≪第20話≫ ゲームオーバー
チャーリーから狩り情報のメールが入った。チャーリーと落ち合い、基地に案内するサムとディーン。チャーリーが見つけた事件は内臓が液状化した変死体。独自の怪物リストを作り条件に当てはまる怪物を絞り込んでいくチャーリーは、チャックが書いたウィンチェスター兄弟の本も読破し、いっぱしのハンターになりつつあった。
目が覚めるとディーンは1951年にいた。
そこには多数の死体と化け物・・・。
24時間前・・・・・。
ディーンはケヴィンを探し続けているが、サムはどうやら体力が落ち、死んだように24時間以上も眠っていた。
第二の試練がサムの体力を相当に奪っている。
ディーンは一人で出かけることに。
するとそこにチャーリーからメールが入り、この近くで事件が起きていると言う。
チャーリーと待ち合わせをして隠れ家に連れていく。
彼女は、内臓が液状化した死体が見つかっており、地元警察はまだ手がかりをつかんでいないと言う。
チャーリーはそれなりにハンターとしての知識を身につけている様子。
ディーンはチャーリーと調べに出かける。
検視局へ行くが、書類が無いと遺体を見せる事ができないと言われ、ひとまず退散する二人。
その頃、図書館の司書が線路わきで死亡しており、身体が破裂。
ディーンとチャーリーが現場へ行くと、サムがすでに到着していた。
遺体は既に検視局へ運ばれた後。
チャーリーは目撃者から話を聞くと、遺体が破裂する前にお腹に手の痕があったと言う。
3人が検視局へ忍び込むと、そこに検視官が現れ、チャーリーが足止めすることに。
その間に、ディーンとサムが死体を調べに行くと、既に火葬された後だった。
サムは遺体の書類を確認し、手の痕に見覚えがあると言う。
隠れ家に帰り、ディーンは「ジン」と言う怪物ではないか?という。
突然変異したジンがおり、目が蒼くひかり、普段は人間に紛れており、襲われると内臓が液状化すると言う。
そしてジンが毒を盛ると腕に青い手形が残ると言う。
とりあえずチャーリーはお腹がすいたと言いモーテルに戻った。
ディーンとサムは彼女の行動が何かおかしいと感じていた。
モーテルに戻ったチャーリーは多数のパスポートを持ち、何者かに送金をしていた。
その後、すぐに彼女はあの検視官に拉致されてしまう。
ディーンとサムは連絡が取れなくなったチャーリーを探しにモーテルへ。
すると部屋は荒らされており、パソコンもパスポートも残されていた。
チャーリーが送金していた相手は昏睡状態の女性だった。
その女性は当時12歳の娘がいて、迎えに行く途中で事故にあったと言う。
その娘は事故の後、事件を起こして、以来消息不明だと言う。
ディーンはその娘がチャーリーだと考えていた。
その頃、チャーリーはジンである検視官に拘束されていた。
サムが以前にも同じような事件があったことを突き止め、その時の検視官もジェニファーであったことが分かる。
彼女の所有している物件のうち、使われていない所へディーンとサムが向かう。
するとチャーリーが気を失って椅子に座っており、腕には青い手形が。
サムはジェニファーと対峙するが、体力が全然ないため(笑)、太刀打ちできない。
しかしディーンがやってきて彼女を仕留めたのだった。
サムはチャーリーに解毒剤を打つが何故か効かない。
彼女の脳の中に入って救わなければならない、つまり彼女の夢の中に入る・・・。
何だか本当に凄い世界(笑)・・・。
ディーンとサムは呪いの液体を作り、ディーンがそれを飲んでチャーリーの夢の中へ・・・。
そして、1951年の世界へ。
化け物に襲われそうになった時、武装したチャーリーが化け物を退治。
ディーンが助けに来たと言うと、ジンは恐れを餌にすると。
チャーリーが一番恐れているのはこのゲーム。
12歳の時にオンラインに流して捕まったのだと。
その頃、サムはジェニファーの息子と対峙。
ディーンとチャーリーがゲームを進めて現実に戻らないと、サムを助けられない。
ディーンはチャーリーの恐怖がこの世界を作っている、恐怖を無くしてゲームを止めればここから出られる、君の母さんはもう死んでいるんだと話し、現実を受け止めろ!と。
チャーリーは化け物と戦う事をやめ、ゲームを終わらせたのだった。
すると、化け物は消え、夢の中のお母さんも消え、そして二人は目を覚ましたのだった。
チャーリーは病院に行き、母の死を受け止めてくると言い、隠れ家をあとにした。
そして母の生命維持装置を切る署名をし、母に別れを告げるのだった。