後、グレッチェンの心拍が停止し、彼女は帰らぬ人となってしまう。
その後、アレックスらの治療を受けていた新生児も死亡。
メレディスの患者のご主人はなんとか命をとりとめることができたのだった。
ベイリーはリチャードにベンの処分を頼みたいと話す。
しかしリチャードはきっぱりと断る。
手に負えないレジデントに対し、妻であろうが外科部長の君が話すべきだと告げる。
ベイリーはグレッチェンの長女ジャスミンに、父親は無事にオペが終わったこと、そして母親の死を告げるのだった。
その後、防犯カメラをチェックするベイリー。
そして、重大な事実に気付く。
ベイリーはベンの元へ・・・。
ベンは必死でベイリーに弁解をする。
グレッチェンから「いざというときは赤ちゃんを助けて」と言われたと言い、命を救うためにすぐに帝王切開する必要があったと訴える。
しかしベイリーは、ベンが帝王切開をしようとメスを握った時、エレベーターが開いていた事を言及する。
ベンはエレベーターの扉が開いたのには気付かなかったと言い張るが、防犯カメラにはベンが顔を上げてエレベーターを見る様子が映っていたのだった。