製作:トム・ハンクス/ゲイリー・ゴーツマン
製作総指揮:セリア・コスタス/ジェフ・スコール/ライアン・カヴァノー
原作:ジョージ・クライル
脚本:アーロン・ソーキン
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット
プロダクションデザイン:ヴィクター・ケンプスター
衣装デザイン:アルバート・ウォルスキー
編集:ジョン・ブルーム/アントニア・ヴァン・ドリムレン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:トム・ハンクス/ジュリア・ロバーツ/フィリップ・シーモア・ホフマン/エイミー・アダムス/ネッド・ビーティ/オム・プリ/エミリー・ブラント/ケン・ストット/ジョン・スラッテリー
デニス・オヘア
実在のお気楽下院議員チャーリー・ウィルソンが、アフガニスタン侵攻からソ連を撤退に追い込んだ立役者だったという事実を、女大富豪ジョアンとの関係を軸にコミカルなタッチで描いた政治コメディ。

評価★★☆☆☆
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[STORY]
下院議員チャーリー・ウィルソンは、美女とお酒をこよなく愛するお気楽議員。それでも、根は優しく持ち前の大らかな人柄で、周囲の人々からは愛される存在だった。そんなチャーリーはある日、テキサスの大富豪ジョアンから、ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を救ってほしいと頼まれる。政治にまるで興味のない政治家チャーリーだったが、アフガンの実情に心を痛め、一肌脱ぐ決意を固める。さっそく、大国ソ連を相手に二の足を踏む政府を横目に、CIAのはみ出し者ガストの協力を得ながら前代未聞の極秘作戦を開始する。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
劇場で見なくてよかった・・・・。
わずか1時間半の作品やけど、内容は実話に基づいたストーリー。
政治に興味のない1人の下院議員チャーリーが、正義感から多額の資金を注ぎ込み、アフガンのイスラム原理主義に武器と戦闘技術を提供、侵攻してくるソ連を撃破するという極秘作戦。
チャーリーが支援していたイスラム原理主義ムジャーヒディーンの戦士の中に、若きオサマ・ビンラディンも居たとされ、のちのアルカイダとなって9・11を引き起こしたと言われている。ソ連を撃破する傍らで自らテロ組織を支援していたのでは?と皮肉っぽく描いた映画。

お気楽議員チャーリーは、ドラッグも女も酒も大好き。
当時、テキサスの大富豪ジョアンとも付き合っていたチャーリーは彼女から、アフガンを助けて欲しいといわれる。

とりあえず現地を見に行ったチャーリーは深刻な状況を理解し、正義感から支援を快諾。

CIAのガスト(フィリップ)率いるチームとアフガン支援の極秘作戦に乗り出す。

チャーリーの動かせる予算は、初期の500万ドルから1000万ドル、4000万ドル、7000万ドルと膨れ上がり、最終的に5億ドルまで注ぎ込むことになった。
それにより、アフガンに対し、ソ連に対抗するだけの武器と技術を提供する事が出来、ソ連を撤退に追い込んだ。
しかし、ガストは、
「軍事介入だけではダメだ。学校を作れ」
とチャーリーに提案。
チャーリーは、
あと100万ドルだけ支援してほしい。
今アフガンにいる子供たちは14歳前後。
彼らが大人になったとき、教育を受けた無かったらアメリカをどう思う?
と議会に提案するが、これについては却下される。
引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、後始末をしないアメリカの典型的な例かもしれない。これが、あのアメリカの悲劇的な1日「9・11」を引き起こした要因かもしれないと言われている。
しかし、当時は極秘裏に行ったこの作戦が有効だったとされ、チャーリーはCIAでひっそりと表彰を受けていた。