裏切り者 ~01(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督・共同脚本:ジェームズ・グレイ
共同脚本/共同製作:マット・リーヴズ
出演:マーク・ウォルバーグ、ホアキン・フェニックス、シャーリーズ・セロン、ジェームズ・カーン他

実際の汚職事件に材をとった一級の社会派サスペンス。
2000年のカンヌ国際映画祭に出品された本作は、ジェームズ・グレイの長編2作目となる。

評価★★★☆☆

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[STORY]
犯罪と繁栄の大都会ニューヨーク、クイーンズ区。仲間をかばい車の窃盗で服役していたレオが、刑期を終えて帰ってきた。厳しい保護監察下だが、女手ひとつで育ててくれた病弱な母ヴァルにこれ以上心配を掛けまいと、人生をやり直す決心をしていた。レオは長年の友人ウィリーと彼の恋人でキティの娘でもある従妹のエリカとも再会を喜びあった。叔父フランクはニューヨークの地下鉄修理などを請け負う大手、エレクトリック・レール社を経営していた。フランクの下で働くウィリーは、かなり羽振りがいいようだ。レオはフランクに、ウィリーと同じ仕事がしたいと相談する。

早速ウィリーは、地下鉄工事の入札が行われる区庁舎にレオを連れて行く。だがそこは陰謀、賄賂、裏工作が横行する、文字通り大都市の地下に蠢く暗部であった。エレクトリック・レール社のライバルは、ウェルテック社。ウィリーの仕事とは、グラナダたちに金を掴ませ入札を確保すること。

ある晩、レオはウィリーに誘われサニーサイド操車場へと向かった。チンピラ仲間のレイモンドたちとウェルテック社が修理した車両をいじり、信用を落とすのだ。ウィリーはいつも通り操車場のゴルウィッツ主任に“贈り物”をちらつかせ、工作を見逃してくれるよう頼むが、彼はウェルテック社に寝返っていた。計算外の事態に動揺したウィリーは、持っていたナイフで誤って主任を刺してしまう。一方、見張り役のレオは、警報で駆けつけたリフキン巡査を殴打してしまう。気を失った巡査を残して逃げるレオ。ただ“有益な”人間になりたかったレオの歯車が、少しずつずれていく…。

[IMPRESSION]
なんとスローな作品ではあったが、まあまあかな?特別辛いってわけでもなかった。次第に友情や信頼や愛情が崩れ、揺れ動く心の変化が手にとってわかるほど、痛く切なく感じられた。結局のところ、一族の絆がさらに深まったって結末ではあったけど、終わりは悪くなかったかな♪