≪第2話≫ ディーンを追う影
サムはカスティエルにディーン捜索の協力要請をする。カスティエルは了解するが、恩寵が切れて捜索を手伝える状態ではなかった。見かねたハンナは彼の恩寵を取り戻すべく天界へ戻り、メタトロンに交渉する。一方、ディーンは刻印の影響で殺しの欲求を押さえられない状態になっていた。
前エピソードでサムを拉致した男は、2003年、ディーンに父親を殺された男コールだった。
サムをどうしようか悩むコール。
しかしディーンの居場所を吐かないと悟ったコールはサムをわざと逃がして泳がすことに。
その頃、ディーンは怒りを抑えることができず、クラウリーは手を貸そうとする。
イライラや欲求不満はないか?刻印の影響がディーンを変えてしまったことを心配するクラウリー。
死んで当然の奴を殺せば、ディーンの欲求は満たされるし、お互いのためになると。
そこで不倫をしている主婦を殺すよう指示するクラウリー。
ディーンが不倫妻の家に行くと、そこに夫が様子を見にやってくる。
ディーンは彼に挨拶に。
彼は今夜決行すると聞いたから見に来たという。
ディーンは彼も浮気をしていたことを見抜き、彼の言い訳にあきれ果て、彼を殺してしまう。
一方で、キャスはハンナと一緒にディーン探しを手伝うことに。
しかしキャスは恩寵が切れ、徐々に弱ってきている。
ハンナはウィンチェスター兄弟は悪い影響を与えている・・・・とキャスを心配。
そんな時、キャスが居眠り運転をし、車をぶつけてしまう。
そこに親切な女性が車の修理をかってでてくれ、彼女の家に一晩泊めてもらうキャストハンナ。
翌日、車を直してもらって再び出発するキャスとハンナ。
しかしキャスが車で眠っている間に、ハンナは高速エレベーターで天界に戻り、メタトロンが囚われている牢獄へ。
そしてキャスの恩寵を返してほしいと頼む。するとメタトロンは恩寵を返す代わりにここから出してくれと条件を出す。
するとそこへキャスが現れ、メタトロンとは絶対に取引はしないと拒否をし、また地上へ戻るのだった。
ディーンはクラウリーの元へ行き、夫の方を殺したと報告。
歯止めが利かなくなったディーンに、悪魔につくか人間につくかハッキリしろ!というクラウリー。
好きにしてるだけだというディーンは、お前の命令は聞かない!と言い放つ。
クラウリーはサムの元へ行き、ディーンの居場所を教えると言い出す。
刻印のせいで制御不能だと。
しかしその見返りが欲しいと話す。
そしてディーンのいるバーに現れたサムは、一緒に悪魔祓いをしようというが、ディーンは「もとに戻りたくない」という。
ディーンを捕まえようとしたサムだったが、そこに武装したコールが現れ、サムを気絶させる。
ディーンに銃を向けるコールだったが、復讐にならないと銃からナイフに変え、ディーンに襲い掛かるが、あっという間にナイフも銃も取り上げられボコボコにされてしまう。
そして「悪魔だよ~」と黒い眼を見せるディーン。
目を覚ましたサムはディーンに聖水をかけ、手錠をかけ、コールは何とか生き延びたのだった。
サムはクラウリーに見返りとして剣を手渡す。
そして二人はインパラで隠れ家に戻るのだった。