各界で活躍する人物のプレゼンテーションを動画配信するTED会議で、カリーが登壇することに。だが当日、ガソリンを積んだタンクローリーが高速道路で乗用車に衝突して玉突き事故が起きる。ERに次々とけが人が運ばれてきて、カリーもオペに追われる。また、事故とは別に、原因不明の高熱と発疹により、母親が何度もERに連れてきている少年がいた。ジョーは咽頭炎と診断して薬を出す。

オーウェンはイーサン・ドーソンという10歳の少年を診る。
父親のポールも母親のレイチェルも運び込まれる。
連絡を受けた社会福祉事務所のソーシャルワーカーが病院に駆けつけるが、イーサンは両親が心配で仕方ない。
クリスティーナは父親のポールをオペ。
一度は容体が急変したものの、命は取り留め、低体温療法を試す。
オーウェンはクリスティーナの判断に疑問を感じるが、ポールは回復するのでしょうか・・・・
一方、頭を打ったレイチェルはデレクによるオペを受けるが、オペ後にイーサンを認識できず、再度デレクがオペを行う。

エイプリルは、妊婦エリスを担当。
アレックスはヘソの緒が出てきていることに気づき、緊急帝王切開し、何とか赤ちゃんを無事に取り出す事に成功。
ところが、出血がひどかったエリスの容体が急変し亡くなってしまう。
患者が無くなりショックを受けたエイプリルは、マシューではなくジャクソンに慰められる。
マシューもまた事故現場で子どもを助けようと火傷をしてジャクソンに手当てをしてもらった後だった。

一方で、「TED会議」でプレゼンする予定だったカリーだったが、ERに多くの患者が来て会場に行けなくなった。
ガッカリするカリーに対し、アリゾナ&リチャードの計らいで、シアトルの病院から生中継でカリーのスピーチをTED会議に配信する手配を整えてもらったのだった。
するとカリーはカメラを前に立派なスピーチを始めたのだった。

またメレディスは、息子の高熱が下がらないと何度も病院に足を運んでいるケーシーと対面する。
ジョーは、咽頭炎と診断するが、少年の熱はいっこうに下がらない。
ケーシーは、ネットで情報を集め、何度も病院にやってくる。
そんな時、メレディスは、簡易検査の結果が偽陽性だったことから、少年は川崎病なのでは?と判断したのだった。

その後、メレディスはベイリーに、ゾラと自分の遺伝子検査を依頼。
認知症の遺伝子を母から受け継いでいる可能性を調べてほしいと頼むのだった。