根絶したはずの出血性天然痘を発症して男性が死亡。ハワイ全土への感染という最悪の事態が頭を過ぎる中、捜査線上にコメスクという男が浮上する。NCISが監視する人物だったため、NCISのカレンとハンナ捜査官に協力を依頼し、合同捜査が始まる。
今回のエピは「NCIS：LA」とのクロスオーバーエピです♪
2時間分なので簡単に参りましょう♪
伏線として、スティーブとNCISのサム・ハンナは元シールドと言う事で旧知の仲との設定です♪
スティーブから連絡がなくダニーは心配してスティーブの部屋へ入り、調べを始める。
そこで「シェルバーン」と言う言葉を目にし、手がかりがあったのだと確信する。
その時、ダニーの携帯に連絡が入り、現場に行く。
天然痘で死んだ男が、別れた妻の元に助けを求めに行ったというのだ。
火葬の前にサンプルを既に入手していたマックス。
死んだブライアンは元軍人。
天然痘のサンプルは、ロシアの研究機関と合衆国の疾病対策センターの二つにしか無いと言われている。
彼はどこで天然痘にかかったのか？
マックスの写真から、何か注射された跡があり、彼は感染させられたと思われる。
彼が泊まっていたブレイカーズホテルを調べるダニーとチン。
そこの冷蔵庫で何かの小さな瓶を見つけるが、それは治験中の抗鬱剤だった。
何かの治験が関係しているかも知れないと踏み、治験者を募ったケン・タナーと言う男を探す事に。
彼の自宅へ向かうと、密閉された車の中でガスを吸い込んで死んでいるタナーを発見する。
しかし、彼はガスを吸う前に何者かに撲殺されていたことが分かる。
現場に残されていた指紋から、ドラクル・コメスクというルーマニア人。
NCISの監視リストに入っていた為、ダニーはNCISのハンナ捜査官に電話をかける。
コメスクが天然痘を入手したと話をすると、カレン捜査官とハンナ捜査官がハワイに来ると言う。
一方のコノは、ブライアンの携帯を追跡。
ゴミ箱の中に、医療廃棄物の袋に入った彼の所持品が捨てられてあるのを発見。
調べると4人のサイズの服とDNAがあることが分かる。
ハワイに到着したカレンとハンナをダニーが迎え、ファイブオーへ案内する。
4人のDNAから身元が判明、スカリー、ヒル、サラザー。
彼らは皆、治験に参加していたことが分かる。
抗鬱剤と言って天然痘を投与したのかもしれない。
タナーが購入した医療品が届けられた倉庫へ向かうと、沢山のカメラが設置されており、車で逃走するドラクルを目撃。
ファイブオーとNCISは車で追いつめるが、逃走した車の中にはドラクルはもう居なかった。
再び倉庫へ戻り、中を調べると、隔離室があり、天然痘に感染し、射殺されたスカリー、ヒル、サラザーの死体があった。
マックスによると、専門知識を持つ者が協力しているに違いないと・・・。
治験中のビデオが撮影されており、そのナレーションの声の主を調べることに。
ドラクルの逃走を手伝ったドライバーを尋問すると、今日、取引があるため、倉庫に物を取りに行ったら、皆殺されていたと言う。
また博士がいなくなっていたと・・・。
取引現場で待ち伏せをするチーム。
チームに気づいたドラクルは逃走を図るが、カレンが射殺する。
彼が持っていた小瓶を回収し、事件は解決したかに思えた。
が、疾病対策センターによるとドラクルの持っていた瓶には天然痘は入っていなかったという。
彼も騙されたのだろう。
実験を行っていたジャロット博士が現場から居なくなった事から、彼が持って逃げたのだろう。
彼は有名な疫病の研究者で、かつて研究でデータを改ざんしたことから、業界から干されてしまったという。
コノの調べで、ジャロットは、ベンジャミン・ギャラガーと言う名前でロス行きの飛行機に乗って本土へ入国してしまっていた。
ファイブオーはカレン、ハンナと本土へ向かう。
ジャロットの乗っていた飛行機のトイレで何かに感染した女性が死亡しているのが見つかる。
ジャロットは既に姿を消しており、NCISのケンジーとディークスが身元を調べると、シャロン・ウォーカー。
荷物はジャロットが持って逃げたと思われた。
ケンジーとディークスがシャロン・ウォーカーの自宅へ行き、双子の妹から話を聞く。
一方でカレン、ハンナ、ダニー、チンは、ジャロットの泊まっているホテルを捜索。
彼が戻ってきた所を拘束する。
彼はシャロンと付き合っており、ガンの回帰祝いでハワイに行ってたと言う。
しかし死んで、何か疑われるのを恐れてバッグを持って逃げたらしい。
協力者は疫学専門の医師レイチェル・ホールデン。
ジャロットは天然痘とは知らず、何かのウィルスと言う事しか知らなかったと言い、ホールデンの目的すら知らないと言う。
ホールデンの自宅住所が分かり、調べるが、長期休暇を取っていると言うため、ディークスとケンジーが病院に侵入し、ホールデンのオフィスを調べることに。
そこでハードドライブを押収する。
天然痘を扱う人間ならワクチンが欲しいはず。
保健局に侵入した男マーシャルが見つかり、カレンらチームが彼らを拘束するが、天然痘は見つからなかった。
マーシャルはホールデンとは接触していないと言う。
ホールデンの論文を調べると、宗教的な要素が見られ、疫病を広めることで人間の数を減らし、地球を救うべきだと考えているようだ。
すぐに拡散させるには・・・・。
ホールデンが2か月前に揃えて居た備品を調べると、大量のTシャツを購入していたと言う。
子供たちにTシャツを配れば、自宅に持ち帰り、拡散出来ると・・・。
1時間前から、国際リーダー会議が行われていることが分かり、そこへ向かうと、ホールデンが自らTシャツを配る姿を目撃。
チームは彼女を拘束し、Tシャツを全て回収。
何とか事態は収拾できたのだった。
というエピでした。
もっと国際的な大掛かりなテロ組織集団かとおもいきや、事実はただのイカレた女が、自身の病的な思い込みで起こした事件でした(笑)