街の看板に自分の作品を貼りつけようとしたストリート・アーティストが足場から転落。遺棄されていた遺体と接着剤でくっつくという珍事が起きる。
遺体には頭に矢が刺さったように見える小道具が。首の手術跡から、被害者は会社勤めの傍らクラブでの公演をこなすコメディアンと判明する。彼の上司や恋人、ライバルが浮上する中、ブースは犯人の情報を求め、 スイーツやフィッシャーの協力でコントのステージに立つことになる。

被害者は30代前半の白人の男性。
頭に刺さっていると思われた矢は手品の小道具だった。
アンジェラは、このストリートアーティストがすぐに有名なゼッドだと気付く。
彼はゼッドではなく自分はセスだと主張するが、しつこく聞くアンジェラに本人だと認め、2人だけの秘密にしてくれと頼むのだった。
アンジェラはあこがれのゼッドに会えた事に喜び、彼にキスをする。

当の被害者はセールスマンのモーガンと判明、上司のベネットによると数日前から行方不明になっているという。
モーガンの彼女が以前ベネットと浮気したことがあると聞き、ブースとブレナンは彼を疑う。
モーガンの彼女のアレクサに会いに行き、彼の死を伝えるが、彼女と弟はジョークだと思い大笑い。
アレクサをFBIに呼び、スイーツから事情を話すと、彼女はジョーク好きのコメディアンだったと話す。
そして最後に会ったのは大ケンカをした
最後に会ったのはディナーを作った夜で、知らない女が彼にキスをしたから大げんかになったと言う。
さらにはモーガンは定番のギャグは嫌いだから、矢をかぶせたのは犯人だ!と言う。
一方で、ゼッドから被害者の身体が外れ、頭蓋骨からハエが飛び出す。
そしてゼッドがアンジェラからキスされたことをホッジンズに話してしまう。
ブレナンによれば、犯人は何度も鈍器で顔を殴ったとみていた。
身体を洗ったゼッドはアンジェラのオフィスで自分がゼッドであることは内緒に!と告げ、アンジェラの作品を見て、「君の技術は素晴らしい」と言う。

しかしその言葉にアンジェラはショックを受けてしまう。
一方でホッジンズはアンジェラがゼッドにキスをしたことを追及。
尊敬の気持ちでキスをしたと彼女は認め、技術が素晴らしいと言われた事にショックを受けていることも話した。
ホッジンズは彼女の気持ちを組み、もう二度と誰ともキスをしないよう彼女に注意するのだった。
アレクサの弟が毎回録画しているモーガンの出演シーンをFBIに提供してくれ、その画像を分析したスイーツは、何度もヤジを飛ばす声に気づく。

弟に聞くと、ヤジの主は同業者のラリーだと言い、ブースとブレナンが彼に話を聞きに行った。
するとラリーは、ヤジはモーガンに頼まれてやっていたヤラセと言う。
そのラリーのバーのポスターには、頭に矢が刺さったレックスが写っていた。
レックスは彼の私生活もやり方も嫌いだと言うが殺してないと主張し、矢も盗まれたと言う。
しかしレックスの使う道具から血液が検出される。
スイーツはモーガンのネタを調べ、モーガンの作品でない盗作があることに気づく。
盗作を披露して誰が反応するか調べるために、ブースが舞台に立つことに。

飛び入り参加者の舞台で、モーガンのギャグは全く受けなかったが、その中でアニー・ピンカスという女性が「私のネタを盗んだわね!」と名乗り出る。
彼女をFBIに呼び話を聞くと、モーガンには25ドルでネタを売っていたと言い、殺してないと主張。
モーガンは既にテレビなどと契約しておりNYに行く予定だったと言う。
その後のフィッシャーの調べで、モーガンの腹から見つかった歯は、歯でも骨でもないことが判明。
さらにホッジンズの調べで、ブレナンが持ち帰ったレックスの木づちが凶器ではないことも分かる。
そして見つかった破片がセラミックと判明し、アンジェラの分析で球の形をした陶磁器、つまり便器だと分かる。
モーガンは便器に何度も頭を打ちつけられて死んだことになる。
そこでホッジンズがアレクサの自宅のトイレを調べると、そこが犯行現場だと判明。
アレクサはモーガンに会った後、仕事に行ったと言い、モーガンは弟とネタを考えると言っていたと言う。
モーガンが自宅の便器に頭を打ちつけられて死んだと聞くと、彼女は自分と弟に弁護士を呼んでくれと言いだした。

弟を呼んで話を聞くと、モーガンは弟のデビューを応援してくれると言っていたのに、諦めろと言われ、姉と別れてNYへ行くと言いだしたため、腹が立って殺したと自供したのだった。