アクション監督:横山誠/小池達朗
製作:島田洋一/阿部秀司/平井文宏/島谷能成/島本雄二/亀井修/西垣慎一郎/大月昇/島村達雄/高野力
プロデューサー:安藤親広/倉田貴也/石田和義
脚本:佐藤嗣麻子
脚本協力:山崎貴
撮影:柴崎幸三
美術:上條安里
編集:宮島竜治
音楽:佐藤直紀
出演:金城武/松たか子/仲村トオル/國村隼/高島礼子/本郷奏多/益岡徹/今井悠貴/斎藤歩/木野花
江戸川乱歩が生み出したダーク・ヒーロー怪人二十面相を巡る様々な謎をユニークな解釈で解き明かす劇作家・北村想の同名ミステリーを、映画化した冒険活劇。

評価★★☆☆☆
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[STORY]
1949年、第二次世界大戦を回避した日本の都市、帝都。そこは、19世紀から続く華族制度により極端な貧富の格差が生まれていた。そんな富裕層だけを狙い、窃盗を繰り返す怪人二十面相、通称“K-20”が出現。ある日、サーカス団に所属する遠藤平吉は、見知らぬ紳士から羽柴財閥の令嬢と名探偵・明智小五郎の結納の儀を写真に撮ってほしいとの依頼を受ける。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
さて、かなり期待していったこの作品。
結論から言って、
・・・・・(゚Д゚ )
もともと、金城の日本語がこもった感じで聞きにくく、あまり感情移入できない面があるので、懸念はしていたが、この前の「レッドクリフ」の演技の素晴らしさに、今回はぜひ劇場で!と思い足を運んだわけなんだけど・・・。
早い話が、怪人20面相に間違えられて捕らえられたサーカス団員の金城が、本物の怪人20面相を突き止め、元の生活に戻るために奮闘するというもの。
登場人物に明智小五郎と小林君が出てきます。
明智小五郎には仲村トオル。
仲村トオルの演技も何だか舞台の演技みたいで臭くて、これまた感情移入できない。
松たかこはドラマの通り。
ただ、かまとと振りが鼻につく。
芝居だからしゃーないけど・・・。
突っ込みどころ満載のこの作品・・・。
そもそも怪人20面相がほしがっていた「テスラ」をどう使いたいのか?
捕らえられた金城を助ける「橋破壊」はゼッタイ無理だし、
「泥棒の極意」とか言う本?ってナニ?みたいな。
松たかこの小型飛行機?CGにしてもひどくないですか??みたいな。
言い出したらキリがないのだけど、本当に何も考えず、
サーカスを楽しむつもりで見る方が良いのかもしれませんね。
どちらかと言えば、映画館で見る作品かもしれません(´・ω・`)
ま、金城の町中のビルやら壁をよじ登ってかけていく姿は「ヤマカシ」みたいで、久しぶりに「YAMAKASHI」が見たくなりましたヽ(・ε・)ノ