製作:マーティン・スコセッシ/ブラッド・ピット/ブラッド・グレイ/グレアム・キング
製作総指揮:G・マック・ブラウン/ダグ・デイヴィソン/クリスティン・ホーン/ロイ・リー/ジャンニ・ヌナリ
脚本:ウィリアム・モナハン
オリジナル脚本:アラン・マック/フェリックス・チョン
撮影:ミヒャエル・バルハウス
プロダクションデザイン:クリスティ・ズィー
衣装デザイン:サンディ・パウエル
編集:セルマ・スクーンメイカー
音楽:ハワード・ショア
出演:レオナルド・ディカプリオ/マット・デイモン/ジャック・ニコルソン/マーク・ウォールバーグ/マーティン・シーン/レイ・ウィンストン/ヴェラ・ファーミガ/アレック・ボールドウィン/アンソニー・アンダーソン他
大ヒット香港ノワール「インファナル・アフェア」をハリウッドの豪華スタッフ・キャストでリメイクした犯罪サスペンス。警察に潜入したマフィアの男と、マフィアに潜入した警察の男、そんな対照的な2人を待ち受ける皮肉な運命を、重厚かつリアリティあふれる演出でスリリングに描き出す。

評価★★★☆☆
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[STORY]
マサチューセッツ州ボストン。犯罪組織との繋がりを持つ自らの生い立ちと決別すべく警察官を志したディカプリオ演じるビリー・コスティガン。一方、マフィアのボス、コステロによって育てられ、スパイとなるべく警察に送り込まれたマット演じるコリン・サリバン。同じ警察学校に学んだ2人は、互いの存在を知らぬまま、共に優秀な成績で卒業する。やがて、コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ特別捜査班に抜擢され、コステロを標的とした捜査活動に加わる。一方ビリーは、その優秀さを買われ、マフィアを内部から突き崩すべくコステロのもとへ潜入するという極秘任務を命じられるのだった。こうして、それぞれに緊張の二重生活を送るビリーとコリンだったが、ついに警察、マフィア双方ともに内通者の存在をかぎつけ、いよいよ2人は窮地に追い込まれていく…
[IMPRESSION]
『インファナル・アフェア』の大ファンな私にとってこの映画は邪道とも思われた。が、いざ「確認の為」?鑑賞してみると、思ったよりもアメリカチックに仕上がってて、若干オリジナリティーも含ませてて十分楽しめた。前評判が信じられないくらい悪かったせいもある。実際、オリジナルと比べると、静かに流れる時間と敵対する二人の心の葛藤なんかが、ハリウッド映画では実現できていないように思うが、まぁ香港映画のオリジナル版と比べながら作品を見ると結構面白いと思う。キャスティングもありえないくらいのベテラン揃いで、オスカー狙いかと疑われるくらい(スコセッシ監督は、オスカーを狙ったつもりはないと言ってるけども?)。ジャック・ニコルソンは相変わらず極道で、マーティン・シーンはおじいちゃんになっちゃってたし、アレック・ボールドウィンは目を疑うくらいおデブさんになってるし、マーク・ウォールバーグは髪型オカシイし・・・。
楽しめるポイントとしては、ココから⇒ネタバレ注意!
①ディカプリオ演じるビリーが、まだマフィアに潜入しきってないうちからネズミ扱いされる点(笑)。
②オリジナル版と違い、ディカプリオと警察に潜入しているマットが一人の女に惹かれていく。
③ジャック・ニコルソンがネズミ(動物)の真似をするのが、妙にリアル。
④マーク・ウォールバーグ演じるディグナムはオリジナル版では存在しないように思うが、これは2作目を見据えたキャスティングなのか??