ペイチェック 消された記憶 ~03(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

映画とcoffee、ときどき妄想

     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:ジョン・ウー
製作:テレンス・チャン/ジョン・デイヴィス/マイケル・ハケット/ジョン・ウー
製作総指揮:ストラットン・レオポルド/デヴィッド・ソロモン
原作:フィリップ・K・ディック
脚本:ディーン・ジョーガリス
撮影:ジェフリー・L・キンボール/ラリー・ブランフォード
美術:ウィリアム・サンデル
音楽:ジョン・パウエル/ジェームズ・マッキー・スミス/ジョン・アシュトン・トーマス
出演:ベン・アフレック/アーロン・エッカート/ユマ・サーマン/コルム・フィオール/ジョー・モートン/ポール・ジアマッティ/マイケル・C・ホール/ピーター・フリードマン/キャスリン・モリス/イワナ・ミルセヴィッチ/クリスタ・アレン他

多額の報酬と引き替えに3年間の記憶を消された男が、陰謀に巻き込まれたことを知り、真実と失われた記憶を取り戻すため奔走する近未来SFサスペンス。「マイノリティ・リポート」の原作者フィリップ・K・ディックの短編小説をジョン・ウー監督が映画化。


評価★★☆☆☆

--------------------------------------------------------
[STORY]
近未来。非合法な研究開発に手を貸すフリーのハイテク・エンジニア、マイケルは企業と短期間の契約を結び、極秘プロジェクトに参加することで常に高い報酬(ペイチェック)を得ていた。ただし、契約により2週間を上限として、莫大な報酬の代償と秘密保持に、その開発期間の記憶を消去されるヤバイ橋を渡っている。
そんなある日、ビッグ・プロジェクトに携わった巨大ハイテク企業のオールコム社から9200万ドルの破格報酬を提示される。その代償は3年間の記憶。一生安楽に暮らせる報酬のために引き受けるが、契約終了後、記憶にない過去の自分は報酬を破棄しており、手元に残されたのは、ガラクタとしか思えない19個のばらばらなアイテムが入った封筒のみ。そして、示された誓約書には“報酬を辞退する代わりにこの紙袋を受け取る”という自分のサインが確かに入っていた。わけも分からぬうちにFBIに逮捕され、脱走した途端、今度は企業側から命を狙われるはめに……。

[IMPRESSION]ネタバレ注意!
ジョン・ウーと知らずに見ていたら、オープニングの監督名がジョンと出てきてビックリ。こんなに悪評の多い作品がジョンの作品とは知らなんだw
しかーし、悪評すぎて期待せずに見たのが良かったのか?脚本は悪くないように思うが?20個のアイテムを自分の未来とどう繋げていくか?とか過去の記憶を呼び起こすとかありきたりの方向性ではなく、過去の記憶の断片から未来を見ようとする前向き(?)なマイケルに私は感動したけどねぇ~。
さすがにアクションをメインにした作品ではないから、お決まりの『2丁拳銃乱射』シーンは無かったけど、やっぱりジョン・ウーらしく、拳銃を使ったシーンは多い。マイケルの頭の良さにも感服!意外と良かったように思うよ。まぁ、個人的に好きではないからユマ・サーマンはキャスティング・ミスとしておこう。