バスケの練習中、コーチにプレーを激しく叱責されたチャーリー・ラッセル。チームメートが止めてくれなければコーチにつかみかかっていただろう。その翌朝、コーチ、トム・バーンズの撲殺死体がシャワー室で発見された。チャーリーはその知らせを聞くが、前日コーチと対立したことを話さなかった。それが後に疑惑を呼んでしまう。チャーリーは、寄宿舎の部屋に泊まった恋人のヴァネッサにアリバイを証明してもらうが、彼女の登場にラッセル夫妻は戸惑いを覚える。

ラッセルの息子チャーリーはバーンズが殺される前日に彼から激しく叱責されゲームから外された事をラッセルに言わずにいた。
そしてコーチと大学の投資家のオックスフォードが口論しているのを見たと話す。
ラッセルとブラスはオックスフォードから話を聞くが事件への関与を否定。
現場検証の結果、床に靴跡と特定できない形の跡が残されていた。
さらに検視の結果、バーンズの身体には何かで殴られた跡が残されていた。
その後の調べで、選手のTJのジャージにバーンズの血痕が付着していたことが分かり、彼から話を聞くが、チャーリーがバーンズを殴るのを止めに入った時に付いたと供述。

ラッセルはチャーリーが前日にバーンズを殴った事を隠していたことにショックを受け、ブラスとチャーリーの寮を訪ねる。
そこで、チャーリーが交際しているというヴァネッサという大学院生と鉢合わせ。
改めて息子から話を聞くも、ヴァネッサがアリバイを証明し、殺害は否定。
さらにチャーリーはヴァネッサと一緒に暮らすと言い出した。

バーンズの家宅捜索をすると、書斎から沢山のSMグッズが押収される。
DNAからナゾの女性が浮上。
バーンズの通話記録から「アイリス」というクラブで働く「女王Z」を名乗る女性が彼の相手だと分かり、ニックとラッセルが店を訪ねることに。
すると何とその「女王Z」は、チャーリーの彼女のヴァネッサだったのだ。
彼女は自称セックス・セラピストだと言い、守秘義務があると何も話さない。
しかしラッセルは、チャーリーが前日に自宅にヴァネッサを連れてきたことから、彼女の使用したグラスのDNAを調べ、バーンズと関係があったのが彼女と断定する。

その後のホッジスの調べで、バーンズの遺体には涙とまつ毛増毛剤が発見され、さらにバーンズ家の通話記録から、バーンズの妻リンダとオックスフォードの不倫関係も発覚。
二人から事情を聞こうとしたところ、オックスフォードがバスケットコートで射殺されているところを発見される。
しかも使われたのはリンダの銃であったことから、彼女を署に呼び話を聞くと、バーンズが死んでいる現場を見たことを認めるが殺人はしていないと関与を否定。
そしてオックスフォードは自分の息子をチームに入れたがっていたが、実力の無い彼の息子をバーンズは入れる気はなく対立していたと言う。

そんな時、現場の床にあった特定できなかったナゾの跡が、アンティークのバスケットボールの跡だと判明し、その珍しいボールの所有者である学長のオースティンが犯人と分かる。
彼はオックスフォードの支援を必要としており、彼に変わって彼の息子をチームに入れるようバーンズに頼んでいたが、偉そうな態度で拒否をしたことに怒り、持っていたボールの飾り台で彼を撲殺したのだった。
そしてリンダとオックスフォードの関係を知っていたオースティンはリンダの銃でオックスフォードを殺害し、彼女に罪をきせようとしたのだった。