CSI:科学捜査班 シーズン13 第12話 | 映画とcoffee、ときどき妄想

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≪第12話≫ 悪夢のセミファイナル

女子プロテニス・トーナメントのセミファイナルで決勝進出を果たした若手選手クローディア・ウェバーが、試合後深夜の練習コートで無残な死体となって見つかる。親友でありライバルでもあったジャンセン選手や、コーチを務める夫アイヴァンが容疑者として浮上するが決め手はない。やがてクローディアの謎に包まれた過去が次第に明らかになってゆく。

CSI:科学捜査班 シーズン13 第12話

死因は喉を突き刺されたことによる窒息と判明。
そのほかにも頭部の陥没骨折など昔の打撲痕も見つかる。
ニックとグレッグがコートのゴミ箱から折れたラケットを発見。
クローディアのラケットであり、グリップにはジャンセンのDNAが付着していた。
彼女から話を聞くと、同じラケットを使用しているため、時々取り違いがあったと言い、犯行は否定。
犯行時は元プロテニスプレーヤーのクリスと食事をして0時前には帰ったと言う。

CSI:科学捜査班 シーズン13 第12話

フィンが確認すると、確かにジャンセンと食事をしていたことを話し、クローディアはコーチである夫のアイヴァンを解任しようとしていたと言う。

さらにコートからアイヴァンが吐き出した唾液が検出され、ニックとモーガンがアイヴァンを尋問。
しかし彼は、ギクシャクしていた夫婦関係を修復しようとコートに行っただけだと話し、ここ1カ月はクローディアの精神状態も不安定だったと言う。
そして夜中にうなされて「ブレント」という名前を叫んでいたと話した。

CSI:科学捜査班 シーズン13 第12話

その後、クローディアの私物からLSDが見つかり、そのケースから指紋を採取。
ダーシー・ショウと言う女性が浮上し署に呼んで話を聞くと、彼女はクローディアにLSDを使って心理セラピーをしていただけだと言い、診療記録を提供した。

その診療記録によると、クローディアは4歳の頃、森でキャンプをしている時に母親が何者かに殴り殺されるところを目撃、自分も頭を殴られて瀕死の状態だったことが分かる。
フィンは父親のサイモンを呼び、話を聞くと、クローディアは実の娘ではないと話す。
当時、頭から血を流して倒れていたクローディアを見つけ、記憶を失った彼女を養女にしたと言うのだ。
しかしかつて大事にしていたぬいぐるみがきっかけで記憶を取り戻したらしい。

ホッジスがこのぬいぐるみに何かの痕跡が無いか?分析すると、硫黄が検出され、クローディアが襲われただろうキャンプ地が分かる。

CSI:科学捜査班 シーズン13 第12話

ニックとグレッグが現場へ向かい、地中レーダーで男女の遺体を発見。
身元はマーティン・アボットと妻のカレン、クローディアの両親だった。
そしてブレントと言うのはクローディアの兄だったのだ。

かつてマーティンは前科者であり、ブレントに長年虐待を続けていたことが分かり、ブレントが二人を殺したのではないか?と推測される。
その後、ブレントが見つかり、彼を尋問すると、両親を殺した事は認め、両親を殴ったシャベルがクローディアの頭に当たり、血が出てしまったのは事実であるが、殺していないと言う。
その事を釈明したいとクローディアに会いにコートへ行ったが、彼女には会えず、ジャンセンを見たと話す。

その後の分析で、ボールのかごからクローディアの血に染まったジャンセンの指紋が検出された。
彼女はアイヴァンと不倫関係になってしまい、彼女を殺してしまったと認めた。