製作:マイケル・バーンズ[製作]/マーク・バタン/マイケル・オホーヴェン/マイケル・パセオネック
製作総指揮:スコット・バーンスタイン/エバーハード・ケイサー/エリック・コペロフ/マルコ・メーリッツ
脚本:ダグ・ユング
撮影:ファン・ルイス・アンシア
音楽:クリストフ・ベック
出演:エドワード・バーンズ/レイチェル・ワイズ/アンディ・ガルシア/ダスティン・ホフマン/ポール・ジアマッティ他
大金を巡って巧妙な駆け引きや騙し合いが展開される痛快クライム・サスペンス。

評価★★★☆☆
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[STORY]
ストーリーは、窮地に追い込まれたジェイクが。大男の黒人から後頭部に銃を突きつけられ、懺悔を強要されている所から始まる―。
ある日、ジェイクは仲間のゴドー、マイルズ、アルと共にライオネルという男を巧みに騙し、賄賂で巻き込んだ警官も使い、金をせしめた。しかし喜びも束の間、アルが死体で発見される。ライオネルから奪った金は暗黒街を牛耳る大物、キングの物だったのだ。ジェイクは自らキングのもとに出向き商談を持ちかけた。それは、彼らがかすめ取った金額を上回る巨額の詐欺プランを実行することで手打ちにしようというものだった。話に乗ったキングは銀行家モーガン・プライス相手に500万ドルという大金の詐欺を実行するよう命じ、見張り役として手下のルーパスを送り込むのだった。断ることのできないジェイクは、アルの代わりに女スリのリリーをスカウトし綿密なプランを立て始めた。だが、彼らが実行に移し始めたまさにその時、ジェイクを追ってFBI捜査官ビュターンがLAに現れた。彼はジェイクとつるむ警官2人を脅して、ジェイク逮捕の計画を練る。しかし、計画を中止することはできないジェイク。果たして最後に笑うのは誰…?
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
ちょっと寝てしまいました(最初の方)。サスペンスと聞いていたからもっとテンポも速いのかと思いきや、割と今までに見ないスローテンポなナレーション付き幕開けで拍子抜け(笑)。
詐欺をとりあげた作品としてはかなりの種類が出ているけども、なんでしょうか。結局はジェイクが頭良かった事を終始見せ付けられちゃった感じ?いや、それはそれでいいんだけど、実際にこれだけの事をやってのける詐欺師がいるのだろうか?と、あまりに現実離れしてしまっていて、見た後は『ふ~~~~ん・・・』って印象ですな。
ちょっと気になったのは、アンディ・ガルシアが最初わからないほど、ジジ臭かった所。でも、やっぱりアンディはかっちょいいですね。ダスティンは相変わらず鼻がデカかった(ちっちゃくなるものでも無いが)。あんまり話題にならなかった割には、アカデミー賞を取る面子がぞろぞろ出ているところが面白い。助演クラスばっかだけどね。