若い女性が頭部を撃たれ、海に浮かんでいるのを発見される。彼女は田舎から夢を追ってオアフ島に出てきたフラダンサーだった。しかし、彼女が所属する会社は、フラダンサーを派遣するだけでなく、売春の斡旋もしていたというのだ。

マックスの検視によれば、彼女はブルック・ワイアケアという女性で、水産養殖所で見つかったという。
死因は頭部の銃創、至近距離から処刑されたような・・・・。
彼女の車が桟橋にあるのが発見され、見にいくスティーブとダニー。
するとその車からGPSを取り外していた男が。
その男、ハリー・ブラウンは30年来の警察官で、スティーブの父の仲間。
今は探偵をしていると。

ブルックの尾行をしたのはブルックの親の為に黙ってやったと。
彼女は夢の為にオアフ島へ来たが、親とも連絡がなかなか取れなくなり、気になって調べたと。
ブルックはフラダンサーとして雇われていたが、その会社は売春も斡旋している会社だと。
彼女に警告もしたが、親に似て頑固な所があり、自分の始末は自分ですると言っていたと。
ハリーが着けていたGPSを調べると、ブルックは犯人の運転で桟橋に行ったと考えられる。
なぜあんな桟橋に遺棄したのか?
見つかるように犯人がしむけたのか??
スティーブとダニーがその会社に行き、トンプソンと言う女性から話を聞く。
すると、裏稼業についてはライバル会社のやっかみでそんな噂を立てているだけだと否定する。
ブルックが昨日のイベントの会場を出る時、デビット・ウェアリングという男と一緒に
出たと話す。
ブルックの自宅を調べているチンとコノは、ブルックが自宅で殺された事が分かり、荷物をまとめて出て行こうとしていた様子。
その時、ブルックのルームメイトが帰宅。
ウェアリングとの関係を聞くが、ブルックは客と寝たりはしない!と話す。
それよりも元彼のコーリーがしつこくて怪しいと話す。
スティーブとダニーがウェアリングの家を捜索に行くと、その家からコーリーが出てくる。
スティーブが部屋を調べると、ウェアリングが死亡しているところを発見。
コーリーを拘束し尋問するスティーブとダニーとハリー。
コーリーはブルックを尾行したのは事実だが、すぐにその場を離れ、チャイナタウンで閉店まで飲んでいたと話す。
ウェアリングにはブルックに近づくな!と言いに行こうと思って行ったが、部屋に入った時にはもう死んでいたと。

押収したコーリーの携帯を調べると、ブルックから「助けてほしい!」と小声での伝言が入っていた。
検視の結果、ウェアリングはいきなり鈍器のようなもので襲われたと。
しかもウェアリングはブルックが死んだ2時間前に殺されていたことが分かる。
ウェアリングは不動産がらみで何件もの訴訟を起こされており、何人とも婚約していた事が分かる。
さらにコーリーが殺された時はブルックはまだ生きていた事が分かり、ブルックが小声で伝言を残していたことから、ブルックはコーリーが殺された現場を見ていた可能性がある。
そして高い位置から殴られていたことが分かり、コーリーの現在の婚約者から話を聞くことに。
犯人に心当たりはなく、ブルックも見た事がないと。
昨日は自分の家にいたとアリバイを主張。

一方、ハリーは54番桟橋で見かけた男の自宅へ行き、昨日の事を聞くが、彼は急に逃走を図る。
殴り合いになり、ハリーは彼を拘束。
リチャード・シェリダンというこの男のボートの毛布からブルックの血痕が見つかった。
しかしリチャードは夕べはずっと家に居て、誰かがボートを盗んだんだ!と言い切る。
リチャードは被害者とも接点はなく、金銭トラブルもない。
やはりあの店の顧客リストが必要だ。

チンの調べで、毛布からはブルック以外の毛胞も見つかったと言い、ヤングセキュリティーのロバートから話を聞きに行く。
ウェアリングと娘が結婚するのが許せないと、別れを持ちかけたがカッとなって殺したと推測するファイブオー。
リチャードは、ロバートの幼馴染で最近の彼の金銭トラブルも解決してあげたと。
そんなロバートからボートを貸して欲しいと頼まれ、リチャードは断れなかったようだった。
しかしロバートはブルックが現場にいたことは知らなかったらしい。
そしてトンプソンを拘束に行くスティーブとダニー。
ブルックは殺人を見てしまいトンプソンに電話。
顧客の確保を優先した彼女がブルックを殺したのだった。