ローマンはクラウリーを呼び出し、サムとディーンに偽の血を渡せば悪魔にカナダの支配権を渡すという取引を持ちかけた。一方、サムとディーンは神の言葉にあった「正しい人間の骨」を聖職者の骨と解釈し、尼僧の霊廟に忍び込む。
一方のディーンとサムは、ラジオでディックがオフィスにこもっていることを知る。
その頃、取引に応じたクラウリーは、長い長い契約書を読み続けていた。
ディーンとサムは霊廟に忍び込み、骨を取り出す。
そこにメグがやってきて、キャスがおかしいから何とかしてくれと言う。
キャスは天使の部隊から連絡がないから、何かおかしいと思い調べたら、リバイアサンは天使を殺せるから神がリバイアサンを煉獄に監禁したが、天使がやられたと言う。
もし一部の天使が残っているとしたら、どこかに隠れていると言う。
そんな時、クラウリーが現れた。
クラウリーはキャスを殺したくて殺したくて仕方ないのに、キャスは聖人のようになっており、クラウリーは「いかれたのか？」と唖然とする。
そしてクラウリーはディックから偽の血を渡せと言われたと言い、本物のオレの血を渡してやると言う。
そしてディックを一緒に倒そうと。
クラウリーの血が本物か半信半疑のディーンとサム。
そしてメグは、ディックを倒す時までキャスの側にいろと命じられる。
呪いを始めたディーンとサムだったが何も起こらない・・・・・。
その頃、ディックに監禁されていたケヴィンはホリーと言う女の子と対面する。
そしてディックは仲間を呼び寄せ、会議を行って居た。
そこにホリーが呼ばれ「痩せた人を殺す添加物」で皆の目の前で殺してしまう。
会議の様子を監禁部屋から抜け出したケヴィンが見ていたが、部下に捕まってしまった。
一方のディーンとサムは、ディックの会社の付近まで来ていた。
そこで監視カメラをチェックしていると、無数のディックが・・・・。
そう、ディックは部下に保管させておいた本物のディック・ローマンの腕で自分を複製していたのだ。
そこにメイドに乗り移ったボビーがやってくる。
思わず止めに入るサムだったが、サムを殺そうとしてしまったことを酷く後悔したボビーは、フラスクを燃やしてあの世へ送ってくれと言いだす。
ディーンはフラスクを燃やしたのだった。
クラウリーが言っていた、「キャスを連れて行け」の意味が分からなかったディーンだったが、キャスに問い詰めると、戦いはしたくないから・・・と何も言わない。
メグは、全てのリバイアサンの器だったキャスなんだから、本物のディックも見分けられるはず、と言いだす。
ディーンは、何とかキャスを説得し、真正面から乗り込もうと言いだす。
ディーンの車で真正面から乗り込んだのはメグ。
彼女に手を焼いている間に、ディーンとサムが忍び込む。
ケヴィンを救出したサムだったが、逃げるまえに「痩せた人を殺す添加物」を作っている研究所をつぶさなきゃ！と言いだす。
一方のディーンとキャスは、本物のディックを殺す事ができた。
しかし、彼が破裂した時、ディーンとキャスも消えてしまったのだ。
そこにクラウリーが現れ、ケヴィンも奪われ、サムは一人取り残されてしまう。
ディーンとキャスが目覚めると、そこは煉獄・・・。
ディックが死んだと同時に一緒に煉獄に送り込まれてしまったのだ。
というところでシーズン７が終わりました。
ディーンって地獄も煉獄も経験しちゃって人間、ってことで凄い人ですよねー。
あと天国も経験しちゃえば百人力！