製作:ジェイソン・シューマン/ウィリアム・シェラック/ニコラス・ケイジ/ノーム・ゴライトリー
製作総指揮:アンドリュー・フェッファー/デレク・ドーチー/デニス・オサリヴァン/ベン・ウェイスブレン
脚本:ジェイソン・リッチマン
オリジナル脚本:オキサイド・パン/ダニー・パン
撮影:デーチャー・スリマントラ
プロダクションデザイン:ジェームズ・ニューポート
編集:マイク・ジャクソン/カーレン・パン
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ニコラス・ケイジ/シャクリット・ヤムナーム/チャーリー・ヤン/ペンワード・ハーマニー/ドム・ヘトラクル/クリス・ヒービンク/ジェームズ・ウィズ
「the EYE」シリーズの監督オキサイド&ダニー・パン兄弟が、初期に手掛けたタイ映画「レイン」をニコラス・ケイジ主演でセルフ・リメイクしたサスペンス・アクション。

評価★★★☆☆
--------------------------------------------------------
[STORY]
“殺しのルール”を自らに課し、仕事のたびに雇うアシスタントさえも消してしまう冷酷な暗殺者ジョー。しかし腕が鈍る前に引退することを決意。そして、バンコック。4件の暗殺依頼を受けたジョー。いつものようにアシスタントを雇い、依頼を次々とこなしていくが、最後の1件を前にしてかつてない違和感をおぼえる。一方で、耳の不自由な女性フォンと出会い、警戒心を解くジョーだったが。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
あーーー(゚Д゚ )
ニコラス・ケイジ好きなんやけどな・・・。
何でああいう陳腐なエンディングになるかなぁ・・・。
それまではまぁまぁ良かったほうなのに。
最近のニコラス・ケイジの作品は、エンディングに問題アリのような気が?
「NEXT」しかり。
完全無敵のジョー(ニコラス)。
自分に4つの掟を課す。
「その1 質問はするな」
「その2 堅気の女と関るな」
「その3 跡を残すな」
「その4 引き際を知れ」
バンコクの4件の仕事を片付けるため、町で金で動くチンピラ・コンを雇う。

ジョーは、
「彼の目の中に自分の姿が見えた」
と言い、引退するにも関わらずコンを弟子にとり、鍛え上げる。
うん・・・まぁいい。
引退前に後継者を作ろうとしてるのか?(笑)

仕事中、怪我をしたジョーは町の薬局へ行き、そこで聾唖(ろうあ)のフォンと出会い、恋に落ちる。

いや、落ちるのか?そんな簡単に?
伝説の暗殺者が?(゚Д゚ )
って疑問に思いつつ、鑑賞・・・・。
しかし、デート中、ジョーは襲われ、反撃。
先を歩くフォンは聞こえないため、後ろでナニが起こっているかわからない。
服に飛び散った血を見て初めて気づくフォンは、ビビッて逃げてしまう。
そして最後の仕事、
政治がらみの仕事は請けないジョーだが、今回だけは・・・と思い現場へ。
しかし狙撃手に見つかり襲撃を受ける。
命からがら逃げ延びたジョーだが、4件の仕事の雇い主にコンをさらわれ、
救出に向かう。

言うまでもなく、悪党の部下たちはあっさりと銃殺。
ボスが乗った車に乗り込むジョー。
警察にも囲まれ行き場をなくす。
そして、
心中?(゚Д゚ )
え?終わり?
そう、終わりです。
凄腕の暗殺者の最期がコレとは・・・・。
なんかもっとマシなエンディングは無かったのか。
まだ同業者に殺られる方がマシじゃん・・・。
映画終盤の15分でこの映画の評価がガックーーーんと落ちました(-_-;)