スカイダイビングの熟練したジャンパーであるピエールは、パラシュートが開かず墜落、重傷を負う。パラシュートを調べたニックは、2ヵ所に問題を見つけ、何者かの犯行を疑う。一方、砂漠では瞑想中に死んだと思われる男の死体が見つかる。頭頂部に損傷があり、何者かに襲われたのではないかと考えられた。更に豪邸の庭で共同経営者2人が死んでいるのが見つかり、状況からキャサリンは毒殺を疑うが、エーカーズ巡査が倒れ……。

装備のチェックミスが考えられないと踏むニックは、誰かの仕業だと考える。
共同経営者のマックスは、彼に限ってミスとは考えられないという。

また砂漠で死んだ男は、スティーブンと名乗っていた。
彼は頭頂部を鈍器のようなもので打った跡があった。
彼の働いていた教会へ行くと、ジョージという男がおり、彼は一緒に砂漠へ行ったと言った。
そして彼を彼の杖で殴り殺したという。
しかし、杖を調べると、スティーブンの上皮も血痕も何も発見されない。
ではなぜジョージは自供したのか??

ラングストンが再び現場へ行くと、死んだ陸カメが・・・・。
猛禽類は、カメの甲羅を割るために、石にカメを打ちつけて割るという。
不運にもスティーブンは瞑想中にこの落とされたカメによって死んだようだ。
ピエールが装備していたビデオカメラをチェックするニック。
一緒に飛んだ女性二人は、ピエールのパラシュートに触れる可能性があったため、彼女達に尋問をすると、二人とも彼の事を好んでいたようで、お互いを罵倒しあっていた。

そんな時、セブンヒルズで2人の死体が見つかる。
最初に駆け付けたエーカーズ巡査が心不全のような症状で倒れる。
キャサリンとラングストンは、エーカーズがセブンヒルズの被害者宅を訪ねた時の状況を確認する。
やはり毒殺ではないか?と考えられた。
その時、死んだ一人の妻も病院に搬送されてくる。
さっそく現場を立ち入り禁止にし、検疫を始めるCSIチーム。

するとジギトキシンという心臓の薬が庭にべったりと散布されているのが分かった。
空から散布されたように見える。
当時の飛行計画を確認すると、ウルトラライトが一機、低空飛行をしていたことが分かる。
飛行経路を確認すると、デニムフィールド飛行場。
その飛行場には、マックス&ピエールのスカイダイビング場があった。
捜索すると、飛行機が格納されており、ジギトキシンが検出される。

話す事も歩く事も出来なくなったピエールを尋問するブラス。
そこに居合わせたマックスは、戸惑うが、ピエールは何か話したい様だった。
マックスは、ある男から夜に飛行するように頼まれたが、行く途中に事故にあったため、ピエールに頼んだという。

ピエールはそこで銃を突きつけられたまま飛行する。
一緒に乗った男は、セブンヒルズの家の上空で、ジギトキシンを散布。
汚い事に手を貸してしまった罪悪感から、ピエールは自分でパラシュートに細工し、自殺を図ったという。
マックスは雇い主の名前を吐き、雇い主は逮捕された。